工作舎の本ってどんな人に読まれているんだろう。どんな役に立っているんだろう。そこで、さまざまな分野の表現者や研究者の方に「あなたのお仕事と工作舎の本の関係について書いてください!…
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#社会学
社会学研究者 村瀬泰菜さんが読む『女性を弄ぶ博物学』──わたしの仕事と工作舎の本#5
村瀬泰菜さんは、チェコの生殖技術とそれをめぐる政治や制度について
歴史社会学や科学技術社会論の視座から研究しています。
刺激を受けた本として、ロンダ・シービンガーの一連の著作や
キャロリン・マーチャント『自然の死』(品切)など、
科学知とジェンダーをテーマにした工作舎の本を挙げて下さいました。
今回は、シービンガー『女性を弄ぶ博物学』をひもときながら
性と生殖の問題に取り組む村瀬さんの仕事について
社会学者 松村一志さんが読む『英国心霊主義の抬頭』──わたしの仕事と工作舎の本#3
工作舎の本って、どんな人に読まれているんだろう。
どんな役に立っているんだろう。
「わたしの仕事と工作舎の本」第3回の寄稿者は
社会学/科学論 研究者の松村一志さんです。
松村さんの著書『エビデンスの社会学』(青土社刊)は
英国の名探偵シャーロック・ホームズの作家コナン・ドイルが関わった
ある事件の紹介から始まります。
私たちが判断の拠りどころとする確からしさや科学的証拠とは何か?
その概念がどの