2019明治安田生命J3リーグ第25節ギラヴァンツ北九州対セレッソ大阪U23の見どころを紹介
2019年10月6日はDAZNにてJ3リーグの実況担当です。
ギラヴァンツ北九州は9月のアウェイ4連戦を4連勝と結果を残して2カ月ぶりのホームへ戻ってきます。
現在クラブ新記録を更新してリーグ5連勝。今日勝利すれば6月16日以来の首位に浮上。
セレッソ大阪U23は4連敗中と厳しい状況ですが過去北九州にはリーグ戦で勝ち越し。アウェイでの一戦を総力戦で戦い連敗を止めたい一戦。
(J3リーグ 実況:能政夕介 解説なし)※追記の可能性あります
順位の振り返り(24節終了時点)
#ギラヴァンツ北九州 13勝7分4敗の勝ち点46で2位
#セレッソ大阪U23 10勝3分10敗の勝ち点33で9位
※今年も上位2チームがJ2へ自動昇格。ただしJ2ライセンスを持っていることが条件。
2018年シーズンはFC琉球が優勝。2位の鹿児島ユナイテッドFCもJ2へ昇格。
過去の対戦成績
過去の対戦成績は北九州の1勝、C大阪U23の2勝と2つの引き分けでセレッソ大阪U23が勝ち越し
今季は第16節に対戦し2-1でセレッソ大阪U23が勝利(北九州はディサロ C大阪は中島・安藤)
【2018年はセレッソの1勝、引き分けが1つ】
北九州のHでは1-2C大阪の勝利(北九州は池元 C大阪は船木・ウェリングピアス)
C大阪のHでは1-1の引き分け(北九州はフェホ C大阪は魚里)
【2017年は北九州の1勝、引き分けが1つ】
北九州のHでは1-0で北九州の勝利(池元)
台風で延期となったC大阪のHでは2-2の引き分け(北九州は池元が2G、山根、岸本がゴール)
今シーズンの成績
★ギラヴァンツ北九州 10勝3分10敗 勝ち点33 33得点41失点 -8
先制試合:14試合 11勝2分1敗(16節のC大阪戦は逆転負け)
先制された試合:8試合 2勝3分3敗 (20節G大阪U23戦、24節の相模原戦は逆転勝利)
スコアレスドロー:2試合 7節の秋田、13節の藤枝戦
ホーム: 5勝4分2敗 勝ち点19 14得点 10失点 得失点+4
アウェイ:8勝3分2敗 勝ち点27 22得点 10失点 得失点+12
複数得点:12試合(現在5試合連続)
無得点:3試合
無失点:10試合
最多得点:3得点
最多失点:2失点(6試合)
今季最多連勝は5連勝
★セレッソ大阪U23 10勝3分11敗 勝ち点33 33得点42失点 -9
先制試合:11試合 8勝2分1敗(3節長野,14節福島戦は引き分け、11節の熊本戦は逆転負け)
先制された試合:12試合 2勝10敗 (6節の群馬戦は2点差を、北九州戦も逆転勝利)
スコアレスドロー:1試合 7節の富山戦
ホーム: 7勝1分4敗 勝ち点22 19得点 14失点 得失点+5
アウェイ:3勝2分7敗 勝ち点11 14得点 28失点 得失点-14
複数得点:9試合
無得点:8試合(現在4試合連続)
無失点:5試合
最多得点:6得点
最多失点:5失点 ※現在3試合連続失点中
今季最多連勝は2連勝
北九州についての今季ここまではこちらの記事をご覧ください
今季ここまでの背景も丁寧に書かれていて非常に分かりやすい内容です。(上田真之介氏の記事より転載)
個人的な見どころ
アウェイ4連戦を連勝で飾ったギラヴァンツ北九州は112日ぶり(6月16日以来)の首位浮上に向けて4連敗中のセレッソ大阪U23と対戦する。
北九州はラグビーW杯の関係で9月はアウェイ4連戦。しかし夏の補強で獲得した高橋大吾、北川、椿が活躍し4連勝で2カ月ぶりのホーム戦に臨む。
昨日群馬対藤枝の上位対決が引き分けで終わったため北九州は勝利すると首位に浮上。
しかしながらセレッソ大阪U23とは過去の対戦成績で見るとセレッソ大阪U23が2勝、北九州は1勝、引き分けが2つと戦績では拮抗している。
セレッソ大阪U23は現在4連敗中、しかも4試合連続無得点と苦しんでいるが北九州の小林監督は「そろそろ本来の力を発揮するのではないか?」と危機感を口にする。
そんなセレッソ大阪U23はトップチームとも日程が重複し船木や圍、瀬古の出場も難しい中、2種登録の選手中心に戦わざるを得ない状況でもある。
2種登録の選手に加えて、既存の選手、OA枠の選手とまさに総力戦で戦う姿勢を示し、連敗ストップを目指して戦いたい。
・勝負は前半。決めきる力が増えた北九州
北九州はリーグ中盤からハイプレスに加えて、リスク管理も行ったボールポゼッションを意識したサッカーを展開。
逆にセレッソはつなぐサッカーよりも奪ってショートカウンターでチャンスをつくる。
立ち上がりに相手のペースにならず、逆にカウンターで抜け出せれば決定力のある安藤が得点を奪うチャンスもある。
しかしながら北九州も途中交代から切り札、北川選手のの起用はほぼ確実。ここまで加入後4試合で5ゴール。しかもすべて途中交代から結果を残している(98分で9本のシュートを打ち5得点を記録。決定率は55.5%)どちらも先に主導権を握って勝ち切りたい。
・サイドの攻防
北九州が4-4-2、セレッソ大阪U23は船木が不在となれば、いつもの4-4-2から3-4-3とフォーメーションを変える可能性もある。
サイドのミスマッチで起こる攻防に加えて、ハイプレスをかける北九州に対してセレッソ大阪は相手にボールを保持させずに自分たちの圧力を継続してかけ続けることができるかが重要になりそうだ。
【注目選手とその理由】
ギラヴァンツ北九州 背番号28 #高橋大吾 背番号30 #北川柊斗
高橋大吾は前節加入後2得点目もマーク。主にボランチのプレーヤーだが右のWBでプレーするレフティー。
ドリブルからのシュートも魅力かつ、ハードワークもできるので相手選手にとっても脅威となっている。
そして北川は加入後4試合で5ゴールと得点を量産。しかもすべて途中交代からのゴールでチームにとっての切り札となっている。
98分間で5得点。そして9本のシュートで5ゴールと高い決定力を誇る。
ホームで初の公式戦となる両者がサポーターに価値ある勝利を届けることができるか注目したい。
セレッソ大阪U23 背番号40 #安藤瑞季 背番号28 #中島元彦
安藤はチームトップの8得点、そして4アシストを今季マーク。
高橋大吾とは同世代で選手権でも周囲を注目させた存在同士でもある。
前回対戦時にはゴールも見せた。高い決定力で7試合ぶりのゴールをこじ開けたい。
中島は前節ミドルシュートを果敢に狙い、ハードワークから戦う姿勢も見せた。安藤と同じく前回対戦時にはゴールも記録。アウェイの地でチームとして5試合ぶり、自身としても9試合ぶりのゴールを決めたい。
昇格争いも熾烈を極める中、セレッソ大阪U23の選手たちはトップチームへの昇格や、トップチームへ帯同して上のカテゴリーで戦うために結果を残さなければいけない。
戦う目的は異なっても、目の前の試合で結果を残すために戦っている両チームの選手たち。14時KOの一戦、ミクニワールドスタジアム北九州またはDAZNでお楽しみください!
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