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初めての就活~55歳からの挑戦~(20)書類を揃えたつもりなのに

妙な思いつきで

Nさんがいない不安が、

りんりんに行く度に出ます。

こんなことではダメだと思い、

Nさんに手紙を書きました。

Gさんに聞いたら、

渡せると思うとのことでした。

お礼とお見舞いとを素直な気持ちで。

助けられていたことに今頃気づいた、

などと書いては悲しくなり。

でも手紙を書き終わると、

なぜかすっきりしました。

ここからはひとりで頑張る、

なぜか急にメラメラと、

闘志が湧いてきました。

なにかヘンだぞ、わたしは。

ひとりでもひとりじゃない

自主訓練の時間にまた、

Wordに向かってキーボードを、

バシバシと叩きます。

今日は快調です。

というのも、

Gさんにヒントをもらったからです。

業務内容にも会社にも興味があって、

どちらを書けばいいかわからない。

困っているのがここだとわかりました。

Gさんは、

じゃあそれぞれ分けて書いてみたら?

あっさり答が出ました。

なぜか自分では思いつかない。

融通が利かないわたしはダメね。

バリバリ手直しで

一応書けたので、

忙しいGさんに見てもらいました。

ふんふん、と言いながら、

「チェックを丁寧に出来ます」は、

「丁寧」にするのが当たり前だからぁ、

言葉を換えましょか、

とのご指摘で「確実」にしました。

なんか仕事出来る人やね、っぽい、

志望動機になってきました。

この調子で、

Gさんのアドバイス満載です。

いつもこの調子だなー。

いいのかな。

いいのだ、ここでは子どもなのだ。

障害説明書は楽しく

障害についての説明に関して、

注意書きがありませんでした。

相談した結果、

障害説明書を入れることに。

これはりんりんに通い始めて、

3ヶ月目くらいから作り続けている、

終わりのない書類です。

見る度に手を入れています。

さらに完成度を上げて出来上がり!

応募書類がついに揃いました。

いざ、ハローワークへ

ハローワークの紹介状がないと、

このお仕事には応募できません。

りんりんを出て、

最寄り駅から乗り継いで、

ハローワークへ。

すると、

8人応募して3人落ちて、

5人が選考中ですがどうしますか、

って、

どうしますかと言われても、

応募しますとも。

では、と言って、

会社に電話をかけてくれます。

しばらく話して電話を切って。

思わぬことを言われました。

障害者手帳の内容が分かるようにして、

送ってください、

差し支えなければコピーを、

ハイ!と言いながら、

ハラハラです。

応募書類が増えてしまいました。

予定通りには郵送出来ません。

結局、書類全部の日付を変更です。

ちょっと、いや、かなり、いや。

紙がもったいないです。

なんて言いながら、

まだ障害説明書に手を入れています。

好きなんですよ、これが。

さて、一体いつになったら、

郵便局に行けるのでしょうか。


【シリーズ:初めての就活】でした。


画像は「みんなのフォトギャラリー」からお借りしました。この華やかでキラキラな感じがGさんの雰囲気とよく似ていたので選びました。とても印象的な作品をありがとうございます。


次は「なんとかたどりついたこの道」になります。






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