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自分のすべてのパーツを愛してますか?

こんにちは。コーチの桜木あや花です。
皆さん、NHKの朝ドラ見ていらっしゃいますか?
私は毎朝楽しみに見ています。
特に今期の「虎に翼」はかなりお気に入り。


私自身、父も妹も法に携わっているので、
あの寅子ちゃんの独特な存在、
法曹界の雰囲気になじみがあるからかもしれません。


さて、このドラマの主人公寅子ちゃんは
「はて?」が口癖。


自分の信念とあわない出来事や
納得いかないことがあるときに
出てくるのがこの「はて?」です。


正義感あふれる寅子のあり方を
よく表している一言です。

今日の話はそのドラマからインスパイアされて書きました。

今日のあなたへの質問は

「自分のすべてのパーツを愛していますか?」


ドラマの中で、寅子は事件を解決したり
自分の問題を解決するために
時々脳内で再現ドラマをします。

いわゆる“脳内劇場”です。


いろんな自分が出てきて自分の中のいろんな言い分を聞く妄想シーンを
一人何役も演じ、自問自答する。


これまさにセルフコーチングですね。
自分との対話です。
自分の本音がどこにあるのか、本当はどうしたいのか?


人は葛藤があるとき、迷います。

理性で物事を判断しようとしても心が納得しない。
心を優先すると周囲とうまくいかない。

または相手の心を優先しすぎると、自分が苦しくなる。
そこで理性で割り切ろうとすると周囲とぶつかる。

などなど人それぞれ持っている性格によって
さまざまな葛藤が生じると思います。


こんな時はどうすればいいのか?

まずは自分の中で対立する自分の意見を丁寧に扱ってみる。


丁寧に扱ってみるとそれまで気づかなかった自分の無意識の声を、
いままで見てみて見ぬふりをしてきた感情の声を、
押し殺してきた感情の声を聞くことができるかもしれません。


それこそあなたに大事にしてほしいあなたの一部分、
パートです。

例えば、よくある葛藤としてダイエットを考えてみます。


ダイエットの成功法則はとてもシンプル。

消費カロリー>摂取カロリー

食べているカロリーよりも使っているカロリーが多ければ人は痩せます。
とても簡単です。こんな簡単なことなのにうまくいかない。


それは人には自分の気づいていない
肯定的な目的(理由)があるからです。


つまり、一見ネガティブに見える行動の裏に必ず肯定的な理由や目的があるということです。


例え話でもう少し書きます。

ダイエットのためにお酒を控えたいのと頭ではわかっているのに、やめられないという方がいました。


その人の深層心理を探っていくと
実はお酒を飲むことは人とのきずなを実感できるという
肯定的な理由がありました。

そのため、ダイエットしたくても
お酒がなかなかやめられなかったのです。


キャラクターとペルソナ


人は生きていく中でいろいろな役割、役目を演じて生きています。

時に父として、
時に母として、
時に会社での肩書・社長として
部長として、
金融マンとして、
営業として、
先生として……

本来持っているキャラクター(刻み込まれた内的特質、性質)と
大人へと成長する中で身に着けてきた役割、
つまりペルソナ(外界へ適応するために必要な社会的・表面的人格、仮面)、そのどれも愛すべき自分です。

葛藤が起きているときはそれぞれの役割が
それぞれの主張を声高に上げているから
または本来持つキャラクターとずれているからかもしれません。


最期にもう一度お聞きします。

「あなたは自分のすべてのパーツを愛していますか?」


最期までお読みいただきありがとうございました。
感謝申し上げます。









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