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J3リーグ データ編 ~『「俺の」Jリーグアウォーズ 2022』 #19~

*記事編集日:2022年12月6日

2022シーズンも終了し、2023シーズンに向けて各チーム戦力補強などを行なっています。
 そのような中で、来シーズンの展望ではなく、「1人のJリーグファン」として勝手に、個人的な主観でJリーグアウォーズを行いたいと思います。

 今回は、様々なデータから部門別1位を発表したいと思います。
 なお、データは全てfoorball labより引用しています。

得点王

2022シーズンのJ3で多くの得点を決めた選手を表彰します。

 1位 有田稜選手(いわきFC) 17得点
 2位 藤岡浩介選手(FC岐阜) 16得点
 3位 石川大地選手(ガイナーレ鳥取) 15得点
     有田光希選手(ベガルタ仙台) 15得点

得点王は、いわきFCの有田稜選手でした。
 大卒ルーキーとして加入した今季は、開幕から主力の座を掴むと、とんでもない活躍を見せました。
 個人昇格も十分にあり得ますが、チームと共にJ2に挑む可能性の方が高いでしょう。

アシスト王

2022シーズンのJ2で多くのアシストを記録した選手を表彰します。

 1位 徳永裕大選手(テゲバジャーロ宮崎) 13アシスト
 2位 嵯峨理久選手(いわきFC) 9アシスト
 3位 近藤貴司(愛媛FC) 8アシスト
     横山暁之選手(藤枝MYFC) 8アシスト

アシスト王は、テゲバジャーロ宮崎の徳永裕大選手になりました!
 Jリーグ参入二年目となったチームで、昨季の主力選手複数名が抜けた中でも、攻撃の軸としてプレイメイカーぶりを発揮し、多くの得点機会を生み出しました。

ゴール期待値

2022シーズンのJ3リーグにおいて、ゴール期待値が高かった選手を表彰します。

 1位 高橋潤哉選手(福島ユナイテッドFC) 11.568
 2位 中川風希選手(FC今治) 10.411
 3位 石川大地選手(ガイナーレ鳥取) 10.334

ゴール期待値ランキングは、高橋潤哉選手がトップになりました!
 大概、得点ランクのトップレベルの選手は、ゴール期待値がトップ程度の水準であり、それを上回る得点数を記録していますが、有田選手は5位であり、ゴール期待値は9なのに対し、+8という得点数を記録しているのは他チームにとって理不尽な活躍とも言えます。

ラストパス

2022シーズンのJ3リーグにおいて、ラストパス数が多かった選手を表彰します。

 1位 徳永裕大選手(テゲバジャーロ宮崎) 72
 2位 山下優人選手(いわきFC) 69
 3位 宮本英治選手(いわきFC) 65

ラストパスの供給量トップは、テゲバジャーロ宮崎の徳永裕大選手になりました!
 さきほどのアシストランキングに次いで、河原選手がトップになりました。アシストが多い中で、パスで攻撃機会を演出したことが多いことがわかります
 また、二位から4位まではいわきの選手が並んでおり(4位は嵯峨選手)、いわきFCが攻撃的なチームであったことも伺えます。

攻撃ポイント

2022シーズンのJ3リーグにおいて、90分平均の攻撃ポイントが高かった選手を表彰します。
 なお、20試合以上に出場した選手を対象とします。
 1位 橋本陸選手(福島ユナイテッドFC) 2.35(出場試合32)
 2位 杉井颯選手(AC長野パルセイロ) 2.32(出場試合27)
 3位 雪江悠人選手(福島ユナイテッドFC) 2.28(出場試合28)

攻撃ポイントのトップは、橋本陸選手になりました!
 橋本選手をはじめ、福島からは2人が上位にランクインしています。4位以下は、嵯峨選手、横山選手、徳永選手、諸岡選手など見慣れた面々が並んでいます。

パスポイント

2022シーズンのJ3リーグにおいて、90分平均のパスポイントが高かった選手を表彰します。
 なお、20試合以上に出場した選手を対象とします。

 1位 雪江悠人選手(福島ユナイテッドFC) 2.09(出場試合28)
 2位 水野泰輔選手(藤枝MYFC) 1.90(出場試合30)
 3位 諸岡裕人選手(福島ユナイテッドFC) 1.85(出場試合32)

