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エリート街道に絶望して、 「自分らしく生きる」を具体的に考えてみた。 

世の中、特に日本では、周りと同じであることが正とされて、自己主張が強いと変な人扱いされたり、いかに優れていても欠点が少しでもあると叩かれたりする文化が強いと思う。

子どもの頃は、周りにいくら迷惑をかけても気にせず、やりたいことやってはしゃいでいた人は多いんじゃないかな?
年を重ねるにつれて、自分の言動が否定される経験が積み重なり、いつの間にか自分の本心と向き合うのを辞めて、周りと同じそつない選択をして、「子どもの頃は、悩み少なくてよかったよなー」ってぼやいたりしていないかな?

僕も、数年前までそうだった。
週末を楽しみに平日は自分を押し殺して乗り越えて、週末になったら酒におぼれて世の中の愚痴を吐きまくる、自分のこれまでの経歴、今の肩書きを自慢して承認欲求を満たす、くだらない社会人だった。

僕の28年の人生で学んだことを約14,000字でまとめたので、皆様の人生の選択のヒントになれば幸いだ。
「時間がない!」と言う方は、以下の1分の動画だけでも是非、見ていただきたい。

@kouki33fitness

最強に浮き沈みの激しい僕の人生をハイライト1分でまとめました。 少しでも多くの方に勇気を届けられると嬉しいです。 #筋トレで人生は変わる #鬱 #人生は素晴らしい #人生はオセロ #劇的ビフォーアフター

♬ way back home cover DJ銀太 - DJ GINTA【Repezen Foxx】


エリート街道を歩めば幸せだと思っていた。

恐縮だけど社会人1年目まで、世間的に言われる「いい大学、いい会社」というエリート街道を歩んできた自信がある。

大阪で偏差値70の進学校に行き、大阪大学へ入学。
部活動でも成績を残して新聞取材されて、大学院入試も1位で合格。
そして、就活ではTBSテレビへ内定し入社。

誰がどう見ても、文武両道を全うしてエリート街道を歩んだと言ってもらえる経歴だ。

それでも「自分は幸せだ!」と感じることができなかった。

「あんなに勉強も部活も頑張ってきたのに…」この感情をどこにぶつけたらいいのかわからず、お酒に逃げて、鬱になり半年休職。
それから周りに支えられ、復職、副業、独立、起業と歩んできた。

そんな僕の人生の経験を交えて、
・「幸せに自分らしく生きる」ってどういうことか。
・そのために何をしたらいいのか。
・今後、坂田自身は何をしていくのか
について、話そうと思う。

「自分らしく生きる」ってなんだろう?

最近、「自分らしく生きよう!」「ありのままの自分を受け入れよう」「自分の可能性を信じよう」という文脈のフレーズが流行っているが、
なんとなく素敵なフレーズだし、共感する人は多いはず。

でも、具体的にどういう生き方か?って質問されて答えられる人も少ないと思う。

僕の中では、「自由に夢中に生きること」と考えている。
いわゆる、子どもの生き方がまさにそうで、「やりたいことは絶対になんでもやる、疲れたらスヤスヤ寝る。」これが、自分らしく生きるってことだ。

「もっとぶち上げよう!」と無理に意識を高く生きようとする、意識高い系の言葉ではない。モチベーションは無理して出すものではなく、勝手に湧き出てくるものだからだ。

「現状のままでも素晴らしいんだよ」って現状維持を肯定する言葉でもない。仮に現状が理想だとしても、時間が経過したり、環境が変わったりすると、理想の現状は変わるからだ。

誰かが決めた評価軸に従うわけではなく、「情熱が溢れ出た時に勝手に夢中に体が動く、それ以外はゆるく生きる」これが「自分らしく生きる」だと思う。

僕の名前は、坂田「航」樹で、「大海原に飛び出してほしい」という想いで親がつけてくれた。人生はまさに大航海で、波に揺られながらも、風が吹いてきた時に帆をはって、ぐーんっと一気に進む。それが「自分らしく生きる」だと思う。

