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【入試問題解説#18】東京都市大学付属中学校(2018年/大問4)

こんにちは。
今回は、中学入試や大学入試の問題解説をおこなっていきたいと思います。

第18回の今回も、中学入試問題を取り上げます。

今回、扱う問題は東京都市大学付属中学校の2018年度の入試問題です。

問題

今回、取り上げる問題はこの問題です。

ぜひ、解いてみてください!
目標時間は10分です。

↓↓↓↓↓↓解答・解説↓↓↓↓↓↓

解答

(1) 6回
(2) 8回
(3) 4回、5回、9回

解説

(1)

10回の成功で得点は950点。

<200点に成功している場合>

70点と90点の障害をあわせて9回成功していることになります。
また70点と90点の障害のみでは合計 950-200=750点 ということになります。

70 × □ + 90 × △ = 750  … 式①
□ + △ = 9 …式②
 
式②×70  70 × □ + 70 × △ = 630  …式③
 
式①-式③
 20 × △ = 120 となるので △(90点を成功した回数) = 6回

<200点に挑戦していない場合>

70 × □ + 90 × △ = 950  … 式①
□ + △ = 10 …式②
 
式②×70  70 × □ + 70 × △ = 700  …式③
 
式①-式③
 20 × △ = 250 となるので △を満たすものはない。

<200点に挑戦したけど、失敗した場合>

70 × □ + 90 × △ = 950  … 式①
□ + △ = 9 …式②
 
式②×70  70 × □ + 70 × △ = 630  …式③
 
式①-式③
 20 × △ = 450 となるので △を満たすものはない。

答え:6回

(2)

<200点に挑戦していない場合>

70 × □ + 90 × △ = 400
簡単にすると
 7 × □ + 9 × △ =40
 これを満たす整数A,Bの組み合わせはありません。

<200点に成功した場合>

70点と90点の障害のみでは
 合計 400-200=200点 ということになります。
 
70 × □ + 90 × △ = 200
簡単にすると
 7 × □ + 9 × △ = 20
 これを満たす整数A,Bの組み合わせはありません。

<200点に挑戦して失敗した場合。>

70点と90点の障害で
 合計 400 + 200 = 600点 ということになります。
 
70 × □ + 90 × △ = 600
簡単にすると
 7 × □ + 9 × △ = 60
 
□ = 6 , △ = 2 のときこの式が成り立ちます。
 
成功回数は 6+2=8回

答え:8回

(3)

<200点に挑戦していない場合>

70 × □ + 90 × △ = 450
簡単にすると
 7 × □ + 9 × △ = 45
 
□ = 0 , △ = 5 のときこの式が成り立ちます。
 
成功回数は 0+5=5回

<200点に成功した場合。>

70点と90点の障害のみでは合計 450-200=250点 ということになります。
70 × □ + 90 × △ = 250
簡単にすると
 7 × □ + 9 × △=25
 
□ = 1 , △ = 2 のときこの式が成り立ちます。
 
70点と90点の障害の成功回数は 1+2=3回
200点の障害も成功しているので1回足して 3+1=4回

<200点に挑戦して失敗した場合>

70点と90点の障害で合計 450+200=650点 ということになります。
70 × □ + 90 × △ = 650  
簡単にすると
 7 × □ + 9 × △ = 65
 
□ = 8  ,   △ = 1 のときこの式が成り立ちます。
 
成功回数は 8+1=9回

答え:4回、5回、9回

まとめ

いかがだったでしょうか。
今回は、東京都市大学付属中学校の問題を取り上げました。
今回の問題は、基本的な取り組み方は全て同じです。正確に、場合分けをして正確に処理することが求められます。難易度は決して高くないので、丁寧に解くようにしましょう。
 
今後も取り上げてほしい問題があれば、コメントにてお伝えください。

最後に

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