古藤田商店 社員インタビュー【中川 勇人(営業部 CSR推進担当 主任)】

今年で創業60周年を迎えたコトウダグループ。地域に密着した建材店として設立して以来、伊豆の発展に貢献してきました。

そんな歴史をもつ弊社は、一見すると、古いイメージが漂う職場に思われるかもしれません。しかし、実際には多様なバックグラウンドをもつ社員たちが活躍し、さまざまな働き方が展開されています。

この記事では、弊社で働く多彩な人材のリアルをご紹介。三島信用金庫から出向中の秋山 隆さん、Webライターと兼業しながらパートタイムで働くママスタッフの寺本 舞さん、海外でプロサッカー選手として活躍していた中川 勇人さんに話を聞きました。

3人のこれまでの経歴や、現在の働き方、古藤田商店で実現したいことなどを聞き、普段の様子を垣間見ていただければと思います。


第三弾は、営業部 CSR推進担当 主任の中川 勇人さんのインタビューです。海外で活躍するプロサッカー選手から転身し、古藤田商店でCSRの推進に取り組んでいる中川さん。そんな異色のキャリアをもつ彼に、古藤田商店で働くことになったきっかけや、伊豆での暮らしについて話を聞きました。

海外でプロサッカー選手として
活動していた中川さん



中川 勇人 NAKAGAWA Yuto
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営業部 CSR推進担当 主任
2020年8月、古藤田商店入社。
現在は、古藤田商店 営業部にて営業部 CSR推進を担当。



キャリアステップ Career Steps

2006年~2012年:
FC町田ゼルビア・栃木シティ(旧栃木UVA)・S.C.相模原に所属し、国内でプロサッカー選手として活動。
・2013年~2016年
タイのカセサートFC・スコータイFCに所属し、海外でプロサッカー選手として活動。
・2016年3月~2020年6月:
神奈川県のリフォーム会社 営業部に勤務。
・2020年8月~:
古藤田商店に入社し、営業部CSRの推進業務を担当。


古藤田商店で働きはじめた経緯 Process

「体と心のパワーバランスを整えられる場所で暮らしたい」

国内でも海外でもプロのサッカー選手として活躍していた中川さん。2016年にプロサッカー選手を引退後、地元の神奈川県に戻り、リフォーム会社で営業をしていました。

リフォーム会社では、サッカーで培ったコミュニケーション能力や努力する姿勢が評価され、1年間で売り上げは1億円を達成し、役職をもらうまでに。しかし、仕事に追われ、子どもの寝顔しか見られないほど忙しい日々のなかで、次第に「お金よりも時間がほしい」「体と心のパワーバランスを整えられる場所で暮らしたい」と考えるようになりました。

そんなとき、選手時代にご縁のあった方から紹介されたのが、伊豆市の古藤田商店。中川さんは世界に匹敵するほど豊かで広大な伊豆の自然に惚れこみ、この地で地域に貢献できる仕事がしたいと決意し、伊東市への移住と、CSR事業に携われる古藤田商店への入社を決めました。


古藤田商店本社の前で。
中川さん(一番右)




ー 現在の仕事内容を教えてください。

私が担当しているのは、CSR事業です。CSR事業とは、地域活性化や生産性向上を目指す取組みのこと。古藤田商店では、環境省ETVマークも取得している水質浄化剤「セラクリーン」や、ネコ型配膳ロボット「BellaBot」などの商品に関する企画や、営業先の開拓・販促を行なってます。

静岡県内の企業・事業所・ゴルフ場・観光施設など、各所を訪問しながら、顧客が求める人やモノ、情報の繋ぎ手として情報収集力、探求力、雑談力を磨ける仕事です。

普段から人との出会いやご縁を大切にし、相手の課題を見聞きしたら、いつも「古藤田商店の商品・サービスで解決できるのではないか?」というスタンスで物事を考えるようにしています。


ー 古藤田商店に入社して、生活は変わりましたか?