ここから僕の人生を振り返りながら、どう考えが変わっていったのか、一緒に考えてもらえると幸いだ。

いじめにより、心に蓋をしてしまった幼少期

小学生の頃

兄が2人いて、ポケモン・スマブラ・モンハンなどのテレビゲームや、遊戯王・デュエマなどのカードゲームなど、勝負事で遊ぶことが多く負けず嫌いな少年だった。
「食べ物を捨てるのをもったいない」と思い、誰かが残して捨てる食べ物を食べ続け、写真のように丸々としていて、見ての通り、放送部と囲碁将棋部に入っていた。(当時からカメラを持っていたが、まさかテレビ局のカメラマンをするとは思っていなかった)
50m走は中学生で10秒代、長距離走は学年でしたから2番目、逆上がりや後ろ周りも綺麗にできないほどの運動神経の無さだった。

「負けず嫌い、デブ、不器用」と、いじられキャラとしての才能が強すぎて、ちゃんといじられ、エスカレートして小4~中2まで断続的にいじめにあった。

大富豪で、最後の1枚を出そうとしたら羽交い締めにされて負けさせられ、罰ゲームで髪の毛にボンドを塗られたり、
休み時間に、筆箱のペンを全て折られたり、単語帳に「die(死ぬ)」って大量に書かれたり(犯人わからず)、

そんな生活で、学校をズル休みしたり、自分で自分の頭を壁にぶつけて自傷行為をしたり、、と本当に「なんで僕だけ??」ってずっと思っていた。

いじめが原因で、周りを過度に気にするようになり、「嫌われていないかな?」って勝手に不安になったり、「どうやったら、みんなと仲良くしてもらえるのかな?」と人の機嫌を伺うようになり、自分の心に蓋をするようになった。

勉強を好きになった理由

そんな生活の中で、唯一自分の価値を見出せたのが「勉強」だ。
やった分だけ成績が伸びるし、テスト中は誰にも邪魔されないし、数字は誰がなんと言おうと変わらない結果だったからだ。

自分から親に「塾に通いたい」とお願いして、中学では2つの塾に通わせてもらった。学校の休み時間は塾の宿題をし、みんなが漫画を読んでいる間に参考書を読む、それくらい勉強が好きだった。

解けなかった問題が解けるようになる、そしてそれが評価される。これが楽しくて仕方なかった。

「すごいって言われたい!」だけで駆け抜けた学生生活

「坂田、本当に頭いいよな」「努力家だよなー」そう言われるのが気持ちよくて、人気者になっている気がした。

高校時代は、バスケ部だったのだが、朝6時前に家を出て朝練して、昼休みはこっそり筋トレして、夜は部活してから塾に行く。これを本当に文字通り毎日していた。もちろん、行き帰りの電車では、英単語帳を開いてCDを聴いて勉強。

大学でも、昼休みはシューティング練習、部活の練習前は基本一番に体育館に行くし、最後まで体育館に残った。授業もちゃんと出席、テスト前は友達の家に泊まって勉強を教えることも多かった。2時間の通学時間、満員電車に揺られながらも、ずっと教科書を読んで勉強。

おかげで、文武両道を全うしたと、胸張って言える成績は共に残せた。
家族、同級生、先輩・後輩、バイト先、みんなからすごいって言われて気持ちよかった。

それでも、心はずっと満たされていなかった。上には上がいるからだ。
当時は学歴コンプレックスが本当に強かった。
「自分はこんなもんじゃない」ずっと劣等感と焦りと戦っていた。

このままずっと順風万番な人生を送れると思っていた

劣等感はあったとはいえ、勉強、部活、就活と、頑張れば頑張るほど結果が出た。いい結果が出ると、「坂田すごいなー」って言ってもらえる。

頑張っている自分が落ち着くし、頑張っているから人気者なんだ、頑張っていない自分は価値がない、そう思っていた。
だから、頑張らない選択肢なんて持ち合わせていなかった

そのまま、大阪大学、TBSテレビ、と「いい大学、いい会社」というレールに沿ったエリート街道を邁進した。

正直、内定をもらってから卒業するまでの時期は天狗状態だった。
部活では40年ぶりの好成績を残して新聞取材を受けて、勉強では大学院に1位で入学、就活では超大手企業4社から内定をもらい、黒星ゼロ。
「これ以上スペックの高い人間はいないだろう!」とまで思っていた。

昔に、いじめられて辛い経験をした分、見返したい精神でここまで頑張ってこれた、このまま順風満帆に生きていける!そう確信していた。

誰もが羨む人生に絶望した理由

東京に上京して、南青山に1人暮らし、テレビ局員で同期には女子アナがいる、年収も社会人1年目で700万円ほど、芸能人や実業家の飲み友達もでき、モデルの彼女もできた。

