自分のコンサルティングをしてみよう 資格試験受験の場合
プロ資格マニアの私は、大人の資格試験受験やお子さんの受験勉強について、ご相談を受けています。
事業や集客のコンサルティングとは違い、資格試験受験のご相談では、事前確認をしたほうがいいことがあるので、その点から紹介します。
事前に確認したほうがいいこと
まずは「何のためにこの資格を取るのか?」をはっきりさせましょう。言い換えれば「試験が終わったらどうなっていたいのか?」ということです。
仕事で必要だったり、次の資格を目指すためのステップであったり、明確に「この資格を選んだ理由」がある場合はかなり安心です。
いっぽうで「自信をつけたいから」「人生を変えたいから」のような場合は「本当にこの資格がベストな選択なのか?」から、考えるほうがいいでしょう。
また、「仕事で知識や資格が必要だから」「自信をつけたいから」の場合は、一夜漬けで試験に臨み、仮に合格したとしても、本当の目的が果たせないこともあります。このような場合は、一夜漬けではなく、ある程度時間を取って、理解を深める勉強法を選びましょう。
以上のように「何のために」資格を取るのかをはっきりさせるだけで、今後の流れが見えやすくなります。
続いて、「勉強を諦めなければならないときが来るとしたら、どんなときか?」を考えておきましょう。社会人の時間は有限であり、仕事や家庭での責任もあります。資格試験は中断しても再開ができますが、「その時、その場で」対応しなければならない事態も、人生にはあるものです。
「この事態なら許容できるが、こうなったら勉強を諦めたり、受験の時期をずらしたりすることを考えよう」と、目安を決めておきましょう。
ゴールの具体的な形を確認する
「資格試験合格」というゴールは決まっているのですが、合格にはどのような条件があるか確かめましょう。
自分の現在地を把握する
試験日に向けて、どのような勉強や準備が必要かを検討するため、まずは「過去に出題された問題を入手し、1~2回分を解いてみる」ことをお勧めします。
解いてみると、自分の理解度がどのくらいか、合格まで独学で進めていけそうか、それとも資格スクールにお世話になったほうがいいか、などがわかります。
もしも、資格スクールや通信教育などにお世話になるといったん決めたら、自分であれこれ考えず、資格スクールの方針を受け入れて勉強するのがいいでしょう。
「自分でなんとかがんばって勉強する」と決めた人は、次のことを考えてください。
合格までに必要なことをすべて書きだす
まだ取り組んだこともない勉強の内容を、すべて書き出すの難しいので、資格スクールのパンフレットや、参考書の目次などを活用しましょう。
勉強以外にも、試験当日に持参する筆記具や写真の準備、受験地によってはホテルの予約、家族への配慮、その他必要なことがあります。できるだけ多く書き出しましょう。
そして、「いつまでに何をするか?」を考え、日付を入れていきます。
ただし、勉強に関しては重要な注意点があります。
たとえば、テキストを10ページ、3日間で読み進めるような場合、次のように考えてはだめです。
人間は「忘れるようにできている」生き物なので、前日にやったところを復習しなければ、忘れてしまいます。どちらかというと下記のほうがいいでしょう。
ここまで準備ができたら、勉強を進めていきましょう。
勉強を進めながら気を付けること
毎日勉強した内容と、自分が感じたことは、日記や手帳に書き込んでおきましょう。私は大きめの手帳を用意し、勉強した時間と、できた点・できなかった点、その他気づいたことを簡単ですが書き残しています。
初めに立てた予定の通りに進まなかった場合は、次のどの理由なのかを検討して、予定を見直す場合もあります。
以上のように、ご相談者様が勉強に集中できる流れを作るのが、プロ資格マニアの私の仕事です。
とはいえ、ここに書ききれなかったこともあります。お1人で考えていると、どこかで限界が出てきます。また、見落とし、思い込みなどもあるかもしれません。
そのようなとき、コンサルタントをはじめとする伴走者の存在が大きくなります。
まずは、ご自身であなた自身のコンサルティングをしてみてください。
「悩みを言葉にできない」
「たったこれだけしか、解決策が見つからない」
というときには、ご相談くださいね。
河野陽炎のコンサルティング
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