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自粛中の体調管理⑤【愛犬へご褒美に簡単鶏皮おやつ】


「鶏皮、美味しいけどカロリー高くてちょっとね・・・」「コラーゲンとか、栄養があるのはわかるんだけど」


もったいないと思いつつも捨ててしまっている方に、ぜひ読んで頂きたいです。

そもそも市販の鶏肉は犬に上げても大丈夫なの?という疑問ですが・・・量を与えすぎなければ問題ありません。あ、でも生はダメです。祖先を辿るともともと野生であった犬ですが、人間と暮らす様になって歴史が長いので、生肉を消化するには向いていない構造になっている可能性が高いです。

あと市販の生肉は人間が食べる前提で売られているものなので衛生的ではあるのですが、表面に大腸菌やサルモネラ菌、カンピロバクターなどの細菌が付着していることも・・・加熱調理で細菌は死滅するので、できるだけ火を通したものを与えるようにしましょう。


さて、今回のお話の「鶏皮」にはコラーゲン、ナイアシン、不飽和脂肪酸、ビタミンK、ビタミンB2など栄養がたくさん詰め込まれています。栄養素の役割を簡単にまとめさせていただきます。


コラーゲン

目,皮膚,関節,筋肉,骨,内臓、などを健康に保つ効果があります。また心臓病の予防も期待でき、ビタミンC,ビタミンE,カロテンとの相乗効果で抗がん作用もあるとされています。


ナイアシン

炭水化物,タンパク質,脂質の代謝促進と皮膚を保護する役目をしてくれます。


不飽和脂肪酸

体内で作り出せない栄養素ですので食事から摂取しなければなりません。皮膚や被毛の健康維持,免疫力アップ,アレルギー反応の緩和などの効果があるとされています。


ビタミンK

血液の凝固作用や解毒作用があり、骨からカルシウムが溶け出すのを防ぐ作用があります。


ビタミンB2

タンパク質,脂質,炭水化物の代謝に不可欠な栄養素で、皮膚や被毛の健康維持と成長促進に役立ちます。また、白内障など眼病の予防にも役立ちます。



どうでしょう?

内臓機能や毛皮、皮膚、病気予防まで幅広くわんちゃんの健やかな成長に欠かせない嬉しい栄養素がたくさん詰め込まれています。


しかし、

正しい与え方をしないと、逆効果です。


鶏皮 497kcal/100g

白米 356kcal/100g

とカロリーがおそろしく高いです。愛犬が喜ぶからと与えすぎると、肥満や生活習慣病の原因になります。そして与えるときには茹でる,焼くなどして脂を抜く事がポイントです。冷凍もできるので、作った際に小分けして保存しておくと使いやすくて便利ですね。


茹で鶏皮の作り方

①鶏皮を切る(犬の口の大きさに合わせて)

②皮1枚につき200mlくらいの水で、弱火で半量になるまで煮込みます。

③スープを冷まし(ドッグフードをふやかす場合は熱々の状態のものを入れて覚ましてから)、上に浮いた脂を取り除いて完成。


製氷機で冷凍保存すれば、夏の暑い日にあげて手軽に涼をとってもらえますね。


鶏皮チップの作り方

①鶏皮を軽く茹で、しっかり水分を拭き取ってから一口大に切る。

②フライパン又はトースターで加熱、水分をとばして完成。

※焼くと油が出るので、キッチンペーパーで拭き取ります。とっておいて料理に使うのもありです。




簡単でしょ?

自分が作ったものを喜んで食べてくれると最高に幸せです*´艸`*

「市販のおやつは高い!」「色んなものが入っているので本当に体に良いのかもわからない?」と思っている方にもオススメです。





新垣 ことり

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