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旅するプロ資格マニア

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プロ資格マニア(ライター、セミナー講師、コンサルタント)の河野陽炎は、よく旅をします。願書提出のため、受験のため、ホテルにこもって勉強するため、と理由はさまざま。資格マニアの皆さ… もっと読む
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#コンサルティング

仕事の速度を1.5倍にするとたくさんの「いいこと」が起こる

私は1か月のうち5日~10日ほど通院していた時期が長く、決められた一定の時間に働くスタイルの仕事に就くことが難しかったので、フリーランスの道を選びました。その当時は「事実をできるだけ正確に、分かりやすく伝えるための文章を書くこと」が、自分に向いていると考え、フリーライターとしての活動を始めました。 時間や場所に縛られない働き方を選んだとはいえ、月に10日も通院の必要があると、仕事のために使える時間は限られます。生活できるだけの収入を得るには、仕事の単価やスピードを上げるしか

私は豊かなる空洞であり続けたい

私のライターとしての実績が7年以上になったころから、情報伝達のための記事だけでなく、コラムニストとして自分の意見や個性を出した記事の執筆も求められるようになりました。 このことを喜びと感じる人も多いでしょう。文筆業で成功したいなら、そうあったほうが好ましいのかもしれません。ただ私は、仕事で自分の個性を出すことを「しんどい」と感じてしまいました。 個性を出さなくてもよい仕事に出会えて介護が終わり自由に活動できるようになった私には、インタビュー取材の依頼も増えていました。 「

植物や風景の写真を撮る練習もしてきました

ここ2週間ほど、いろいろな写真を撮る練習をしています。先日は市内の川沿いの道を歩いて風景写真を、昨日はなんばパークスのパークスガーデンで草花の写真を撮影していました。 私は写真を撮ること自体は好きだけど、機材も大したものではないし、 「こういう撮影の仕方をすればこうなる」 という理屈がわかっていません。 そのため、結婚式や七五三など、撮影に失敗すれば取り返しがつかなくなるような場面の撮影を仮に頼まれても、お断りすることと思います。 それでも、何かのイベントの記録写真や、取

月収が3万円増えたらどうする? 5万円だったら?

もとはライター、コピーライターだった私にとって、月収を3万円ふやすことは、それだけ多くの時間と労力をかけて働かなければならない、というイメージがありました。また、自営業者にとって、毎月の売上が増えることは、必要経費や税金も多くかかることになるので、そのあたりも考慮しなければなりません。 それでも、月収が3万円や5万円増える、しかも継続的に増えるとなると、嬉しいことには違いがありません。私だったら次のようなことに使います。 服やバッグを買うとか、ロボット掃除機を買うという発

ファイナンシャルプランナーや士業の方からのご相談で多いパターン【コンサルタント日記】

ファイナンシャルプランナーや士業の方から、集客のご相談を受けることがあります。実際にお金の相談業務や保険販売などを行っている人から、次のようなご相談を受けてきました。 さて、ファイナンシャルプランナーや士業の方など、専門性の高い業務に携わっている方が、集客の問題にぶち当たる理由として、ある共通点を見つけることができます。 私にご相談くださる方によって、悩みの表現方法や細かいシチュエーションは異なるのですが、上記の3つのうちいずれかのパターンにつながる悩みが多いです。 だ

自分のコンサルティングをしてみよう 資格試験受験の場合

プロ資格マニアの私は、大人の資格試験受験やお子さんの受験勉強について、ご相談を受けています。 事業や集客のコンサルティングとは違い、資格試験受験のご相談では、事前確認をしたほうがいいことがあるので、その点から紹介します。 事前に確認したほうがいいことまずは「何のためにこの資格を取るのか?」をはっきりさせましょう。言い換えれば「試験が終わったらどうなっていたいのか?」ということです。 仕事で必要だったり、次の資格を目指すためのステップであったり、明確に「この資格を選んだ理由

自分のコンサルティングをしてみよう ハンドメイド作家さんの場合

ハンドメイド作家さんが活躍できる場が広がっていますね。 私は、ハンドメイド作家さんから、作品や作品作りのノウハウを収益につなげていく方法、今後の方針、ブランディングなどの相談に乗ることがあります。 ハンドメイド作家さんは「好きだから仕事にしたい」「好きだから収益につなげたい」という考え方で、事業をスタートされることも多いですね。 とはいえ、いったん「仕事」「事業」として考え始めると、そこには「引き受けた仕事は履行する義務」「帳簿をつけたり納税したりする義務」も発生します。

