お世話になっている方にいただいた視点。客観的とは。
これから記載するものは
私が2020年の9月に書いたものです。
一生懸命頑張る方を応援できたらと思い、
noteに転記することにしました。
🔷2020年9月
私は、
4年前まで会社で物凄い圧力を
体から放って人に接してきました。
それは、
まじめに仕事をしない人、
手を抜く人、さぼる人、
失敗を隠す人、認めない人、
いつまでも着手しない人、
最後になって放り出す人、
いざというときに逃げる人
そういうい人に、
バチン!と言わなくてはいけない。
働くってことは責任を果たすことだ!
どうしてわからないんだ!
そういうことを言い続けて
そういう人が、
きちんとやるための
方法や考え方まで、
自分が考えて提供していけば、
いつかやってくれる。
その為に自分がまず動く。
とにかく動く。
そうすれば言葉の重みも増してくるはずだ。
そういう自分が頼めば、
みんなしっかりやってくれると
考えていました。
その結果、
自分の提案するもののいいとこ取りで
皆はそれぞれ使ってはくれます。
でもそれは、
あくまで元々意欲のある方のみ。
ほとんどの人は、
面倒くさいな~…
という感じになっていることが
多かったです。
40歳を超えて、仕事の内容が、
皆の協力を得たり、
皆の本音を反映したシステム作り、
皆のやりやすい仕事の環境つくりを
任していただくようになり、
その時も黙々と考え、検討して、
各メーカーに問い合わせて
新たな知識をいただき、
自社のシステムに活かすためには
どうするのかとか、
皆が喜ぶものは何なのかを
考えて考えて形にしました。
その結果出来た資料を反映したものを、
いよいよ皆に説明会をやると
アナウンスした時に、
各グループのトップが、
仕事で忙しいからいけないと
言ったのです。
その時に思いました。
もう嫌だ。
こんなに皆の事を考えて考えて作ったのに、
たった30分の時間すら作ってくれない。
もう、その時は怒る気力もなくなり、
孤独感にさいなまれました。
その時すでに、
尊敬する方から学ばせて
いただいている環境でしたので、
私なりに、
自分を客観的に見ている意識でいましたし、怒ることもなくなってきていました。
沢山の本を読み勉強もしていました。
自分なりに解釈して
それをすぐに実践してきました。
そうすると面白いように
成果が上がってもいました。
だからこそ、その時の説明会は、
「私」にとって一大イベントでした。
でも違ったのです。
あくまで「私」にとっての
イベントに過ぎませんでした。
皆の意見を聞いた気になっていました。
皆に話しかけていたつもりになっていました。
怒らなくなったと
自分に言い聞かせていました。
説明会を開く1か月半前
尊敬する方から頂いた言葉。
「人は結局、自分が一番大事なんだよね~」
「もう少し客観的にみれるといいね」
その言葉をいただいた時、
ものすごく、腹が立ちました。
尊敬している、
大好きな人に言われた言葉なのに
自分は、
「皆の為に」とか、
「自分の時間なんて関係ない、
少しでも良くするために!」
と考えていたし、
自分は客観的に見ているつもりだ!
と思っていました!
なのに、なんで、
あんなことを言ったんだろう・・・。
と、今度は悲しくなってきてしまいました。
そんな悲しい気持ちのまま、
それでも自分は間違っていない、
皆の為にと考えることは
間違っていないと信じて、
開催までこぎつけた説明会でした。
各グループのトップが参加してくれず、
若くておとなしい子だけが
参加となった説明会。
なにも決まらず、ただ、
説明だけして終わりました。
その夜、尊敬する方にお願いしました。
「なんでなんですか!?
こんなにやっているのに!!
〇〇さんたちが
参加してくれませんでした!
前から日程の連絡もしてあったのに!
もう今日は定時で終わります!
いまから喫茶店に行って
話を聞いて下さい!」
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