キリマンジャロへ登山経験0の僕が、標高5895mでバトミントンをした話:概要編
こんにちは!山田廣輝です。
キリマンジャロに登って生還した話をします。
結論から言うと、5,985mの山を登り切りました。
約6,000m級の山。どんな装備をしていけばいいのか、登山をそもそもやったことない僕にはわからないことだらけ。
行ってみたい!けど何をどう手配すればいいかもわからない。そんな方に向けて少しでも情報発信になればというのと、自分自身の備忘録として書いていきます。
そう思ったのも、久々にアフリカにいた時の写真を眺めて、日本と比べてスケールの違った自然を感じられる大地が懐かしく感じました。
そこで今回はアフリカを感じてきた中でかなり上位を占める経験、キリマンジャロ登頂について、僕の体験から情報発信できればと思いnoteに綴ります。いかんせん、アフリカの情報を日本から取ることは結構難しいので少しでもお役に立てればと思い書いていきます。
◆キリマンジャロとは
コーヒーで名が通っているので知ってる方も多いかもしれません。アフリカのタンザニアという国にそびえ立つアフリカで一番高い山です。
ちなみに名前の意味は、現地語のスワヒリ語で「白く輝く山」という意味になるようです。
標高5,895mでアフリカで一番高い山。
3つの峰々からなりたっていて、一番高いのがキボ峰。ここに登ります。
約6000m級の山でありながら、初心者でも挑戦しやすい山として知られています。
◆登りたい理由
一番高いところに登ったという達成感、優越感に浸りたい。
そして、登った際に「バドミントン」をやること。高地では空気が薄く、空気抵抗が弱くなるため、シャトルが普通よりよく飛びます。約6000mの場所でシャトルを打ったらどうなるのか、実験をしてみたい。
そもそも、キリマンジャロの頂上でバドミントンやった人はいなのでは?そしたら世界初かもしれない!
というモチベーションで決めました。案の定頂上では同じようにバドミントン道具を持ってきている人は一人もいません。
はてさて、結果は最後の方に書きます。乞うご期待!
◆登山ルート
ど素人の僕でも登れたように、ルートがいくつかあります。そのルート次第で難易度も変わっていくようです。
マラング
マチャメ☆
レモショ
ロンガイ
ウンブウェ
5つあるうちの「マチャメルート」で出発進行。
マラングルートは山小屋があるので大体の人はこのルートを選択するようで、マラング、またはマチャメルートが初心者には良い行程なんだとか。
マチャメルートはテント泊なので、テントに寝袋で寝泊まりします。
◆予算
装備が全くと言っていいほどない僕は、ほぼ全てのギアをレンタルしました。レンタル用品も品揃え豊富で極端な話、手ぶらで行けちゃいます。
レンタルしたものは以下のもの。トータルで約500ドルで日本円にすると50,000円より少し高い感じ。
・登山靴
・デイバッグ30L
・寝袋
・マット
・水筒
・防寒着(雪ようにスキーウエアみたいなものもあります)
◆ツアー代
知り合いから教えてもらった現地のツアー会社に連絡してツアーを組みました。そのツアー代は全部で1400ドル位、日本円で14~15万程度。
内訳は以下でした。
・入山料 記憶では約860ドルだった気がする
・救助費
・キャンプ代
・クルー費
・食費
・宿代
・空港ピックアップ
諸々含まれています。一から自分でというよりか、ツアー料金に全てが含まれているので、やることはお金を用意すること、以上です。もちろんピンキリでツアー会社もたくさんあるので、中身をチェックすると、何にお金が掛かっているのかなどの違いを知ることができます。僕はこのプランでとても充実していました。
その他ポーターさんや共に旅をするガイドに払うチップ文化がありますが、こちらは相場はなく、自分たちで決めることが出来ます。僕は友人2人でのぼり、ガイドやクルー総勢12名ほどで、チップはバッグや食料などを運んでくれるクルーたちの稼ぎになります。僕たちは1人250ドルをチップとして、共に旅をしたポーターさんたちに渡しました。友達はもっと少なかったと言っていましたが、それは交渉と気持ち次第です。
ツアー代、レンタル品、チップを合わせると約20万円。僕はエチオピアに住んでいたので航空券は日本よりは安い、往復で7〜8万位だった記憶なのでトータル30万円ほどかかってキリマンジャロ登山ツアーを終えています。
金額にすると結構ですが、日本から行くとなると航空券も高いので1.5~2倍の値段になると思ったらかなりいい方。
そしてアフリカの一番高いところからの景色は格別。
その道中も共有しながら情報発信していきます。
次は初日の道のりについて書いていきます。
ではまた!
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