見出し画像

三角保ち合い形成でエネルギー充填中-ドル円テクニカル分析レポート-

ドル円、4時間足でトライアングルを形成しています。
上下どちらにも大きく動けず、市場参加者の惑いが表れているような動きです。

ドル円 4時間足チャート

政府・日銀による介入以降、短期的な流れが変わってきていますね。
しばらくはこの動きが続きそうです。
そして、上下に抜けた方に大きく動く可能性が高い動きです。

長期足の方もチェックしておきましょう。


ドル円 月足チャート

ドル円は、長期で下落トレンドが続いてきました。
アベノミクス以降、このトレンドに変化が表れてきています。

過去の大きな上昇トレンドは、
1995-1998年、2013-2015年の二つの相場ですね。
後者はアベノミクス初期の時期です。

今回の上昇波動も含め、上昇率と月足数は以下の通りです。

1995-1998年:上昇率85%、40バー
2013-2015年:上昇率60%、33バー
2021-2022年:上昇率50%弱、21バー

起点の取り方にもよるのであまり断定的なことは言えませんが、純粋にテクニカルの視点でみると、「1年以内に下落転換してもおかしくない」とみることができると思います。

一方で目先では、FRBの利上げ継続姿勢と日銀の緩和継続姿勢というファンダも踏まえると、しばらく横ばいを続けたのち上昇再開する可能性が高いと踏んでいます。

もう一段高したのち、来年のどこかで下落転換、と予想します。
ドル円のカタリストとして有力なのは、やはり日銀の出口戦略顕在化でしょう。
同じ時期にFRBの利上げ打ち止めの目途が示されれば、より確度が高まると思います。


Twitterもやっているので、ぜひフォローよろしくお願いします。
リアルタイムの相場分析や、ニュースの解説を毎日投稿しています。

僕が初心者を卒業することができた経験から重要だと思うことを体系的にまとめたマガジン「デイトレで勝てるようになるためにやるべきこと」も公開していますので、ぜひご覧ください!

#米国株 #SP500 #NASDAQ #金利 #コモディティ #石油 #仮想通貨 #為替 #FX #日経平均 #デイトレ #投資 #株 #予想 #株式投資 #経済 #資産運用 #ドル円

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?