こんな、キラキラな人生を過ごしている自分に酔いしれる一方で、
心の奥で歯車がずれ始めていた。

大企業病と言われるが、
・年功序列で何を言うかより誰が言うかが尊重される。
・給料を増やすには残業しかなく、効率的に働くと損をする。
・やる意味を考えずに上司に従うことが正とされる
正しい努力を評価されるのが好きな僕は、そんな環境にうまく馴染むことができなかった。

学生の時は、「勉強・部活」という明確な評価軸があって、努力すればするほど、評価されて承認欲求が満たされた。
しかし、社会に出ると、社内での評価、社外での評価、家庭での評価など、評価軸が多様化する。
テレビ局にやりたい仕事があって入ったわけではないし、年収でも上には上がいるし、裕福じゃなくても幸せそうな人がいるし、学歴なくても成功している人がいるし…、何を頑張れば「すごい」って言ってもらえるかわからなくなった。

気が付いたら、自分自身の自慢が一つもなくなっていた
人にすごいって言われるのが、肩書き、経歴、周りの人だけで、自分じゃなかった

自分の評価と、世間からの評価の乖離が、みるみる広がり現実を受け止められなくなり、お酒に逃げ始める。
お酒の飲みすぎで、容姿は劣化し、暴力的になり、仕事のパフォーマンスも下がり、自己嫌悪の負のスパイラルに入り鬱になった。

学生時代、部活もしていて精神は強いと思っていただけに、信じられなかった。

思い返すと、2ヶ月で体重は7kg落ち、毎日ゲロを吐きながら会社に向かい、週末は記憶を無くすまでお酒を飲み、3時間睡眠の毎日が続いていた。

どう考えても異常だったと思う。

自分の心に蓋をすると、それすらも気付けないらしい。

精神科に行った日の自分、現実逃避してクラブに行く自分

自分で言うのもアレだけど、この写真が同じ時期の同じ人だとは考えにくい。

「鬱」は克服できるものじゃない

「鬱だった」と言う話をすると、確実に飛んでくるのが「いつ/どうやって克服したのか」という質問。しかし僕はこれに明確に回答できない。

心の病は、体の病と違って、「完治」するものではないからだ。

今でも、精神的に辛くなることは、全然ある。
ただ、一度絶望を経験したことで、自分の心の蓋を外すことができた。

克服したのではなく、自分の心の変化に気付きやすくなり、それに対してどう対処すべきかを学んだ。
という表現が正しいんだと思う。

僕の場合は、ストレスを感じていると、こんな感じになることが多い。
・目の前のことが手につかない
・金稼ぎや有名になる方法を考えちゃう
・人脈作りに溺れて人と無理に繋がろうとする
・SNSを見る時間が増える
・不用意にお酒を飲む頻度と量が増える。

大体の原因は、存在しない「こうあるべき」という呪縛に勝手に囚われ、自分の人生に夢中になれていないからだ。
目標がなかったり、タスクの解像度が低くて今日やることが明確になっていないと、つい世間的な成功を求めようとしてしまうのが人間だと思う。特に東京の人間は。

そんなものを追い求めて、全く幸せになれなかった経験があるのに、ついそうなってしまう。欲って本当に怖い。

最近は、毎日、毎週、毎月、振り返る習慣を身に付けたので、そういった行動の変化から心の変化に気づくことができるようにもなれた。

幸せは「作るもの」じゃなくて、「気づく事」なんだってきっと
平井大のこの歌詞がすごく沁みる。

固定観念の破壊が「鬱」から救ってくれた

先ほども述べた通り、明確に克服できた!っていうイベントはないが、こういう積み重ねで前を向けるようになれた!ってことはある。

それが、「固定観念の破壊」だ。
自分が、当たり前に思っていたこと、こうあるべきと思っていたことが崩れていった。

休職直後は現実逃避の飲み歩きを辞められず、毎日六本木や西麻布で飲み明かし、シャンパンを入れまくっていた。休職をしているのにそんな生活をしたらもちろんお金がなくなる。