パスポイント王者は、福島ユナイテッドFCの雪江悠人選手です!
 攻撃的なデータでは、この項目に限らず福島勢が上位に来ることが多く、データ的には福島のデータが相当良かったことがわかります。
 特に、雪江選手はプレー関与数がリーグトップであり、攻守両面のリズムをつうる選手でした。

クロスポイント

2022シーズンのJ3リーグにおいて、90分平均のクロスポイントが高かった選手を表彰します。
 なお、20試合以上に出場した選手を対象とします。

 1位 窪田凌選手(FC岐阜) 1.10(出場試合31)
 2位 嵯峨理久選手(いわきFC) 0.81(出場試合34)
 3位 安藤由翔選手(カターレ富山) 0.80(出場試合31)

クロスポイントのトップは、窪田凌選手になりました!
 このランキングでシーズンを通じて、1を超える選手は滅多にいませんが、1を超えてきた窪田選手の値は別格と言えます。印象ベースでは、嵯峨選手がトップだと思ってましたので、意外でした。

ドリブルポイント

2022シーズンのJ3リーグにおいて、90分平均のドリブルポイントが高かった選手を表彰します。
 なお、20試合以上に出場した選手を対象とします。

 1位 森晃太選手(福島ユナイテッドFC) 1.51(出場試合27)
 2位 横山歩夢選手(松本山雅FC) 0.88(出場試合29)
 3位 松岡大智選手(カターレ富山) 0.66(出場試合20)

ドリブルポイント王者は、福島ユナイテッドFCの森晃太選手になりました!
 2位と比べるとほぼほぼダブルスコアであり、いかに圧倒的であったかがお分かりいただけると思います。また、パリ五輪世代の期待の星でもある横山選手に関しては、そろそろステップアップもあるかもしれません

奪取ポイント

2022シーズンのJ3リーグにおいて、90分平均の奪取ポイントが高かった選手を表彰します。
 なお、20試合以上に出場した選手を対象とします。

 1位 山下優人選手(いわきFC) 15.43(出場試合34)
 2位 水野泰輔選手(藤枝MYFC) 15.06(出場試合30)
 3位 パウリーニョ選手(松本山雅FC) 14.38(出場試合27)

奪取ポイント王者は、いわきFCの山下優人選手になりました!
 全試合に出場したいわきFCの山下選手が、トップになりました。中盤の番人としてJ3王者の中盤に君臨していた選手で、来季のJ2でのプレーも楽しみです。

守備ポイント

2022シーズンのJ3リーグにおいて、90分平均の守備ポイントが高かった選手を表彰します。
 なお、20試合以上に出場した選手を対象とします。

 1位 河野貴志選手(ギラヴァンツ北九州) 3.32(出場試合30)
 2位 安藤智哉選手(FC今治) 3.16(出場試合29)
 3位 宗近慧選手(YSCC横浜) 3.12(出場試合25)

守備ポイント王者は、ギラヴァンツ北九州の河野貴志選手でした!
 チームは、J3に降格して挑んだ今季ですが、守備の要として圧倒的なパフォーマンスを見せました。残念ながらチームの昇格はなりませんでしたが、地震はブラウブリッツ秋田へのステップアップ移籍が決まっています。

セーブポイント

2022シーズンのJ3リーグにおいて、90分平均のセーブポイントが高かった選手を表彰します。
 なお、20試合以上に出場した選手を対象とします。

 1位 徳重健太選手(ベガルタ仙台) 0.56(出場試合33)
 2位 服部一輝選手(ツエーゲン金沢) 0.56(出場試合25)
 3位 内山圭選手(藤枝MYFC) 0.54(出場試合34)

セーブポイント王者は、徳重健太選手です。
 値では、1位と2位が並んでいますが、出場試合数を見てこのようにしました。ただ、3位の内山選手まで非常に僅差の中での争いになっていました。

最後に

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