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lily
2021年4月5日 20:01
「久方(ひさかた)の光のどけき春の日に しづ心なく花の散るらむ」 古今和歌集・紀友則(光ののどかな春の日に、どうして桜の花は落ち着く心を知らずに散ってゆくのだろう) 光のどかなうららかな春の日に、はらはらひらひらと桜の花が散ってゆく 静寂の中を音もなく、次から次へと舞い落ちてゆくまるで春の雪かと見るまでについこのあいだ満開になったばかりでそんなに急いで散ること