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危うくオモチャで壊死するとこだった話

犬のオモチャってついつい買っちゃいませんか?
喜ぶかなってルンルンで家に帰って「あ、似たようなのあるじゃん。」って。
そんなオモチャに目がない私が、買わないと決めているオモチャがあり、
そのきっかけとなった「あること」についてお話したいと思います。

■はなまるなオモチャ
我が家では、一緒に遊ぶオモチャと一人で遊ぶ用のオモチャに分類いていて、一人で遊ぶ用のオモチャは床に転がっています。

その中でも常にスタメン入りしていた、あの有名な知育玩具。
ソフトクリームのような形をしていて、中におやつを入れることができる優れもの。
耐久性もばっちりなので、噛みちぎって誤食してしまう心配も無し。
安心して与えていられるし、こたろう自身も遊んでいるうちにフードが転がってくるので、お気に入りなご様子。
だから、オモチャとしてものすごく満足していました。

■ところが一変
いつものようにフードを詰めて遊ばせていたときのことでした。
こたろうは口でガジガジ噛むのはもちろん、猫がネズミを狩るときのようにパンチを食らわせて遊びます。
それなのにその日は咥えているだけ。5分経っても、10分経っても口。
しかも・・・あれ・・・ずっと同じ噛み方じゃない??

不審に思って近づいてみると、

おやつを入れる穴に下顎が入ってる。

はじめは呑気に「おバカだな〜。はまちゃったの〜?」なんてオモチャを動かしてみるも抜けない。
何をどう動かしてみても外れない。
こたろうの「痛いよ!」「やめてよ!」という叫びが響き、頭が真っ白になっていきました。


■夜間病院に猛ダッシュ
ハサミじゃ歯が立たない。家にはなんの器具もない。
私じゃどうしようも出来ない。
「顎がオモチャから外れないんです!」と動物病院に、
おそらく今まで受けた電話の中で意味の分からないことを言い放ち、
時間外診察を要求。

患部を見た先生は「すごいな、初めて見た。見事にハマってるね〜」と。
ニッパーを使って除去作業を開始するも、さすが丈夫なオモチャ。
こたろうが止めてと叫ぶ中、なかなか切れない。
やっと切れて、それを糸口に手で裂こうとするも、全く裂けない。

「このままだと麻酔掛けて取るしかないかも。」と。
このとき生後3ヶ月半。
麻酔なんかされたら、目が覚めないかもしれない。
後遺症でずっと不便な生活をさせてしまうかもしれない。
死刑宣告をされたような気分でした。

「あともうちょっと・・・よし外れた。」

このときの安堵といったら・・・
(ちょっぴり涙が溢れてしまったのは内緒です。笑)
この事件があって以来、
穴が大きめに空いているタイプのオモチャは怖くて買えません。

たぶん成長したこたろうの顎の大きさでは絶対はまらないとは思うし、
獣医さんが言うように、もうあんなミラクルは起きないとは思うけど。
完全にトラウマですね。

■で、何が言いたいかって言うと。
この知的玩具危ないからやめたほうが良いよ!とか、
犬がオモチャで遊んでいるときは絶対に目を離しちゃいけない!とか、
こんなレアケースな事件だけを元にして、
かつ自分の監督不行き届きを棚に上げて言いたいわけではありません。

ただ、シンプルに、

予想外なことは起こるものだから、頼れる味方は多いに越したことはない。

これだけです。
少しだけ付け加えるとすれば、こまめな確認したほうが安心だよくらい。笑

しかし、まあ、

「これ明日の朝とかに来られてたら、壊死してたよ。」

って言われたのは、恐怖のハイライトでした。
(無事だった今となっては、病院行く度の笑い話ですけどね。笑)

先生ありがとうございました。

▽動物Dr.のアドバイス
・オモチャは出しっ放しにしない
・早めの病院
・誤食にも気をつけて

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