小取舎

鳥取県にある小さな出版社です。 お問い合わせ:rockcrime.tottori@gm…

小取舎

鳥取県にある小さな出版社です。 お問い合わせ:rockcrime.tottori@gmail.com 小取舎のInstagramもあります。

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  • 小取舎 新刊案内

    小取舎の本についてまとめたページです。

記事一覧

amazon販売復活について

やっと復活しました。 閉鎖からほぼ一ヶ月かかりました。 おそらく事の発端は『ヒゲ面の元ママ』の電子書籍版を作る際に出品時、海外でも(電子書籍なので郵送しなくても…

小取舎
6時間前
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7月上旬のamazon販売に関するお詫び

小取舎をご愛顧いただきありがとうございます。 現在、amazon販売につきまして、一時、販売を停止しております。 というか勝手に停止されました・・・。 身に覚えがないで…

小取舎
3週間前
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『ヒゲ面の元ママ』購入者様の声&講演会のお知らせ

小取舎から2023年12月13日に刊行した『ヒゲ面の元ママ〜お互いの違いを尊重し合える優しい世界の形〜』はもう読んでいただけたでしょうか? 小取舎の本の中でも抜群の読み…

小取舎
2か月前
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『ヒゲ面の元ママ -お互いの違いを尊重し合える優しい世界の形-』

 小取舎から『ヒゲ面の元ママ - お互いの違いを尊重し合える優しい世界の形 -』を発刊しました。  著者は、鳥取県鳥取市出身の河本直さん。  心は男性、体は女性とし…

小取舎
7か月前
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『闇の中に灯りを 〜臨床教育学への誘い〜』

『闇の中に灯りを 〜臨床教育学への誘い〜』を発刊いたします。 著者は、初代国連大使官、澤田廉三の生涯を描いた『愛郷 外交官澤田廉三の生涯』の片山長生氏。 鳥取西高等…

小取舎
1年前
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4月13日の神戸新聞

https://www.kobe-np.co.jp/news/seiban/202304/0016239827.shtml 鳥取で生まれた碧川かたは1888年に三木節次郎と結婚、兵庫県龍野町(現在のたつの市)に1895年まで住む…

小取舎
1年前
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『前進 -[決定版]碧川かたの生涯-』発刊記念講演会

明治のはじめに鳥取に生まれた碧川かたは、女性の「権利」と「平等」を訴えました。 碧川かた研究会では、この度5年間の研究成果をまとめた書籍を刊行しました。この本で…

小取舎
1年前
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「橋田邦彦・現象学・アーレントの再解釈』読書会開催

小取舎の本の読書会を開催。 2023年3月28日(火)14:50〜16:20 場所は公立鳥取環境大学 岩田直樹研究室(5F4505室) この本を作るきっかけとなった定有堂書店の奈良さん…

小取舎
1年前
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『前進 [決定版]碧川かたの生涯』

鳥取で生まれ、明治・大正・昭和の時代を前に進んで強く生きた 碧川(みどりかわ)かたの生涯 碧川かたは、明治のはじめに鳥取で生まれた一人の女性です。養父母の勧める…

小取舎
1年前
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『橋田邦彦・現象学・アーレントの再解釈』

『橋田邦彦・現象学・アーレントの再解釈─生活世界における公共性と倫理─』が小取舎から発刊いたしました。 著者は公立鳥取環境大学人間形成教育センター特任教授である…

小取舎
1年前
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まんが王国とっとり

コナンが盛り上がっています。 最新劇場版「名探偵コナン ハロウィンの花嫁」が公開になり、金曜ロードショーでも二週連続コナン映画でした。 あれ?今回は花嫁って何て読…

小取舎
2年前
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小取舎の本が渋谷で買えます

本日4月15日より東京渋谷で小取舎の本『芸術と文化 鳥取2021』、及び新刊『街を見る方法』が発売されます。 4月15日から5月20日まで名探偵コナン劇場版新作公開応援企画と…

小取舎
2年前
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『街を見る方法』

伝説のタウン誌『スペース』から時代を読み解く! 1970 年代後半から 90 年代まで刊行された鳥取のタウン誌、通称『スペース』。 当時の熱き者たちが集った誌面を分析。 あ…

小取舎
2年前
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組み -空間のなぞ-

本を読まないで本を見るということをする。 小取舎創立から一年ちょっと。もちろん本の組みもするわけですが、皆さん本って見てますか?読んでいるのではなく。例えば皆さ…

小取舎
2年前
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『鳥取力のかたち 2030』

本日2022年1月25日に地域デザイン研究所の吉田幹男著『鳥取力のかたち 2030 県民が拓く2030年の鳥取力』が刊行いたしました。 吉田氏と初めてお会いしたのが昨年の10月。…

小取舎
2年前
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絵本『まっかないちご』

今年の2月、鳥取県立図書館で小取舎の講演会をした際に来てくださった方からの紹介で、絵本が作りたい方がいるというお話をいただいた。絵が上手というわけではないけどと…

