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ぼくは、なんでnoteをはじめたのか

なんで介護をテーマにしてエッセイを書いているのか。

年のはじめに、あらためて整理しておこうかと思う。

まず、介護の仕事をはじめたきっかけについて。

これは将来、母親の介護が必要になるだろうと思ったからだ。

ぼくは今、母親と同居していて2人で一軒家に暮らしている。
幼いころ両親は離婚して母子家庭だ。兄はいるが実家から離れた県外に住んでいる。ぼくは独身で母親と実家にいるという構図だ。

母は、今はまだ元気だ。しかし確実に母の面倒をみなければいけないことは明らかだ。自分の役目だと自覚しているし、兄からも「頼んだぞ」と言われている。

頼まれたはいいものの、問題になってくることが仕事だ。
ぼくは今44。おそらく同世代の人は同じ悩みを抱えることになると思う。

介護職をしてより分かったけれど、親の介護をしながら今のままでの仕事を続けていくのは容易ではない。いや、なにかを諦めざるおえない。

たとえば日中デイサービスに送り出したとして。毎日利用できるわけでもない。送迎の時間は決まっている。
夕方5時、親を迎え入れるために仕事を片付けなくてはいけない。そうなった時、受け入れてくれる会社がどれだけあるだろうか。会社が受け入れてくれたとして、自分は精神的に追い詰められないだろうか。

そうなると、早い段階から働き方を考えておかなくてはいけない。いわゆる介護離職の問題だ。

じゃあまず、食いっぱぐれないために介護職を学ぼうと思った。最近のAIの動きも気になる。ぼくは前職Webの仕事をしていたから余計に気になる。もう、プログラミングをかじった程度のスキルはいらなくなると思う。

その点、介護はいい意味でIT化が遅れているし、人の手が確実に必要で超高齢化によって市場も広がっていく。学んでおいて損はないと思った。

介護の仕事は本当に素晴らしい仕事だと思っているし、ぼくに向いている。

介護とは別にコピーライティングの勉強もしていた。「なんか大喜利みたいでおもしろいなぁ〜」と思ったことがきっかけでのめり込んでいった。

何の気なしに応募したコンテストで賞をもらって火がついた。いや、多少の狙いと想いはあったのだけど、賞をもらったことがガソリンになった。

このキャッチコピーをきっかけに、介護のすばらしさを発信できないかと思ったのだ。

ミックス。ミックスなのだ。

そして行き着いたのが、このnote。

もし同世代で同じような悩みを抱えている人がいたら、解決策の糸口なれたらいいなと思っているし、介護職を楽しめていない人へ、何か気づきにを持って帰ってもらえるようなコンテンツにしたいと思っている。

そして、文章を書くことを仕事にできないかという、ぼくのチャレンジでもあるのです。

今現時点で介護離職を回避するために考えたひとつの方法ではある。しかしながら、文章を書く面白さと人を楽しませる快感に目覚めつつもある。

芸人魂は忘れずに、
noteを書いていこうと思う。

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