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J2開幕戦でのゴールを振り返ろう!!~Jリーグ ALL GOALs#2~

こんにちは。
今回は、2022年の明治安田生命J2リーグの開幕戦で生まれたゴールの動画、そしてそれぞれの凄さをまとめてみました。
開幕戦を振り返ると言う観点でも良い記事になっていると思いますので、ぜひご覧ください!!!

また、評価として僭越ながら、以下の3項目で5点満点で評価しています。
 試合における重大さ:試合結果に対する影響度
 インパクト:ゴールの形などでのインパクト
 技術面:ゴールに要求される技術面
最後には、順位をまとめますので、ぜひご覧ください。
(もちろん、どんな形であれゴールはゴールです。)

明治安田生命J2リーグ第1節結果

 では、あらためて開幕戦の結果を見てみましょう。

 開幕戦は、J2に所属する全22チームの計11試合が行われました。J1から4チームが降格してきた今季は、例年よりも激しさを増したリーグになると思います。
 昇格組の岩手がJ2初勝利を掴むなど、どこが降格してもおかしくないような開幕戦の結果でしたね。

全ゴールの動画

 Jリーグでは、公式Youtube 上に全ゴールの動画をカテゴリー別に挙げています。以下の動画は、開幕戦の動画です。

試合別

 ここからは、試合別にゴールを見ていきたいと思います。
 それぞれのゴールにあるTwitter、YouTubeのページからはゴールシーンを見ることができます。

栃木SCvsブラウブリッツ秋田

58分 西谷優希(栃木SC)

 右サイドで黒崎選手と瀬沼選手が抜け出しをはかる。瀬沼選手が潰れたが、ファールはなく、その後、センターラインへと繋ぐ。
 ゴールまで30メートルほどあるところで、新加入のトカチ選手がボールを受けると、一人外してシュートを狙う。シュートが途中で、前にいた西谷選手に当たり、コースが変わりそのままゴールイン。公式記録では、西谷選手のゴールになっている。

評価
 試合における重大さ:★★★☆☆
 インパクト:★★★★☆
 技術面:★★☆☆☆
 合計点:9/15

ザスパクサツ群馬vsモンテディオ山形

42分 山根永遠(ザスパクサツ群馬)

 群馬は、最後方から右サイドに幅をとった小島選手に展開。インナーラップをして、追い越した田中選手へと渡り右サイドを打開する。中央にいた深堀選手へのクロスを山形のDFが警戒する中、グラウンダーでマイナス方向にボールを入れる。
 すかさず、山形のDFが飛び出るが、パスを受けた岩上選手はダイレクトではたき、相手のプレッシャーをいなす。後ろからサポートへ来た加藤選手もダイレクトで左サイドへと叩く。ボールウォッチャーになっていた山形のDFのチェックが一瞬遅れた左サイドに走ってきたのは群馬の山根選手。
 ニアハイに向かって、強烈な一撃を叩き込み、先制点を獲得した。

評価
 試合における重大さ:★★★★☆
 インパクト:★★★★☆
 技術面:★★★★★
 合計点:13/15

ジェフユナイテッド千葉vsいわてグルージャ盛岡

21分 宮市剛(いわてグルージャ盛岡)

 ペナルティエリアよりもセンターライン寄りのかなり距離のある右サイドからのFKを岩手が獲得。低く伸びてくるボールを中に入れるが、オフェンス・ディフェンス共にせることができない。
 ゴール前の集団から外れたファーサイドに一人ポジションをとっていた岩手の宮市選手が、抜けてきたボールに対し、うまくファーサイドへと流し込み、先制に成功する。
 これが、いわてグルージャ盛岡のJ2初ゴールとなる。

評価
 試合における重大さ:★★★★★
 インパクト:★★★☆☆
 技術面:★★★★☆
 合計点:12/15

横浜FCvs大宮アルディージャ

40分 齋藤功佑(横浜FC)

 前線から激しいプレスに行き、高い位置でボールを奪取する。細かいパスを2本つなぎ、相手との位置関係をずらす。2本目では、後ろから出てきた齋藤選手がスピードに乗った状態でパスを受け、勢いのまま、力強いシュートを左足で放ち、ファーポストへと突き刺した。

評価
 試合における重大さ:★★★★☆
 インパクト:★★☆☆☆
 技術面:★★★☆☆
 合計点:9/15

46分 小川航基(横浜FC)

 手塚選手から浮き球でのスルーパスが供給され、齋藤選手が抜け出す。ワンタッチで、若干マイナス気味にクロスを入れると、中央には小川選手が待っている。ダイレクトでのシュートとは行かなかったが、気持ちでゴールに押し込み、追加点を獲得する。