「家族と過ごす時間がしっかり取れるようになりました。」

生コンクリート業界は、始業時間が早いという特徴があります。古藤田商店の就業時間も7:30~16:00に設定されているので、退社後、家族と過ごす時間がしっかり取れるようになりました。

今年の1月には、1か月間古藤田商店初の育児休業も取得しました。会社設立60年の歴史の中で育休を取得した社員は私がはじめてだったので、周囲からの反応は気になりましたが、思っていた以上にスムーズに理解が得られ、話が進んだ印象でした。おかげで、妻と一緒にじっくり子育てに取り組めました。




ー 中川さんは、古藤田商店のほかに、社会人サッカークラブ『ユナイテッド・イズ・ペニンシュラ』でも活動していますね。どういった想いで、チームを立ち上げたんですか?

「社会に恩返しがしたい」

現役選手時代から「サッカーで社会に恩返しがしたい」という想いがあり、地域と深く関われるようなチームをつくってみようと思いました。ゼロからのスタートでしたが、今では27人の選手が集まり、伊豆半島からJリーグ入りを目指して、日々取り組んでいます。

選手集めでは、サッカー選手としての経験だけでなく、古藤田商店で培ったコミュニケーション能力、努力する姿勢、チームづくりへの取組み方などが活かされていると感じています。

古藤田商店は伊豆の持続的な発展に貢献することを目標としているように、私も日頃から、地域に貢献したいという想いをもって活動しています。




ー 古藤田商店をどのような会社だと思いますか?

「パワーを商いで循環させ、持続し、地域に返していく」

当たり前かもしれませんが、「地域が元気であること」を真剣に考えている会社だと思います。

会社は地域に生かされ、元気を頂いている。そのパワーを商いで循環させ、持続し、地域に返していくのが地域密着型の企業の使命だと考えます。

古藤田商店は、建材事業・生コン事業を長く続けてきた会社です。この弊社の強みを活かして、これらの事業を土台に地域活性化に取り組んでいきたいです。

そして、その使命や存在価値にチャレンジし続けられることが、古藤田商店で働く魅力かなと思っています。


池の水質改善に取り組む



ある1日のスケジュール 1 Day Schedule

7:00   生コンクリート工場内の事務所へ出社
       5S確認(職場環境を整える)、朝礼
7:30   事務処理、打ち合わせ
8:30   既存顧客・新規営業先へ出発・営業
12:00  昼食
13:00  納品・軽作業
15:30  帰社、事務処理
17:00  勤務終了



これから古藤田商店で挑戦したいこと Challenge

「子どもに元気な未来を見せていきたい」

挑戦したいことについては現在模索中ですが、ずっと、前向きなパワーを持った大人が集まって、子どもに元気な未来を見せていきたいと思っています。現役選手時代を過ごしたタイでは、大人がいろいろな世界を背中で見せていました。だから、タイの子ども達も選択肢をたくさん知っている。

伊豆でも同じように、かっこいい大人を増やし、子どもがいろんなことを経験できる機会を増やして、大人として、子どもたちに世界の広さを教えてあげたいと思っています。

今後、古藤田商店でも、『ユナイテッド・イズ・ペニンシュラ』でも、お互いに困ったことを助け合える環境をつくりたい。そして、そのつながりが次世代でも続くように取り組んでいきたいです。「伊豆にはこんな面白い会社、団体があるんだ!」と、若い人が伊豆に集まり、自分でやってみたいと思えることを自由にいろいろやってくれたらいいな!と心から思っています。




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古藤田商店は、多様なバックグラウンドをもつ社員が自分に合ったライフワークバランスを実現しながら、地域の課題に真剣に取り組める職場です。

伊豆半島の素晴らしい自然環境をより良いカタチで次世代に引き継ぐことは、古藤田商店の使命のひとつ。そんなチャレンジに前向きに取り組むかっこいい大人に一緒になってみませんか。


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