会社の信用があるからと、大量に借金をしても、すぐに無くなる
本当に黒歴史なのでこれ以上は書かないが、完済できたのは去年のことだ。

流石に、どうしようもなくなり、なんとか前を向かなきゃなーって周りに相談して、人生が少しずつ前に向き始めたので、その時の行動を3つ紹介する。

①初めて参考書以外の本を買った

僕を救ってくれた2冊の本

参考書が大好きで、漫画も小説も自己啓発本も買ったことがない。
国語の授業で図書室のものしか読んだことがなかった。

同様に、体育会国立出身で、大手に入って病んだ友人がその時に救われた!と勧められて読んだのが「嫌われる勇気」と「メモの魔力」だ。これはまじで名作。

周りの目を気にしすぎている人は、「嫌われる勇気」を絶対に読んで欲しい。

何か現状を変えたいけど、何からしたらいいかわからない人は、「メモの魔力」とメモ帳を買って欲しい。

普通の啓発本は抽象論が多くて、なんか優秀になった気がするだけで行動が変わらないのがほとんどだが、この2冊は非常に読みやすいし行動を変えやすい。

②強烈な2種類の出会い

Start Venture Festivalの前田さんの会
最前列中央の通路から二番目が僕

死ぬほど飲み歩き、たくさんの人に会いにいった中で、ネットワークビジネスとかに騙されて時計を買わされそうにもなったけど、強烈的に固定観念をぶち壊してくれた出会いが2種類あった。

1つ目は、「いわゆる成功者が、なんでもない僕に寄り添ってくれた」ことだ。
メモの魔力を読んでから、前田さんのファンになり、彼に会いたいと思って、Start Venture Festivalという、渋谷のベルサールという大きな会場で、何ブースかに分かれて有名起業家が登壇するイベントに参加した。

そこで、
前田さんの愛用している手帳を持って参加したら、優しく話しかけてくれたり、
バチェラー2の小柳津さんが質疑応答で、丁寧に質問者の名前を聞いて名前で呼んで話していたり
PROGRITの岡田さんが、2週間ほどベンチャーで働かせてくださったり

と、なんでもない病んでいる社会人の僕に、成功者が寄り添ってくれた。それまで、僕は容姿・肩書き・収入・学歴・フォロワー数などを軸に、完全に人に優劣をつけていたので、衝撃的だった。

なんで自分なんかが人に優劣をつけるなんて、おこがましいことをしているんだろうって、情けなくなると同時に、「人には優劣がある」という固定観念をぶち壊してもらった。

2つ目は、「幸せの形はたくさんある」ことだ。友人が店長するバーのイベントでたまたま横に座ったのが、クリエイター界隈で活躍する同世代のカメラマンだった。

彼のおかげで、これまで学歴社会で生きてきた僕からはかけ離れた「想いや夢」で生きているあったかい人と沢山出会えた。同世代なのに、必死にバイトしながら俳優を目指す人や、時給も良くないのに人の幸せのお手伝いをするウェディングプランナーの人たち。

初めは、正直に言うと見下してしまった。お金稼げていないし、将来性も低いのに、、って。

ただ、今考えると、それは見下そうとしていただけで、完全に嫉妬だったと思う。
世間に囚われずに、自分達の幸せの形を体現している彼らがキラキラしていて眩しかったのだと思う。

それからも、友人が大手企業を辞めてプロバスケ選手を目指したり、東大を中退してバーの店長をしたり、、側から見たら、え!?ってなることをしていても、自分よりも圧倒的に幸せに見えた。

そんな出会いの中で「こうしないと幸せになれない」という固定観念をぶち壊してもらった。


③自分で踏み出した一歩で得た、成功体験

そんな素敵な出会いと本に背中を押してもらい、自分も一歩踏み出してみたい!と思えるようになった。

特別、好きなこともなかったので、「人より苦なく続けられていることってなんだろう、人より優位性があるものってなんだろう」そう考えて思いついたのが筋トレとカメラだ!

