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街とアート・十和田市現代美術館/青森・十和田の旅で
昨年(2022)秋のことになるのですが
初めて青森を訪れました。
十和田湖畔でのんびりし
青森の地酒や食を楽しむ。
主たる目的はこうでしたが
もう一つの楽しみが
この十和田市現代美術館を含めた
青森の美術館巡り。
今回はその十和田市現代美術館に
ついて書こうと思います。
その名の通り国内外の現代アートを
展示している美術館ですが
展示作品の素晴らしさは勿論のこと
私が最も興味を惹かれたのが
この美術館の佇まいでした。
(展示作品についても何れ書ければと思っています)
![](https://assets.st-note.com/img/1676095885152-E5J3Jn6QrB.jpg?width=1200)
十和田市の中心
官庁街にある美術館。
市役所や税務署、図書館や消防署
そして住宅街。
地方のこじんまりとした市街地の中に
壁一面ガラスばりの複数の建物が現れます。
![](https://assets.st-note.com/img/1676097310094-G96QJv7CjG.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1676096881965-1hi8esjCCS.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1676097141553-eYJ6XEEmPw.jpg?width=1200)
官庁通り
このように作品展示スペースからも館外が見えます。
つまり、館外からも展示作品が見えます。
(全ての作品ではありません)
![](https://assets.st-note.com/img/1676097897549-M95bPWfbwu.jpg?width=1200)
屋外展示作品も多く
美術館敷地内だけでなく
官庁通りを挟んだ向かい側にある
アート広場やその近隣にも多くの作品が展示されてます。
![](https://assets.st-note.com/img/1676098151921-MFRToWTp1b.jpg?width=1200)
と私(すいません)
![](https://assets.st-note.com/img/1676098373697-cnmXo4iXB6.jpg?width=1200)
と私(ごめんなさい)
2008年に開館したこの美術館。
今年で15年の月日が経つわけですが
開館当初と現在、ここで日々暮らす人々とこの美術館との
関わりや感慨がどのような変化を辿っているのか
そのことに最も関心が湧きました。
![](https://assets.st-note.com/img/1676099373906-qqx7Wghd6v.jpg?width=1200)
展示作品を鑑賞している時も
其々の作品から多くの刺激を受けたのですが、館内の展示スペースから街ゆく人や車などを眺めている時、また、上の画像にある水路脇のベンチに座り、この美術館を眺めている時が、一番インスパイアされた時間だったかもしれません。
最初は異質(非日常)なものだっただろう(想像です)
時が経つ程にそれらは気付かぬうちに
当たり前なもの(日常)に変わり
何れ特段気にも留めなくなる(想像です)
こうして館内外から街を
そしてこの美術館を眺めていると
たった数時間の滞在であるにも関わらず
この街にとってこの美術館が、横にある消防署と
何ら変わらぬ存在、既に同質の存在であるかのように
私には感じられたのでした。
![](https://assets.st-note.com/img/1676100855997-vLaRUuHGfn.jpg?width=1200)
本当はこのまま十和田に滞在し
地元の人が集まっていそうな居酒屋か何かで、この町に暮らす人たちとこの美術館の関係をいろいろ知りたい!
という欲求が猛烈に湧き起こりましたが、青森市街に宿を手配済みだった為、今回は断念。
でも、私にとって再び訪れたい場所となりました。
次回はもっとゆっくりと
この街とこの美術館を堪能したいと思っています。
機会があれば皆さんも是非。
![](https://assets.st-note.com/img/1676101847462-rf0c7IACVm.jpg?width=1200)
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