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ふとビルの屋上を見上げると ひとりの男が下を見下ろして立っている。

ふとビルの屋上を見上げると
ひとりの男が下を見下ろして立っている。

あなたは慌てて
ビルに入り込みエレベーターに乗り込む。

最上階についてもまだそこには
屋上がない。

階段をダッシュでのぼり
たどり着いたdoorを蹴り開ける。

そして、男に近づこうとしたとき、

「それ以上近づくと飛び降ります。
近づかないでください。」
と男が震えた、しかし、どこか
冷めきった声のトーンであなたに向かってきっぱりと叫び制した。

さて、あなたならどうやって止める?

(制限時間20秒)

















どんな言動をデザインしただろうか?
あなたのことだ。きっと、素晴らしい解決策を創造したことだろう。
万が一、パッとしたものでなければ次の観点を参考にされたし。





靴を脱ぎながら
「待てやー!私の方が先だ~!!」と絶叫しながらギュッと抱き寄せる。





これ松本人志の答え。

飛び降りるか迷っていたら、突然現れた人間が、なんとなんと引き止めるのではなしに、オレの方が先に飛び降りるんじゃ、ボケ!コラ!と絶叫して近づいてくる。自分より狂気な奴が。怯む…そして、一瞬にしてパニックになる。

その僅かな思考停止の隙をついて
抱き寄せられ救出されるのである。

これお見事。

これぞ芸術的コミュニケート。

組織においても、マネジメントにおいても、
部下の抵抗に出くわすことが頻繁にあるかもしれない。

そんな時、説得するのではなく、あるいは、Force(力)を使うのでもなく、
相手の懐に気づいたら入っているような
そんなコミュニケーションをクリエイトしたい。

松ちゃんの発想のように
かくありたいと思うのである。

By オレの殴り書き

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