小取舎
2年前
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amazon販売復活について

やっと復活しました。 閉鎖からほぼ一ヶ月かかりました。 おそらく事の発端は『ヒゲ面の元ママ』の電子書籍版を作る際に出品時、海外でも(電子書籍なので郵送しなくても)売れるやんと思い、イタリア、ドイツ、アメリカ合衆国、カナダ、フランス、オーストラリア、メキシコ、スウェーデン、スペイン、オランダの販売項目にチェックを入れたことかもしれない。 それ以外考えられない。 それだけで海外アカウントが作られてしまっていた。 amazonの日本アカウントを作るときにあまりに時間がかかったので

7月上旬のamazon販売に関するお詫び

小取舎をご愛顧いただきありがとうございます。 現在、amazon販売につきまして、一時、販売を停止しております。 というか勝手に停止されました・・・。 身に覚えがないですし、出品者評価も200と高く停止をくらうようなことはしていないはず。。。 amazonのサポートにもなかなか繋がらず、二度のメールは返信されましたが、 (申告について)「提出いただいた情報を受領致しましたが、一部不足している情報がございましたため、今回はアカウントの再開を見送らせていただくことになりました

『ヒゲ面の元ママ』購入者様の声&講演会のお知らせ

小取舎から2023年12月13日に刊行した『ヒゲ面の元ママ〜お互いの違いを尊重し合える優しい世界の形〜』はもう読んでいただけたでしょうか? 小取舎の本の中でも抜群の読みやすさ(笑)です。 読んだら「あれ?これジェンダー問題についての苦労話じゃないじゃない!」「私のための本・・・?」となるかも知れません。 読んだ方から絶賛のレビューが届いております↓ 改めて自分とちゃんと向き合える本 「とても丁寧に書かれていてすごく読みやすい本です。 著者の思いに触れることで本来の自分に向き

『ヒゲ面の元ママ -お互いの違いを尊重し合える優しい世界の形-』

 小取舎から『ヒゲ面の元ママ - お互いの違いを尊重し合える優しい世界の形 -』を発刊しました。  著者は、鳥取県鳥取市出身の河本直さん。  心は男性、体は女性として生まれ、「普通の」幸せを求め 19 歳で男性と結婚。20 歳の時、男児を授かることで母親も体験し、自身の性に悩み葛藤しながらも、女性の人生を最大限に生き抜きました。その後、41 歳の時に性別変更をし、今度は男性という第二の人生を歩み現在に至ります。  性同一性障害により、性で悩み、葛藤し、「それでも自分の

『闇の中に灯りを 〜臨床教育学への誘い〜』

『闇の中に灯りを 〜臨床教育学への誘い〜』を発刊いたします。 著者は、初代国連大使官、澤田廉三の生涯を描いた『愛郷 外交官澤田廉三の生涯』の片山長生氏。 鳥取西高等学校、同通信制課程、八頭高等学校、西工業高等学校(現 鳥取湖陵高等学校)、鳥取東高等学校、 岩美高等学校の教員を経て、鳥取県教育研修センター教育相談課課長で定年、さらにその後の 70 歳ま での活動の中で、臨床教育学に基づき、生徒一人一人の生活にまで目を配った 48 年間の軌跡を自伝的 に描いた作品です。 同和教育

4月13日の神戸新聞

https://www.kobe-np.co.jp/news/seiban/202304/0016239827.shtml 鳥取で生まれた碧川かたは1888年に三木節次郎と結婚、兵庫県龍野町(現在のたつの市)に1895年まで住む。その経緯もあり、たつの市でもかたの研究が行われている。今回の『前進-[決定版]碧川かたの生涯-』でも元たつの市(兵庫県)職員の志水豊章さんが龍野の章を執筆し、今回神戸新聞でも記事が掲載された。 面白いのは記者が当時の神戸新聞、朝日新聞を調べたとこ

『前進 -[決定版]碧川かたの生涯-』発刊記念講演会

明治のはじめに鳥取に生まれた碧川かたは、女性の「権利」と「平等」を訴えました。 碧川かた研究会では、この度5年間の研究成果をまとめた書籍を刊行しました。この本では研究をすすめる上でかたの生涯を明らかにすることができたため、[決定版]と銘打ちました。この発刊を記念し、講演会を開催します。 多くのご参加をお待ちしております。 事前申込は不要です。 研究会の経過:会長 四井幸子 執筆の苦労他:研究会特別顧問 内田克彦 出版の意義:たつの史談会会長 志水豊章 【鳥取県東部】

「橋田邦彦・現象学・アーレントの再解釈』読書会開催

小取舎の本の読書会を開催。 2023年3月28日(火)14:50〜16:20 場所は公立鳥取環境大学 岩田直樹研究室(5F4505室) この本を作るきっかけとなった定有堂書店の奈良さんの企画「読む会」の特別回です。司会は「読書室」主宰で、梅田の蔦屋書店の立ち上げから参加されていた三砂慶明さん。 定員が8名と少なめですがご興味ある方はご連絡ください。 rockcrime.tottori@gmail.com