筋トレは、高校生から何だかんだ社会人まで継続していたし、カメラは、「元テレビ局カメラマン」という肩書きを持つ人は少ないと考えたからだ。

本当にその程度のもので、当時は、今それらを仕事にできているとは思えなかったし、それらの価値もわかってはいなかった。
ただ、ちょっと得意なことを本気でやってみただけだ。

筋トレでは、3ヶ月で17kg減量してSummer Style Awardで優勝、SNSや同窓会で「半年前まで休職してたのに何があったの!?」「努力したら人は変われるんだー!」「勇気をありがとう!」っていうコメントを多数いただけた。
これまで、自分のために努力しても自分の承認欲求を満たすだけだったが、この時に初めて自分の努力する姿が、誰かに良い影響を与えることができた。自分のあまり好きでなかった部分を克服することができたのだ。
これが、今でもSNSを毎日更新する原体験だと僕は思っている。

そしてカメラでは、会社の先輩に「結婚式の撮影をして欲しい」と言われ、当時まだカメラを持っていなかったので、これを機に買うしかない!と思って買ったのがきっかけ。
テレビ局の番組撮影では、撮影後に直接感謝されることはなかったが、この日、初めて自分の撮影技術で人に「ありがとう」って言ってもらえた

誰かに強制されたわけでもない、世間の同調圧力に負けたわけでもない、自分がやってみたいと思って踏み出した一歩で、成功体験を詰めたのが、僕の自己効力感を大きく高めてくれた。

左:初めて、自分の努力が誰かに良い影響を与えられた日
右:初めて、カメラを買って撮影して感謝してもらえた日


「やりたいこと」はやってみないと見つかりません!

「やりたいことが見つかりません」こういう相談をよく受けるが、
「絶対にやりたいこと」なんて、僕自身まだ見つかっていないし、見つかっている人の方が少ないと思う。

「ちょっとやってみたいこと」これに時間とお金をかけて本気でやってみて、初めてそのやりがいに気づける。だから好きになれる。それなのに、一歩目を踏み出さずに、考えるだけで見つけようとして諦めるのは甘えだと思う。

中学生の頃、初めて部活動でスポーツや芸術を始める時、大学受験で大学や学部を選ぶ時、就活で就職先を選ぶ時を思い返して欲しい。
バスケ、サッカー、テニス、野球、陸上、吹奏楽など、どれもやったことがない状態だと、周りに合わせて決めたり、悩んでいるうちに期限が来て、とりあえずどれかを選ぶ。大学、学部、就職先を選ぶときもそうだったんじゃないかな。

で、この時に思い返して欲しいのが、「やる前のイメージ」と「やってからのイメージ」が100%合致することなんてあった?って言う話。

「百聞は一見にしかず」という諺がありますが、本当にこれでしかなくて、いくらどんなに情報を集めても、いくら先人の話を聞いても、その情報は誰かが咀嚼した情報であって、真理ではない。

つまり、自分の目で見て、自分の体で体験して、自分の心の変化を見てみないと、やりたいことがどうかなんてわからないってこと。それなのに「もうちょっと準備してから始めます…」というのはただの言い訳だ。

「とはいえ、やってみて違ったらどうするんですか!」
こう言う質問が聞こえてくるが、選択肢が減るというのは、正解に近づいているので、ポジティブなこと。なので、是非ちょっと興味あることの優先度を上げて、時間とお金を少し投資してみて欲しい。

現状を変える唯一の方法

そんな濃い1年を2019年は過ごした。
それからは「自分の生き方やスキルで人を幸せにしたい」「会社に依存せずに生きていくんだ!」「自分みたいに悩む人を助けたい」という確固たる決心ができた。

2020年1月に、以前からInstagramで見ていたカメラマンの方が「カメラマン養成講座を開講する!」というストーリーを上げていたのを見て、思いを込めた長文のDMを送って、高倍率を勝ち抜き合格。それから半年間、毎週2時間の講座を受けた。

2020年3月から、1つ目のトレーナー養成スクールに通い始め、半年間、毎週3時間の勉強、2021年3月から2つ目のトレーナー養成スクールに通い、1年間、毎週9時間の勉強をした。その他セミナーをいれると、ここだけで250万円ほど使ってきた。

2020年8月頃から、会社に副業を公認してもらうために、友人の大手企業の人事の方と作戦を練って、パワーポイントで資料を作って人事にプレゼンして認めてもらい、2021年3月より副業開始。

2020年9月には、芸能経験ゼロ、イケメン歴1年、元デブ、去年まで鬱の僕が優勝したら、勇気を届けられるんじゃないか!そういう想いで、Mr.Japanに参加。いわゆる、ミスユニバースやミスインターナショナルの男版で、水着とスーツでのポージング・ウォーキングと質疑応答の審査。過去大会の全質問をリスト化して解答を用意し、スーツと靴は友人に仕立ててもらい、話し方も同期のアナウンサーや弁論大会に出てる友人に指導してもらい、優勝できた。支えてくれてみんなには本当に感謝です。

