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お彼岸の朝の明晰夢  神話は今も生きている ことの葉綴り三八二

春のお彼岸の夢

おはようございます。温かい気温が嬉しいですね。
今朝、見た夢に、大好きだった亡き祖母と、今年十年祭となる父と、先日、他界した、伯父伯母夫婦と、子どもたちが出てきました。

横たわるお祖母ちゃんを膝枕すると、夢の中で、本当に重みを感じた感覚になり「あれ? お祖母ちゃん、あの世なのに……」と、夢の中で“考えて”いました。
大好きな父も、夢の中で、「親戚の子が遊びにくるから、準備をしよう」と言って、私もそれを手伝ったり。
また、私宛の宅配便を受け取ってくれて。
実はそのために、“家の前で、朝からずっと待っていた”と、夢の中で“知る”のです。

一月と二月に亡くなった、お世話になった伯父と伯母も笑顔でした。
子どもたちは、知らない顔なのですが、「どうして遊びにきたの? 学校は?」ときくと、「祝日でお休み」とのこと。

その当たりで、夜明けが訪れて夢から覚めました
目覚めてから「あっ春のお彼岸!」と、気づきました(笑)。

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お彼岸は、太陽が真東から昇り、真西に沈む、春分と秋分を挟んだ前後の三日間を合わせた七日間
初日を「お彼岸の入り」、最後の日を「お彼岸明け」といいますね。

そうか、あの世とこの世が、近くなってるんだ~と、朝から納得。
“会いに来てくれた”と、嬉しくなりました。
夢の中での、お祖母ちゃんの膝枕の重さ
父が、いつも、見守ってくれていること。
伯父伯母が、笑顔で、あちらに渡って逝ったこと。
子どもは、幼くして亡くなった、生まれてこれなかった魂たちかもしれません。
夢の中とはいえ、「再会」で心温まる、お彼岸の朝でした。

夢の中で、考えたり、夢なのにと自覚していながら見る夢を「明晰夢」といいますね。
お彼岸に見た「明晰夢」……なんか、嬉しかったです。

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一昨日、「十六だんご」をお供えしたばかりですが、今日は「ぼた餅」をお供え、です(笑)。

神話の物語、倭姫命さまは、新たなご巡幸をされるのですが、それはまた次回にすることに、今、決めました。すいません!
※これまでの1~343回までの、神代~13の神話の物語のまとめはこちらです。お好きな神様の物語をご覧になってください。


今朝は、お彼岸の夢に出てきてくれた、大好きな祖母、父、伯父伯母、親族のこどもの御霊との、楽しい「再会」を、ゆっくり、じっくり心で味わう「お彼岸」のひと時として、ご先祖さまに手を合わせます

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あの世とこの世の「境」

おばあちゃん、パパ、おじさん、おばさん、
ありがとう!!! 

こんなときに、感じるのです。
共生(ともいき)」とは、「今」を生きる、私たち、家族、友人、仲間と同時代の人々、そして、周りの自然、森羅万象、
さらに、過去に生きた人々の御霊も含めての「共生き
」なのだと。

あの世とこの世の「境」がゆるくなる
「お彼岸」も、古からの習慣ですよね。

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最初のお彼岸は、平安時代、平城天皇さまが、無実の罪で流されて亡くなられた早良親王(さわらしんのう)の御霊を鎮めるために、仏教の「彼岸会(ひがんえ)」が、行われたそうです。

春分の日は、この世とあの世が、とてもつながりやすい日
ご先祖さまを敬い、ご供養する習慣となっていったそうです。
お墓は遠いので、お墓参りは、来月、神社の春祭りに奉職のときまで、おあずけですが、家族、ご先祖に感謝して「お彼岸」を過ごしたいです。
神話は今も生きている、ならぬ、古の心の行事は今も生きている、ですね。

皆さんは、どんな「お彼岸」を過ごしますか?

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―次回へ

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