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ざまあみろ!ざまあみろ!ざまあみろ!(嫌われる勇気)

なんか、フランス国旗みたいになってしまった。

共感性羞恥って言葉が嫌い。
だけど、読み始めた途端、生まれてはじめてレベルのそれを感じた。
ものすごく嫌な感じ。ページをめくればめくるほど、嫌気がさす。
情けない青年に対してじゃない、自分自身に対して。

60点の自分をそのまま60点の自分として受け入れた上で「100点に近づくにはどうしたらいいか」を考えるのが自己受容。(P228)

そもそもが承認欲求のかたまりだ。
これを書いているのだって、わたしのかたちを見知らぬそこのあなたに知らしめたいって気持ちがめっちゃあることに違いはない。

「自己への執着」を「他者への関心」へと置き換えると、タイトルのセリフに行きついていた。端折りすぎですか。端折りすぎですよね。
でも、これは誰かのために書いているのではなく、自分の読書録として書いているのでいいのです。
『嫌われる勇気』は「ざまあみろ!」、忘れたら「よりもい」観とけ。

ね!

『嫌われる勇気 ~自己啓発の源流「アドラー」の教え~』
岸見一郎・古賀史健

『アドラー心理学入門』
岸見一郎

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