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【おすすめ】メタバース 完全初心者への徹底解説。意味、何ができるか、関連銘柄【ビジネス書の感想・要約ブログ】

この記事は3分で読めます。📚 2022/1更新

今回の記事も自身のアウトプットという目的でのnoteです。

新入社員時から180冊読んできた中から、メモをぱらぱら見返しながら書籍の紹介記事を書いてまいります。最近も読書が増えています。

本日は最近KindleLimitedで無料だったので読んだ「メタバース 完全初心者への徹底解説」です。最近の流行言葉についてしっかり解説してくれており、まさにメタバース入門と言える電子書籍でした。

<こんな人におすすめ>
・メタバースを聞いたことがない人
・メタバースとは何か?意味を知らない人
・メタバースの事例を色々知りたい人
⇒事例を交えながらメタバースとは?を説いています。

個人的評価:☆☆☆☆☆

本書では、メタバースの具体事例を1つ1つ解説しながら、多種多様なメタバースの形態を読者の方がご理解できるように努めました。
メタバースは、ただのバズワードではなく、今後大きく世界を変える可能性を持った技術だと思います。いま何が起こっているのか、そして今後どのようなことが起こりそうなのか、本書で概要をつかんで頂くことができれば、筆者として本望です。

2022/1時点でAmazon Kindle Unlimitedで無料閲覧できます。

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1.まとめ

メタバース(meta+universe)、VR(Virtual Reality)、AR(Augmented Reality)と流行り言葉が多々ありますが、その中でもメタバースの言葉が示しているのは「人間のクラス現実世界を超えた(meta)世界(universe)という想い」である。その実際は仮想キャラクター(アバター)で仮想世界の中で過ごしたり創造・交流したりすることができるものです。

メタバースの7つのコア属性は以下(投資家マシューポール)です。

1持続的である
2同時的、ライブ的である
3接続ユーザー数が無制限であり、すべてのユーザーに”存在感”を与える
4十分に機能的な経済である
5広がりがある(デジタルとフィジカル、プライベートとパブリック、等)
6相互運用性を提供する
7ものすごく様々な貢献者らにより創造・運営される

2.全体の感想

メタバース(meta+universe)、VR(Virtual Reality)、AR(Augmented Reality)と流行り言葉が多々ありますが、その中でもメタバースの言葉が示しているのは「人間のクラス現実世界を超えた(meta)世界(universe)という想い」である。その実際は仮想キャラクター(アバター)で仮想世界の中で過ごしたり創造・交流したりすることができるものです。

書籍の中で共感できたのは、意味が重複する言葉がある中であえて”メタバース”という言葉を使うのは耳慣れていない言葉を使いたいという狙いがあるのではないか、という点です。新しいビジネスのにおいを醸し出してビジネスチャンスを作り出していく動きがあるのだと腑に落ちました。

本書ではメタバースの事例を「コミュニケーション」「ゲーム」「ブロックチェーン」などの分野で合計10以上も紹介しています。
この記事ではいくつかピックアップしたものしか紹介しませんが、本書で事例を見てみるとより理解が深まるかと思います。

※昔に流行ったメイプルストーリーやドラクエⅩのようなRPGゲームも広義なメタバースに含まれると個人的には思います。一方、筆者が述べるようにVRヘッドセットでプレイするという意味では、マインクラフト等のほうが狭義なメタバースと考えることもできそうです。

3.メタバースの代表事例(コミュニケーション、ゲーム、ブロックチェーン)

<コミュニケーション>
・Facebook(社名をMetaへ変更する)
VRヘッドセットを使って仮想世界でミーティングをできる(Horizon Workrooms)

・Microsoft Mesh for Teams
Teams上の会議にアバターとして参加できるようになる。多言語翻訳を同時に行う形でのコミュニケーションが実現される。

<ゲーム>
・マインクラフト
ブロックでできたものを配置して、街や自然をつくりサバイバルを楽しめるゲーム。2011年に発売以降、世界で最も売れたゲームとなっていたのは驚きです。

マインクラフトマーケットプレイスで、見た目やテクスチャなどの様々なアイテムを購入できるとのこと。

UGC(User Generated Contents)でユーザーが作成したコンテンツで稼げるようになるということは夢が広がります。すでに一部の人は販売金額で莫大な利益を得ていることでしょう。

<ブロックチェーン>
【関連ワード】
ブロックチェーン:暗号化した情報が次々に連鎖した仕組み。1つ1つのブロックを改竄しても他ブロックとの連携により情報の矛盾を生じさせない。

NFT(Non Fungible Token):デジタルコンテンツに対して取引履歴を帆書するデジタル技術のこと。

・The Sandbox
イーサリアム・ブロックチェーン技術を基盤にしたNFTゲーム。自然物や資源物、生命体、樹怪物、など複雑な要素を組み立て世界を構築する。

こちらもマーケットプレイスでアバターやアイテムを交換することができる(現金への交換も可能)

4.メタバース関連銘柄

本書を見る限り、言うまでもなく以下の銘柄はメタバース関連とみて差し支えないかと思います。

・MSFT:マイクロソフト
・FB :Meta Platforms
・グリー(株)
・任天堂(株)
・テンセント・ミュージック・エンターテイメント・グループ

5.まとめ(再掲)

メタバース(meta+universe)、VR(Virtual Reality)、AR(Augmented Reality)と流行り言葉が多々ありますが、その中でもメタバースの言葉が示しているのは「人間のクラス現実世界を超えた(meta)世界(universe)という想い」である。その実際は仮想キャラクター(アバター)で仮想世界の中で過ごしたり創造・交流したりすることができるものです。

<メタバースの7つのコア属性>

1持続的である
2同時的、ライブ的である
3接続ユーザー数が無制限であり、すべてのユーザーに”存在感”を与える
4十分に機能的な経済である
5広がりがある(デジタルとフィジカル、プライベートとパブリック、等)
6相互運用性を提供する
7ものすごく様々な貢献者らにより創造・運営される

かなり抜粋しましたが、本書ではメタバースの事例を「コミュニケーション」「ゲーム」「ブロックチェーン」などの分野で合計10以上も紹介しています。理解を深めるためにもぜひご覧になってください。

Amazon Kindle Unlimitedで無料で閲覧できます。

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以上


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