見出し画像

ごはん中のスマホいじいじを指摘され、ダサい自分からの脱却を決意した話。

子どもに言っていることを自分ができてないとダサい。


我が家ではごはん中はテレビを観ないことにしている。

理由は娘のごはんが進まないから。


以前はごはん中もテレビをつけていた。

ディズニーやジブリを見たりもしていて、

ディズニーやジブリからたくさんのことを学んでいる娘を見て、

ディズニーやジブリならいいか、と見せていた。


そこからYouTubeへの興味が高まり、

YouTubeも一時期は見ていた。


が、まあ、そりゃあもう、娘の食が進まない。

「あさちゃん、口が止まってるよ!もぐもぐして!」

何度この言葉を口にしたか。


結局、何度言ってもどうしたって、

YouTubeやテレビに夢中になってしまって、

ごはんがままならないから、

妻の提案でごはん中のテレビをやめた。


娘には

「ごはん中はごはんを食べる!」

と言い、テレビをみないというルールを守ってもらっている。


が、僕がごはん中にスマホをいじってしまっていたことがあった。

仕事のやりとりでなるべく早く返信したい気持ちもあり、

ごはん中も気になってしまい、

少しだけ、とごはん中に返信したりしていた。


妻にグサりと指摘された。

「あさちゃんにはテレビみないよって言って守ってもらっているんだから、
スマホいじいじもやめようよ。
あさちゃんには言っといて自分たちができてなかったらダメじゃん。」


娘からも

「そうだよ!あさちゃんは守ってるんだからぁ!スマホいじいじはブブだよ!」


ごもっともである。


娘には言っておいて自分ができていなかった。

「ちょっとだけ」という気持ち、

仕事も家族のため、という都合の良い言い訳を作っていた。

なんともダサいことをしていた。


手元にあるから気になる。

ごはん中はスマホを手元に置かないことにした。


ポケットに入れていたり、

自分の目の見える範囲に置いていたり、

画面が見える状態で置いていると、

通知が来たときにどうしたって気になってしまい、

いじってしまう。


気にならない環境を作ることにした。


こういうとき、気持ちだけで何とかしようとしてもダメで、

仕組み、環境を作らないとダメ。

誘惑が近くにあればなびいてしまうもので、

人の気持ちや意思なんてそれくらい弱い。


人に言っておいて自分ができていないとダサい。

こと、子育てにおいてはありがちで、

子どもには言っておいて親はやっていないということがある。


子どもに何かとルールを設けるのは悪いことではない。

ただそれが一方的なもので親ができていない、というのはダサい。


子育ての一貫だからOK、

これはこの子のことを思ってことだから、

なんて親の都合の良いことを並べるのはズルい。


子どもも、一人の人。

できるだけ対等でいたい。


人に言っておいて自分はできていない、

なんてダサいことをしないように、

ダサい姿を子どもに見せないようにしたい。

どうせならカッコいいって思われたいし、

カッコいい大人でいたい。


「わたしのパパはカッコいいよ!」

なんて言ってもらえるような自分でいたい。

この記事が参加している募集

#子どもに教えられたこと

33,072件

#育児日記

49,962件

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?