『前進 [決定版]碧川かたの生涯』

鳥取で生まれ、明治・大正・昭和の時代を前に進んで強く生きた 碧川(みどりかわ)かたの生涯 碧川かたは、明治のはじめに鳥取で生まれた一人の女性です。養父母の勧める結婚。時代の家父長制度には逆らえず、子どもを残しての離縁、その胸を裂かれる辛い思いをバネにして自立の道を進みます。当時の職業婦人として看護婦を選びます。再婚相手の新聞記者碧川企救男(きくお)と新しい自分たちの家庭を築き、大切な子供たちを守ります。 最初の結婚での長男(三木露風)は、母への思いを歌に残します。 われ七

『橋田邦彦・現象学・アーレントの再解釈』

『橋田邦彦・現象学・アーレントの再解釈─生活世界における公共性と倫理─』が小取舎から発刊いたしました。 著者は公立鳥取環境大学人間形成教育センター特任教授である岩田直樹氏。 岩田氏が1990年代から2000年代半ばにかけて書き継いだ四つの論考と四つのコラムをもとに構成しています。 鳥取出身である生理学者・医学者である橋田邦彦の思想、人間の尊厳や自由の重要性を訴えたドイツからアメリカに亡命した政治哲学者アーレント、そしてドイツの哲学者フッサールが提唱した、人間が経験する現実を

まんが王国とっとり

コナンが盛り上がっています。 最新劇場版「名探偵コナン ハロウィンの花嫁」が公開になり、金曜ロードショーでも二週連続コナン映画でした。 あれ?今回は花嫁って何て読むんだろう?と思いましたが、まんま「はなよめ」でした。 どうも鳥取の出版社小取舎です。 前回の記事で、小取舎の本が渋谷で売られるということを書きましたが、お話をいただいた本屋しゃんより会場には初日から多くのコナンファンがSNSなどで知って来場し賑わっているとのご報告がありました。 会場はどんな感じなのかなー、小取舎

小取舎の本が渋谷で買えます

本日4月15日より東京渋谷で小取舎の本『芸術と文化 鳥取2021』、及び新刊『街を見る方法』が発売されます。 4月15日から5月20日まで名探偵コナン劇場版新作公開応援企画として「まんが王国とっとり with shibuya-san」というイベントが渋谷フクラス1F観光案内所兼アートセンター「shibuya-san」で開催されます。 鳥取県まんが王国官房、鳥取県北栄町の協力のもと「青山剛昌ふるさと館」の紹介や鳥取県の観光スポットの紹介、また青山剛昌先生が生まれ育った「鳥取

『街を見る方法』

伝説のタウン誌『スペース』から時代を読み解く! 1970 年代後半から 90 年代まで刊行された鳥取のタウン誌、通称『スペース』。 当時の熱き者たちが集った誌面を分析。 あの時代、鳥取で何が起こっていたのか。 『街を見る方法 -『まちの本 スペース』とその時代-』が発売開始いたしました。 1978年に刊行し、20年間、鳥取の様々な情報を扱ったタウン誌『スペース』。 肩書きのあるなしに関わらず、多くの執筆者が携わったこの伝説のタウン誌を、鳥取大学の小笠原拓教授、岡村知子准教

組み -空間のなぞ-

本を読まないで本を見るということをする。 小取舎創立から一年ちょっと。もちろん本の組みもするわけですが、皆さん本って見てますか?読んでいるのではなく。例えば皆さんの家に書籍が一冊もないってことはないと思いますが、ちょっと手にとってパラパラとめくってみてください。文字がつらつらと書かれていますね。そのページの上と下(天と地)に隙間がありますよね。どちらか一方が同じバランスではなく空いていませんか?これ、なんでしょう。 ページ数(ノンブル)や章タイトルが入っているから空いてい

『鳥取力のかたち 2030』

本日2022年1月25日に地域デザイン研究所の吉田幹男著『鳥取力のかたち 2030 県民が拓く2030年の鳥取力』が刊行いたしました。 吉田氏と初めてお会いしたのが昨年の10月。地域デザイン研究所を1972年に設立し(地域デザインというワードをその頃から使用していた!)、鳥取の数々の地域研究をしてきた吉田氏なので、その成果をまとめるのは容易ではないかと本人も私も思っていました。 しかし、昨今のめまぐるしく変化する情勢やそこから派生する地域の課題、市政・県政の方向性、そして

絵本『まっかないちご』

今年の2月、鳥取県立図書館で小取舎の講演会をした際に来てくださった方からの紹介で、絵本が作りたい方がいるというお話をいただいた。絵が上手というわけではないけどということをお聞きしていたが、本人とお会いして、実際絵を見せてもらったら落書きに近い絵だった。女子がA4の普通紙を折ったり切ったりして冊子化した紙にはいちごがキャラクターとして描かれていて、テーマもわからず困惑した。とりあえず絵本も作ったことないけど話を聞いてみよう。 彼女は保育士で、ご自身でも母子・女性限定のリンパケ