評価
 試合における重大さ:★★☆☆☆
 インパクト:★★☆☆☆
 技術面:★☆☆☆☆
 合計点:5/15

61分 茂木力也(大宮アルディージャ)

 左サイドにいた矢島選手から、アーリー気味に供給されたクロスに対して、ピンポイントではなかったが、後ろから飛び込んできた茂木選手がうまく合わせた。後ろから飛び込むということで、横浜FCのDFの視界から消えており、ほぼノーマークでのシュートとなった。

評価
 試合における重大さ:★★★☆☆
 インパクト:★★☆☆☆
 技術面:★★★☆☆
 合計点:8/15

64分 矢島慎也(大宮アルディージャ)

 右サイドのスローインでスタート。茂木選手と三幸選手がパススピードが非常に速いワンツーで抜け出し、ゴール右深くへと進入する。相手DFの重心が傾いたところで、マイナスでグラウンダーのパスを出す。
 ペナ外から走ってきた矢島選手に、横浜FCのマークはつき切れておらず、ゴール左端に流し込み、同点に成功する。

評価
 試合における重大さ:★★☆☆☆
 インパクト:★★★☆☆
 技術面:★★★★☆
 合計点:9/15

90+3分 クレーべ(横浜FC)

 伊藤選手がねばり、追い越してきた山下選手が抜け出したところを大宮の新里選手が足でひっかけてしまい、PK。
 キッカーはクレーべ選手。大宮の南選手もコースは読んでいたが、ゴール左隅に強烈な一撃を叩き込み勝利。

評価
 試合における重大さ:★★★★☆
 インパクト:★☆☆☆☆
 技術面:★★☆☆☆
 合計点:7/15

徳島ヴォルティスvsツエーゲン金沢

スコアレスドローのため、得点シーンはなし。

Vファーレン長崎vs東京ヴェルディ

25分 カイオ・セザール選手(Vファーレン長崎)

 コーナーキックからの流れでの得点。
 右サイドからのコーナーキックは、高い弾道を描いて中央に送り込まれる。シュートまで行くことはできなかったが、クリアもできずゴール前に残っている。都倉選手が厳しい体勢ではあったが、おとしカイオ・セザール選手が右足を振り抜き、先制に成功する。

評価
 試合における重大さ:★★★☆☆
 インパクト:★☆☆☆☆
 技術面:★★☆☆☆
 合計点:6/15

37分 杉本竜士(東京ヴェルディ)

 こちらもコーナーキックからの流れ。
 ボールは長く、GKも飛び出るが誰も触ることができずに、ファーサイドにいた小池選手の元へと行く。シュート性のクロスを右サイドからゴール前に送り込むと、中央で待っていた杉本選手が膝程度の高さであったがうまくヘディングでコースをかえ、ゴールに流し込んだ。

評価
 試合における重大さ:★★★☆☆
 インパクト:★★★☆☆
 技術面:★★★☆☆
 合計点:9/15

レノファ山口vsロアッソ熊本

38分 生駒仁(レノファ山口)

 コーナーキックの流れからの攻撃で先制点を獲得する。
 高く上がったコーナーキックは、ゴール前中央で熊本のDFにクリアをされてしまうが、ペナ角で吉岡選手が熊本の選手より先にボールに追いつきマイボールにする。吉岡選手が下げたところから、橋本選手がゴール前にラフにアーリークロスを放り込み、混戦の中で抜け出した生駒選手が右足でゴールに突き刺した。

評価
 試合における重大さ:★★★☆☆
 インパクト:★★☆☆☆
 技術面:★★★☆☆
 合計点:8/15

56分 高橋利樹(ロアッソ熊本)

 後方からのビルドアップを図る過程で、右サイドのターレス選手が中央にいた上村選手に預け前線へ猛ダッシュ。上村選手は前に空いていた広大なスペースに浮き球でパスを出すと、ターレス選手が追いつき、並走していた高橋選手の前にパスをだす。
 前のスペースへのクロスであったため、高橋選手はスライディングのような形でパスに合わせると、ボールはうまくうき、GK超え、ゴールへと吸い込まれていった。

評価
 試合における重大さ:★★★☆☆
 インパクト:★★☆☆☆
 技術面:★★★☆☆
 合計点:8/15

ベガルタ仙台vsアルビレックス新潟

スコアレスドローのため、得点シーンはなし。

FC町田ゼルビアvsFC琉球

スコアレスドローのため、得点シーンはなし。

ファジアーノ岡山vsヴァンフォーレ甲府

35分 松本凪生(ヴァンフォーレ甲府)

