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実は意外にも苦労人だったケンタッキーのカーネル・サンダースおじさん

ケンタッキーの創業者であるカーネル・サンダースの伝記を大変、面白く読まさせていただきました。製法に、圧力釜を使って、油で揚げたのが、コンビニで売っているフライドチキンとの最大の味の差を生んでいるわけです。その製法を考えたのが、カーネル・サンダースおじさんだったわけです。

本書を読んで、もともと私もケンタッキーファンだったわけですが、ますますファンになりました。もし、私が日常的に行く、ケンタッキーの店舗の味がカーネル・サンダースおじさんのものと、すごく違っていたら、どうしようと客ながらも思ったりしました。持ち帰り式(テイクアウト)で、家でケンタッキーを食べている僕のことをカーネル・サンダースおじさんは、どのような気持ちで見ているのでしょうか。

理想をもっとも忠実に受け継いでくれる、日本のケンタッキー・フライドチキンを一番気に入っている

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とカーネル・サンダースおじさんは、打ち明けていたそうです。ケンタッキーって、「ほっともっと」とかの唐揚げと違って、ご飯は「なし」で、動物性タンパク質を摂取することができるから、僕みたいに、糖尿病を警戒して、日常の食生活を送らざるを得ない人にも、好適な、栄養価豊富なファーストフードだと思います。カーネル・サンダースおじさんは、温厚そうなおじさんなのに、そんな毒舌な人とは思いませんでした。やっぱ、本って、読んでみるもんですよね。私が、いつも頼むのは、オリジナルチキン2ピースとコールスローのMサイズなのですが、カーネル・サンダースおじさんは、どう思ってるのだろうか。ちょっと違うなと思ってるのかもしれませんよね。食べてるチキン取り上げられたかもしれません。なんせ本書の評伝によるとカーネル・サンダースおじさんは、「頑固で変わったオヤジ」ですからね。学歴がなくても、若いころ職を何回もクビになりながら、職業を転々としても、チャンスはあるということですよね。信じられないですよね。宗教的感情から、寄付に熱心だったというカーネル・サンダースおじさん・・・。今の、アメリカや中国の拝金主義の人に聞かせてあげたい人物ですよね。アメリカなんかでも、野球の大リーグで、高額年俸をもらっている人は、半分は、税金で取られて、残りの3分の1から4分の1を寄付にまわす(「ドネーション」と呼ぶらしい)のが慣例となっているようですが、もらい過ぎ、拝金主義という見方もできますよね。カーネル・サンダースおじさんが、日本に来日したとき、日本のスタッフ数人とチキンを作ったらしいんですけど、カーネル・サンダースおじさんが作ったチキンが一番ふっくらでおいしそうにできあがっていたというんですね。条件はすべて同じなのにですよ。「頑固で変わったオヤジ」と本書で言われているカーネル・サンダースおじさんが、考えたオリジナルチキン。それを動物性タンパク質をヘルシーに摂取できるし、スパイスもおいしいと思いながら、食べている僕。アメリカの南部なまりが強くて英語が聞き取りづらかったというカーネル・サンダースおじさんと、しゃべって見たかったですね。ケンタッキーでは、チキンフィレサンドも、大好きなのですが、糖質が多いので、最近は、食べていません。オリジナルチキン2ピースで、時間が経てば、十分、お腹がいっぱいになります。あと、鶏肉の消化を速めるため、キャベツのコールスローをいっしょに食べるわけです。キャベツには、キャベジンという消化を促進する酵素が含まれています。チキンの油をキャベツのコールスローのすっぱさで、食べやすくする狙いもあります。本書を読むと、ケンタッキーのチキンを見る目が変わってきますね。不運と幸運という運が重なって、世界的なファーストフードとなったケンタッキー。これからも、変わらない味で、世界各地で、ヘルシーなタンパク質供給源となってくれるでしょう。カーネル・サンダースおじさんは、65歳から成功したというのが、すごいですよね。90歳まで働いたというのですからね。亡くなる直前も毒舌を忘れなかったというカーネル・サンダースおじさん。日頃、本を読む習慣を持っていない人にも、読んでもらいたい本です。何回、読んでも、元気がもらえる実話です。

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