全て、会社員をしながらなので、この時期文字通り、友達との時間を削って、自己投資にあてていた。

全て、やらなくてもよかったことだ。

なのに、行動を変えられたのは、「自分の生き方やスキルで人を幸せにしたい」「会社に依存せずに生きていくんだ!」「自分みたいに悩む人を助けたい」という目標があったからだ。

特に今の時代は、簡単にアクセスできるエンタメや情報に溢れているし、SNSでキラキラした他人の生活が見えてしまう。そんな誘惑だらけの環境で日々の行動を変えるには優先順位を変える必要があり、そのためには目標を持つ必要がある。

大層な目標をいきなり持っても、モチベーションを保てないので、小さい目標を立てて達成する、それを繰り返していくうちに、自己効力感が高まっていき、大きな目標に向かえるので是非試して欲しい。

まずは、毎朝ベッドメイキングしてバナナを食べる、毎晩湯船に浸かる、を習慣化してみてください!

自分らしく生きるために

そのまま1年間、副業会社員を続けた。
念願の新規事業部に異動になったけどあまり楽しめなかった、収入も会社の給料を超えた、コロナ渦の僕の活動が会社に迷惑をかけ、会社にいることが僕の仕事の幅の制限になり始めた、それを機に退社を決意できた。

過去のトラウマとの向き合い方

結局、「会社に依存したくない!」と思い立って、退社するまでに2年と時間はかかったが、副業を始めてから順調に歩むことができた。

それは、昔いじめられていたおかげで、人一倍心配性な人間で、徹底的に準備をできる人間だからだ。

鬱を乗り越えるまでは、
「いじめられていたせいで、周りの目を気にして目立った行動をしたくない」と思っていたが、

前向きになってからは
「いじめられていたから、人一倍気配りができる」と思えるようになった。

「嫌われる勇気」に書いていることだが、
今の問題を過去の出来事のせいにすると、一生現状は変えられない。

過去の事象自体は変えられないけど、意味は今の自分が決めることなので、
・過去を言い訳に、どんどん可能性を狭めるのか
・過去があったから、学んだことがあるのか
「自分らしく生きる」には後者を選択していくしかない。

物事は全て表裏一体で、
・天才は感動を与えるが、一般人に共感してもらいにくい
・なかなか一歩を踏み出せない人は、それだけ物事を俯瞰してリスクを見つけられる

「自分がトラウマと感じているもの」の裏を言語化してみるとトラウマを乗り越えるきっかけになるので試して欲しい。

過去の栄光を捨て、同調圧力に争い、不安な未来へ進む恐怖との向き合い方

TBSをやめて、フリーランスのトレーナー・カメラマンになる

冷静に、客観的にやばいよね。笑

①過去の栄光:「いい大学を出たからには、肩書きある仕事をしないと!」
②同調圧量:「せっかくTBS入ったのに勿体無い」
③未来への不安:「独立してもやっていけるの?」

いざ、やめようとなると。こういう言葉を耳にタコができるほど浴びせられた。それぞれに対して、僕なりの回答を持ち合わせたので、自信を持って退社することができた。

①過去の栄光
肩書きや経歴は取った瞬間がピークでそこからは価値が落ちていく
。肩書きにすがって、今の行動が変わっていないとめちゃくちゃダサい。
そこで「何を学び、どんなスキルを身につけたのか」それが理解できて、人に話すことができれば、肩書きを失っても自分自身の価値は変わらないと、考えている。
僕はTBSにいたことで、「人生最大の挫折を経験できた。自分が納得いかないことをしたくない人間と気づけた。大手企業の現状を知れた。就活の課題を知れた。いい人間関係を作れた。カメラスキルを身につけた、プロマネ力を身につけた。飲み会でピエロになって盛り上げる力を身につけた」などなど、大量にある。

②同調圧力
「いい大学を出たんだから、、」ってのは、ただの統計学でしかないし。「勿体無い」と思うのは相手の見えている世界、価値観で勿体無いだけ。
仲間だと思っていた人が、そうでなくなるのが悲しいだけ。
「彼女できたのかよー、遊べなくなるじゃん。遊ぶのは若いうちだけだよ?」これがまさにそう。気にする必要無し!!

