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【朝霧高原で出版社やってます】メディアに書評が載りはじめる

これまで「地方で出版社をつくる」というタイトルでポツポツと書いてましたが、今回から「朝霧高原で出版社やってます」に変えて、日々の活動などについて書いていきたいと思います。

5月に刊行した『放浪の唄 ある人生記録』(高木護著)。

6/27付で高木護さんの故郷・熊本日日新聞で紹介していただいたのに続いて、7月23日には福岡の西日本新聞にも書評が掲載され。評者の作家・前山光則さんがとても心に残る評を書いてくださっている。「今だからこそ、ちゃんと評価すべき人である」と。これだけでもありがたいのに、その掲載日に解説の澤宮優さんから東京(中日)新聞にも掲載されていると連絡が来て驚く。「方言に彩られた会話と味のある詩を織り込んで、生き生きとつづられる」。まさに!
さらになんと、図書新聞の最新号「2022年上半期読書アンケート」では、森元斎さんが上半期ベスト3冊に『放浪の唄』を選んでくれているではないか!

一般紙に虹霓社の本が紹介されることなんてことは滅多になかったので(だってニッチな本ばっか作ってるし。唯一載ったのは山田勇男(銀河画報社)さんのDVD)、この立て続けの連絡にちょっと動揺した。絶対に面白いと感じたからこそ、今では話題にのぼらない詩人の本を復刊したのだけれど、ときには制作中に「50年前の本なんて誰も読まないかも…」と弱気になることもあったので、今こうして私じゃない誰かが面白いと感じてくれてることを素直に喜びたい。

●メディア掲載リスト *7.23現在
・熊本日日新聞(6/27付)
 https://kumanichi.com/articles/705075
・日本古書通信(2022年7月号)
・東京新聞/中日新聞(7.23付)
・西日本新聞(7.23付)
 https://www.nishinippon.co.jp/item/n/961250/
・図書新聞 第3553号 2022.7.30(「2022年上半期読書アンケート」で森元斎さんが上半期ベスト3に選)


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