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娘の「まあいいや!」から失敗の捉え方について考えた話。

娘と話していると、自分がよく使っている言葉に気づくことがある。

最近、娘が

「まあいいや!大丈夫!」

と言ってることに気づいた。


遊んでいてちょっと失敗しちゃったとき、うまくいかないとき。

「まあいいや!」と言って次に進む。


でも面白いことに、娘は一方で、こだわりが強い

遊んでいても自分のやり方や順序、細かなところにこだわりがある。

おままごとはその筆頭。

娘の中で何をどこに置くということが大体決まっている。

お人形の配置やお人形の役割も決まっている。

配置の方法にもこだわりがあり、ちょっとズレてたりすると気になって直す。

数センチ、数ミリ単位で微調整する。


そういえば、妻と娘が保育園に体験で行ったときが面白かった。

説明会があった。

園児が座るイスが並べてあって、説明会が終わって、みんなが帰る。

妻も娘と「帰ろっか!」といって、娘の手を引こうとすると、

娘が他の人が座っていたイスの位置をキレイに揃えて帰ったらしい。

とにかく細かいことが気になるタチ。


こんな感じでこだわりの強い訳だが、ちょっとうまくいかないときは、

「まあいいや!」

と先に進む。


普通に考えたら、こだわりが強かったら「まあいいや!」とはならず、

とことんこだわって直そうとすると思うのがだが、そうではない。


おそらく、娘の中では何か線引があるのだろう。

細かなところまでこだわっていくのかな〜と見ていると、

「まあいいや!」と言って続きを楽しむ。

このギャップが面白い。


ふと、なんで「まあいいや!」と言うようになったのかを考えてみた。


そしたら、自分がよく使ってる言葉だった。


仕事をしていて、ちょっと進める順番をミスったり(仕事に支障はない、自分の中でミスったな〜もっとうまくできたな〜と思えること)、

料理をしたり、道具の修理をしたり、家事をやってるときにちょっとミスったりしたとき、

大体は、「まあいいや!これで大丈夫!」と言ってやってる。


自分の中ではちょっと失敗したな〜と思っていても、

大枠で、俯瞰して見たら大したことない。

小さな失敗を気にせず、とりあえず先に進んでみる。


これだった。

娘はこれを聞いていて真似してたんだ。


我ながら、「まあいいや!」精神はとてもいいな〜と思っている。

ちょっとした失敗は気にしない。

前向きになれるし、楽〜な感じでいられる。


こだわりはあるけど、小さいことは気にしない。

自分の中に線引がある。

娘を見ていて、こういうところに人柄、個性が出るな〜と感じた。


「まあいいや!」は、元は自分の口癖で、自分の性格からきたものだが、

娘を通じて、改めて「まあいいや!」精神で楽しんでいくことの大切さに気づいた。


しかし、子どもの真似する能力ってすごいな。

ほんと、子どもって天才だなってつくづく思う。


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