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まんが王国とっとり

コナンが盛り上がっています。
最新劇場版「名探偵コナン ハロウィンの花嫁」が公開になり、金曜ロードショーでも二週連続コナン映画でした。
あれ?今回は花嫁って何て読むんだろう?と思いましたが、まんま「はなよめ」でした。
どうも鳥取の出版社小取舎です。

前回の記事で、小取舎の本が渋谷で売られるということを書きましたが、お話をいただいた本屋しゃんより会場には初日から多くのコナンファンがSNSなどで知って来場し賑わっているとのご報告がありました。
会場はどんな感じなのかなー、小取舎の本はどんな感じで置いてあるのかなーと思っていたら画像まで送ってきてくださいました。(上の写真)

おお、これは良い。
そもそも渋谷というアクセスしやすい街で、しかも駅の南口の渋谷フクラス接続デッキから直で会場のビルへ行けるのが良い。というか観光案内所兼アートセンターというshibuya-sanがそのコンセプトとともにかっこいい。コロナ禍になってから渋谷はおろか東京に行けていないので是非とも行ってみたいところです。

コナン=青山剛昌=鳥取という意識はあると思いますが、ファンの中でもこの三つのうち「鳥取」についての知識はそんなにないんじゃないだろうかと思っていましたが、聖地巡礼に鳥取を訪れるファンは多いらしく、観光という面でも非常に重要なコンテンツなのだと改めて認識しました。アニメ「Free」なんかも近年ではすごく恩恵を受けましたね。そして今回のこのイベント会場に足を運んできてくれた方のほうがひょっとしたら瞬間的にでも鳥取に住む方よりも鳥取愛が爆発するのではないでしょうか。とも思ったり。
本屋しゃんにも鳥取に来てほしいなー。


さて、そもそも「まんが王国とっとり」とは、水木しげる、谷口ジロー、青山剛昌など多くの漫画家たちを生んだ鳥取県を知ってもらい活性化させようという街づくりとして2012年に建国されました。実施部隊は鳥取県庁の文化観光局の中にあるのですが、県のホームページには「まんが王国官房」(!)というセクションがあります。ここで見るだけでも結構王国らしい活動が行われているのが分かります。
マンガコンテストや声優コンテストなどが行われ、実のところ、私も知らなかった「まんが王国とっとりだより」というものが発刊されていました。最新号もPDFで見ることができます。これもまんがです。

鳥取と聞いてイメージするのは砂丘、カニが多いのでしょうが、その他にラッキョウ、大山(だいせんと読む)、白バラ牛乳、豆腐竹輪、岩ガキ、民藝など色々なコンテンツがあります。子育て王国やカレー王国(最近消費量が2位になってしまいましたが)、きのこ王国、和牛王国など、県内に王国が増えています。何でも王国化すれば良いってものじゃありませんが、鳥取に住めば王になるのも夢ではないのかもしれません。



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