③未来への不安
はい、めちゃくちゃ不安だから、不安が消えるまで2年間、丁寧に準備した。それだけ。
お金稼げるか不安だから、スクールに通って、副業を1年して、会社の給料を超えた。
今後のキャリアが不安だから、最悪の場合を想定していろんな選択肢を準備した。
不安だから…って行動しないんじゃなくて、不安を消す行動を日々やるしかないと考えている。

環境が変われば、選択が変わるのは当たり前

「TBSに入った選択を後悔していますか?」
という類の質問をいただくこともよくある。

結論から言うと、全く後悔していないし、就活当時は大手企業しか見ていなかったので、番組制作がこれまでやってきたチームスポーツと似ているtapoという点でTBSに入るのが最良の選択だと思っていた。当時の僕の価値観、見えている世界では確かにそうだった。

「男に二言はない」という言葉があるせいか、一度決めたことを覆すことに抵抗を感じる人が多い。

僕もそう思って、東京に来て見える世界が広がり、現状に違和感を持っていても、逃げ出すことができず、最終的に心を病んでしまった。逃げるは恥だが役に立つってやつだ。

「離職率」と言う単語が使われるせいで、仕事を辞めることにネガティブなイメージがあるせいかも知れないが、転職も独立も、本当は応援されるべき挑戦だと僕は思う。

実は今回、起業したのもそうだった。
独立当初、こんなにすぐに法人化する想定はなく、プレイヤーとしてトレーナーとカメラマンに邁進する予定だった。

しかし、いざ独立してみて、これまでの倍程度の顧客数を抱えると、
似た悩みを持つ方が多すぎて、個人の影響力と時間の限界にやるせなさを感じた。

その時期、お酒を飲む頻度や他人の人生に嫉妬することが増えてきて、自分の心がヘルシーじゃないと気づけて、目標を引き直してみた結果、法人化してもっと影響力を持ちたいと思ったわけだ。

環境が変われば、理想の未来も変わる。

自分らしく生きるためには、ここを理解しておく必要がある。

多様化する現代で「成功」・「正解」って何?

「これをすればいい」を努力するだけで、評価されて自己肯定感が上がるのは学生までであって、「勉強ができる=成功」「進学校=正解」というイメージは世間共通だと認識している。

しかし、社会に出た瞬間に、成功は何なのか、正解は何なのか、全て自分で決めないといけない。迷子になるのも当たり前だと思う。

お金持ちになることが、必ずしも成功ではない。
お金で繋がる関係は冷たいし、何かを得て幸せになろうとしても飽きが来る。

交友関係が豪華でも、必ずしも成功ではない。
瓶と石と砂のたとえ話をお借りするが、自分の人生全体を瓶だとして、大切なものが石で、そうでないものが砂だとすると、そうでないもの(砂)を入れすぎると、大切なもの(石)が入らなくなる。
大人になるにつれて、自分の有限な時間を誰と過ごすのか、その選択肢がどんどん増えてくる。となった時に、その豪華な人間関係は、自分の人生にとって砂なのか?石なのか?って考えてみるといいと思う。

僕の中で正解と成功の定義はこちら。
正解:自分が決めたすべての一歩
成功:自分が定めた目標の達成、過去の自分からの成長

それ以外を満たしても自信はつかないし、幸福度は上がらなかったというのが僕の人生を通した学びだ。

社名に込めた想いと、これからやっていくこと

「トレーナー」と「カメラマン」の共通点

自己紹介で「トレーナーとカメラマンしています!」っていうと、「え、なんで?」ってよく聞かれる。
確かに客観的に聞いても「好きなこと仕事にしてゆるっと生きてそう」って思う。

でも、僕の中では明確な共通点が2つあって、
①抽象的な課題を専門知識を使って具体に落とし込む
②相手の良さを引き出して、成功体験を届け、自己効力感を上げられる

①は、僕が単純に好きなことで、勉強に近い特性がある。
②は、僕がやりたかったキャリア教育につながっている。実際にお客様で副業を始めたり、転職活動を始めた人も少なくない。

なので、僕はキャリア教育をしているつもりで、その2つの仕事をしてきた。

社名に込めた想い

さて、社名ですが、「Career Direction」にした!