 岡山が後方から組み立てようとして、河野選手、柳選手、河井選手がボールを繋いでいたが、河井選手のところで甲府の守備陣に捕まってしまう。カットした流れで、倒れ込みながら前線に供給されたスルーパスに、前線にいたウィリアン・リラ選手が反応し、1vs1を仕掛けると、相手DFを4人引きつけながらもペナルティエリア内に侵入する。
 深い位置からマイナス方向に出されたパスの先には、フリーの松本選手が入ってきており、ゴールに落ち着いて流し込んだ。

評価
 試合における重大さ:★★☆☆☆
 インパクト:★★☆☆☆
 技術面:★★★★☆
 合計点:8/15

36分 川本梨誉(ファジアーノ岡山)

 かなり後方からのフリーキックでスタート。
 柳選手が体制を崩しながらも前に繋ぎ、河井選手が相手をかわすとゴール前深くまで侵入する。ふわりと浮かせたクロスに対し、川本選手だ打点の高いヘディングでゴールネットを揺らし、先制された直後に追いつく。

評価
 試合における重大さ:★★★★★
 インパクト:★★☆☆☆
 技術面:★★★☆☆
 合計点:10/15

42分 田中雄大(ファジアーノ岡山)

 柳選手が蹴り込んだ長いボールに対し、宮崎選手がすらすと、前線のチアゴ・アウベス選手にボールが収まる。リフティングをしながら相手を否しボールキープをすると、こぼれ球に後ろから詰めてきた田中雄大選手がダイレクトでシュートを放つ。
 シュートはゴール右上へと吸い込まれ勝ち越しに成功する。

評価
 試合における重大さ:★★★★☆
 インパクト:★★★★☆
 技術面:★★★★☆
 合計点:12/15

52分 チアゴ・アウベス(ファジアーノ岡山)

 ヴァンフォーレ甲府の楔のパスがずれたところをチアゴ・アウベス選手がカット。相手GKが前に出ていることを確認してロングシュートを叩き込む。

評価
 試合における重大さ:★★★☆☆
 インパクト:★★★★★
 技術面:★★★★★
 合計点:13/15

56分 チアゴ・アウベス(ファジアーノ岡山)

 右サイドでボールを持った宮崎選手は後ろの河井選手に一度ボールを預け、中央へランニング。一瞬、その河井選手と宮崎選手のポジションが重なってしまうが、その影響で中央のチアゴ・アウベス選手へのマークが緩くなっており、河井選手はそこへパス。
 落ち着いてコントロールをしたチアゴ選手はゴールにシュートを突き刺す。

評価
 試合における重大さ:★★☆☆☆
 インパクト:★★★☆☆
 技術面:★★★☆☆
 合計点:8/15

大分トリニータvs水戸ホーリーホック

7分 村田航一(水戸ホーリーホック)

 水戸が後方でボールを奪い、繋ぎに行こうとするが大分の選手が激しいプレスをかける。下田選手の激しいプレスにより、ボールは水戸の進行方向にこぼれてしまい、そのボールを回収した村田選手が、相手DFと対峙しながらタイミングを外し、グラウンダーのシュートを打ち込む。

評価
 試合における重大さ:★★☆☆☆
 インパクト:★★☆☆☆
 技術面:★★★★☆
 合計点:8/15

36分 呉屋大翔(大分トリニータ)

 前線へのスルーパスが水戸、大分の選手の間を抜け、走り出した呉屋選手が角度のない位置でボールを回収する。GKが出ていたため、ゴールは無人になっており、うまくインサイドにかけてコントロールショットがゴールへと吸い込まれる。

評価
 試合における重大さ:★★☆☆☆
 インパクト:★★★★☆
 技術面:★★★★★
 合計点:11/15

ベストゴール

 それぞれのゴールに対しつけていた15点の評価のうち、上位であったものを紹介します。

第3位タイ

対象試合:ジェフユナイテッド千葉vsいわてグルージャ盛岡
得点者 :宮市剛(いわてグルージャ盛岡)

評価
 試合における重大さ:★★★★★
 インパクト:★★★☆☆
 技術面:★★★★☆
 合計点:12/15

第3位タイ

対象試合:ファジアーノ岡山vsヴァンフォーレ甲府
得点者 :田中雄大(ファジアーノ岡山)

評価
 試合における重大さ:★★★★☆
 インパクト:★★★★☆
 技術面:★★★★☆
 合計点:12/15

第1位タイ

対象試合:ザスパクサツ群馬vsモンテディオ山形
得点者 :山根永遠(ザスパクサツ群馬)

評価
 試合における重大さ:★★★★☆
 インパクト:★★★★☆
 技術面:★★★★★
 合計点:13/15

第1位タイ

対象試合:ファジアーノ岡山vsヴァンフォーレ甲府
得点者 :チアゴ・アウベス(ファジアーノ岡山)

評価
 試合における重大さ:★★★☆☆
 インパクト:★★★★★
 技術面:★★★★★
 合計点:13/15

最後に

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