「いかに買わせるか」より「いかに(心を)合わせるか」

このところ、8時間の企業研修を依頼され、マーケティングの基礎知識を社員の皆様にお伝えする授業を、立て続けに行っていました。 マーケティングというと「どうやれば商品は売れるか?」を考えるイメージが強いようです。ただ、私の考えるマーケティングには「欲しくない人にはあえて売らない」ことや「買ってもらえば終わりではなく、ご満足いただけているかを確かめること」も含まれます。 研修でも話したことがありますが、私は自分から 「ライター、コピーライターになりたい!」 「セミナーを開きたい

高い報酬、高い時給を実現できることの尊さ、それまでの努力の大変さ

私は今、コピーライターや編集者、コンサルタントとしての仕事をしています。報酬を1時間あたりの金額になおせば3000円、4000円になることもあります。 今日(2021年12月31日)も、早朝に1時間ほど、そして追加で30分ほどお仕事をして、5000円ほどの売上を上げることができました。 でも私は、駆け出しのライターの頃から、今のような高い時給を実現できたわけではなく、自分なりに工夫を重ねてきました。 たとえば次のようなことです。 ・1時間あたりにこなす作業量を増やす ・

「食べていけるコンサルタント」になるには

2020年から、執筆だけでなくコンサルタントとしての活動にも力を入れてきました。そして2021年はコンサルタントとしての収入が執筆活動の収入を上回る状態に変わった年となりました。 コンサルタントとして活動し始めた当初は「ライターになりたい」「Webサイトの集客力を向上させたい」というご要望に、単発で応じることがほとんどで、継続してのコンサルティングは想定していませんでした。それでも、お客様の側から「継続して相談に乗って欲しい」というご要望が増えたため、どのような方法があるの

2022年1月から新しいことを始めたい人のために【12月25日まで】

「2022年1月1日から、気持ちよく新しいビジネスを始めたい!」と考える人のための、コンサルティングサービスをご提供します。 師走のあわただしい雰囲気の中で、1人でもくもくと準備を進めるのは、時間的にも精神的にも大変です。 そこで、チャットワークやZOOMなどを利用して、下記のご相談をお受けします。 コンサルティングの内容 ・事業計画づくり 想定する顧客層、そして提供する商品やサービスの内容について、深く考えていただきます。 ・集客戦略で優先すべきことの決定 人脈を使う

Webサイト改善に加えてチラシ改善のご相談が増えてきました

寒さが厳しくなり、年末年始の過ごし方や、受験の話題が増える季節となりました。私のもとにも、年末年始に向けたウェブサイト改善のご相談に加え、チラシ改善のご相談が届くことが増えました。 チラシに関して、私が感じている昨今の動きを、メモしておきます。 見かけがよいチラシより、中身があるチラシかっこいいイメージ写真や、目立つフォントを使った「見栄えだけが良いチラシ」よりも、中身を意識したチラシが増えてきました。 「どんな人に向けたチラシか」「どんな悩みが解決できるのか」をわかり

報酬を前払いしてもらえる仕事 プロ資格マニアの仕事

私はライターを続けてきたので、報酬は後払いのことが多かった。今は下請法があるので、初稿納品から60日以内に支払ってもらえることがほとんどだけど、過去には半年くらい支払いを伸ばされたこともある。 しかし、このところ「報酬は前払いします」といってくれるクライアントによく出会う。それはどのような場合か、ご紹介する。 Webサイト改善のご相談個人事業主や、あまり大規模でない企業様のWebサイト改善に関するご相談が増えている。そして、経営者の方が、自分自身の判断のみでお金を動かせる

「急ぎで自社サイトの体裁を整えなければならない」というご相談には

ライター、コンサルタントの私ですが、 「急ぎでコーポレートサイトの体裁を整えなければならない」 というご相談をいただいたことがあります。 どうすれば、そのような事態になるのか不思議でしたが、たとえば次のようなケースがあります。 ・法人成りをしたばかりで、本来業務が忙しく、会社としてのサイトを制作している暇がない ・ホットペッパーやエキテンのようなサイトでは情報公開していたので、自社サイトはもっていなかったが、補助金や助成金の申請の際に自社サイトがあったほうがいい。そして補