直訳すると、「生き方の方向付け」になるが、
「自分らしい人生を進むお手伝いをしたい」っていう想いを込めている。

誰かの決めた評価軸にとらわれず、自分の心に誠実に自由に、
無理して努力せず、モチベーションが溢れ出て夢中になれる好きなことを

これが、僕の思う「自分らしい人生」だ。

そのためには、「自己選択感」を高める必要がある。
自分で望んで、今の仕事をして、今の人間関係で、誘われた飲み会にも、流されていくんじゃなくて、行きたいから行く、行きたくなかったら行かないっていう状況が、「自己選択感」が高い状態だ。

そして、「自己選択感」を高めるためには、以下の3つが必要。
①自己効力感を高める(自分ならできる!)
②知識を届けて判断軸を持たせる
③選択肢を広げる

これから進めていく事業

①自己効力感を高めるについては、引き続き、フィットネス事業とクリエイティブ事業を進めていく。

フィットネス業界では解決したい課題が3つある

  1.  情報が飽和しすぎて、何が正しくて自分に適しているかわからない

  2.  始めようと思っても、障害が多くて始められない、続かない、やりきれない

  3. トレーナーの社会的地位の低さ

1, 2を解決するべく、現在個人的にやっていた「筋トレコーチングサービス」のマニュアルを鋭意作成中である。
論理的に正しい知識は無料で提供して、トレーナーは人間が介在する価値(習慣化サポート、フォームの評価、施術、キューイング)にフォーカスする世界が理想だと思うので、それを目指す。

3を解決するべく、トレーナーやジム向けにコンサルティングを始めている。いわゆるコミュニケーションスキル、ビジネススキル、課題解決能力など、ソフトスキルの部分に力を入れて行っている。この手の教育は抽象論が多くて変化が出にくいので、ロープレや、実際のセッションへのフィードバックをゴリゴリにやって、質問ベースで具体と抽象を行き来させて、顧客の思考力も高めていっている。

クリエイティブに関しては、撮影をもっと一般の方の身近になったらなーと思うが、こちらは既にやられている方もいるし、自分に優位性もないので一旦後回し。
ただ、周りでクリエイティブで困っている方は救いたいし、クリエイティブを通して、その人の人生や事業が推進するのであれば、どんどんしていきたい。

超優秀なクリエイターたちのお力添えもあって、、静止画、映像、CG、WEB、デザイン、配信、とクリエイティブ周りは対応できるチームを作ることができた。

キャリア業界で解決したい課題が、残ったこの2つだ。
②知識を届けて判断軸を持たせる
③選択肢を広げる

個人的に、学生時代に勉強やスポーツを頑張ってきた人が、社会に出てから頑張れない現状が本当悔しい。

勉強、スポーツに集中するが故に視野が狭く、自分のキャリアと向き合うきっかけがないままに、色々積み上げてきて身動きが取れなくなっているからだ。

今でも素敵なサービスは沢山あるが、そういったサービスがどうやったら届くべき層に届くのか、ここが大きな課題だと思う。

今年の3月頃にキャリア事業をするべく、アンケートをとったり、交流会を開催してヒアリングしてみたが、なかなかうまくいかなかった。6月頃に転職活動をしても、どうやらサラリーマンに向いていないみたいだった。

今の自分がキャリア教育のためにできることは、
・フィットネス事業を伸ばすこと
・自分の経験を講演会などで語ること
だと思うので、それに尽力しながら、キャリア業界にはアンテナを張っていきたいと思う。


最後に

ここまで、13,000文字以上の記事を読んでくださり、本当にありがとうございます。

僕の人生を通して得た経験が、読んでくださった皆様の人生に何か良い影響を与えられていたら幸いです。

できるだけ多くの方に届いたら嬉しいので、
もし周りにキャリアで悩んでいる方がいらっしゃったら、この記事や僕のアカウントをおすすめしてもらえたら嬉しいですし、SNS拡散してくれたら、超喜びます。笑

・フィットネス業界で困っている方
・トレーニングを習慣化できない方
・容姿にコンプレックスがある方
・クリエイティブで何か困っている方
・講演会をさせてくださる方
・良い大学、良い企業に入ったのに満たされない方
・昔は頑張れたのに、頑張れなくなった方

以下の公式LINE, Instagramからご連絡をお待ちしております!
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今後ともよろしくお願いしマッスル💪

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