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4月13日の神戸新聞

https://www.kobe-np.co.jp/news/seiban/202304/0016239827.shtml

鳥取で生まれた碧川かたは1888年に三木節次郎と結婚、兵庫県龍野町(現在のたつの市)に1895年まで住む。その経緯もあり、たつの市でもかたの研究が行われている。今回の『前進-[決定版]碧川かたの生涯-』でも元たつの市(兵庫県)職員の志水豊章さんが龍野の章を執筆し、今回神戸新聞でも記事が掲載された。

面白いのは記者が当時の神戸新聞、朝日新聞を調べたところ死亡時の年齢が掲載記事や死亡広告の歳が全て違うという。そもそも戸籍上の出生年が明治5年で、「壬申(じんしん)戸籍」が制定された年でもあるため正確性に欠ける面がある。現在のように出生や地域の転入出の届け出が完璧になされていたか曖昧な時代である。かたの生まれ年の干支に関する資料が出て来れば出生年の謎が解けるという記事も面白い。


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