下げの勢いが強いが、短期下落トレンドはそろそろ終盤か？－ドル円テクニカル分析レポート－

2022年12月2日 18:27

┏━ドル円テクニカル分析━━━━━━━━━━━

さっきTwitterでもつぶやきましたが、下げ方がえっぐいですね。。
少し前から円高方向の警告をしていましたが、ここまで急激に下げ始めるとは思いませんでしたわ。。

チャート上の事実（ファクト）を整理すると・・・

・日足上昇トレンドライン（黄色破線）をブレイクワンタッチして強い下落を継続
・上位足での直近上昇波動のフィボナッチ38.2%ライン付近、200日MAに到達
・出来高は増加傾向
・インジケーターはそれぞれ下限に張り付いている

総合すると、極めて強い下落波動が続いており、到底逆張りを検討できる状況ではない、という見解となります。
安易な逆張りやナンピンは絶対にNGです！

基本的には、日足下降トレンドライン（黄色破線）をブレイクするまでは下降トレンドが続く可能性の方が高いとみなして対応していくのがセオリーです。

一方で、200日MAやフィボナッチ38.2%ラインは、いったんの下落節目としては丁度良い水準でもあります。
例えば、今夜または週明けなどに、日足で大きな下ヒゲ、短期足で大きな出来高を伴う包み足大陽線などが出現したら、いったんの底打ちサインとして警戒対象となります。

短期足でエリオット波動のカウントを行うと、現在は下落推進波の第5波の可能性が高い形となっています。
ここから先は、いつ底打ちしてもおかしくないと考えるべき局面でもあるので、ここからいきなり大きなポジションを建てるのは控えるのが無難かと思います。

なお短期で底打ちしたとしても、ファンダ面では引き続き円高圧力がかかる環境が続くと考えられます。
目先の反転上昇は、多少上昇幅が大きくなるかもしれないものの、まずは下落トレンドの戻りとして対応していくことになります。

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