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今こそ経済とお金を学びたい!ー保険と貯蓄・投資は分けるべき?一緒にしていい?ー

(7分で読めます)
あけましておめでとうございます!
今年はどんなお正月を過ごされましたか?
2023年もよろしくお願い致します!

早速ですが、新年1回目の内容は『 #今こそ学びたいこと 』への参加記事!

個人的な話ですが、保険の仕事についてから紆余曲折あり、あと3ヶ月で5年になります。(2018年の新卒なので)

この業界、実は3年離職率が80%らしいんです。
その中で結構生き延びてる!私エラくない!?←
ということで今回は自己主張強めな回!(いつも?)

テーマは『生命保険と投資は分けるべきかどうか』です。

この話を初めて見る人は『そもそもどんな話?』と思いながら、見たことある人は『自分の意見と同じだな!違うな!』と思いながら!
#今こそ学びたいこと 』の企画でもあるので、その繋がりも確かめながら読んでみてね!

◎保険と投資のビミョーな関係

最近、保険業界でお金が貯まるタイプの保険の主力として『変額保険』や『外貨建ての保険』が注目されています。

変額保険は投資信託と生命保険が一緒になった保険のこと。外貨建ての保険は米ドルなどの外貨で保険の支払いと受け取りをする保険のこと。(保険会社としては外貨の方がお金を運用しやすく、契約者からすると保険をやめたときに払った額よりお金が増えて返ってきやすくなる)

実際の契約件数を見てみると、変額保険は新規の契約件数が2016年で約23万件だったところ、2020年には約39万件になっています。(生命保険協会調べ)
5年で1.6倍!みんな売ってる~!!

今は銀行にお金を置いていても増えない時代。
そんな中で“変額保険”や“外貨建て保険”は、『保障』としてだけでなく、「銀行に置いておくよりは増える可能性があるよ!」というような『貯蓄・投資』という意味で販売されることが多くなりました。

保険と投資が一緒になった保険なら、今は保険がいらなくても貯蓄として入って、いつか保険として使ってよ!保険がいらなくても損にはならないでしょ!」というような感じ。

またこの10~20年間の中で、私たちのお財布事情もいろいろと変わってきました。

今までは本や雑誌を読んだり、銀行や証券・保険の担当者から聞いたりなど、直接でしか見れない聞けないお金の話が、ネットやSNSでたくさん出てきました。(正誤は問わず)

それに加え、老後2000万円問題や感染症の流行による価値観の変化から、以前よりも投資が注目されるようになりました。今の政権の資産所得倍増プランなど、国の流れ的にも注目されています。

こんな中で話題になるのが『保険と投資は分けるべきか、一緒にしてもいいのか問題』 

生命保険と投資(貯蓄)を両方もつときの方法は大きく分けて2つの選択肢があります。

①掛け捨ての保険で、必要な保障を保険の料金を安くもつ。(+貯蓄(投資)は別でやる)
②積み立ての保険で、保険の料金は高いけど保障+貯蓄(投資)としてもつ。


この二つのどちらが良いか、めちゃめちゃ揉めます。
主にどっちが正解か、どっちが効率が良いか、というような話題で。ツイッターやYouTubeで、何度ヒートアップしてるのを見たことか!笑

そして、今回は私のnoteなので!
勝手な答えを考えました!笑

◎保険と投資は分けるべきか、一緒にしてもいいのか?

私の答えは「とりあえず資金と保険を準備していればなんでも正解!」だと思ってます。
が、実際に提案するときに見るところを考えてみました!

①それぞれの生活スタイルやお金の管理に合うか

営業していて気にしているのは、それぞれの生活スタイルやお金の管理に合っているかどうかです。
だって投資も保険も、いくら効率が良いといっても、実際に続けてもらわな意味ないんよ!

提案で何が好みに合うかを判断するポイントは、
○お金の管理が得意・好きかどうか
○保険や担当者にかかるお金を費用として割り切れるかどうか
◯投資をしているかorこれから始めそうか……など。

お金の管理はそれなりに時間や労力をつかいます。
例えば、ネット証券は自分で口座を開設し、考えて投資先を選び、今の資産を逐一確認します。
携帯会社を格安SIMなどに替えるときも、プランの判断や手続きを自分でする場合があります。

だから、仕事やプライベートが忙しくてお金の管理がしんどそうな人には、貯蓄も保険で一緒にやっちゃおうと提案します。担当がいる分、管理が楽になるから。

お金が貯めたり、投資を自分でするのが苦手タイプの人も同じです。自分でするのが苦手なら、保険で強制的にしませんか?と提案します。

株や投資信託よりも保険の費用が引かれて少し効率が悪くても、何もしないよりはやる方が絶対に良い

逆に自分でお金の管理をするのが得意な人や、実際に投資をしている人なら、必要な範囲で掛け捨ての保険を提案します。終身保険を除いてね!



②掛け捨ての保険を気に入るかどうか

二つ目は“掛け捨ての保険を気に入るかどうか”です。

保険なんて万一のための出費なので、正直なところ必要を感じなければ入りたくないと思います。なーんも楽しくない支出やな……(それを営業が言う...?)

例えば『ガン保険って気になるけど、まだ若いし毎月ムダに出費増やしたくない』というような人はすごく多いです。

でも実際に、女性では20.30代の出産時などでガンが見つかるケースも多かったり、男性だと40.50代で『さすがに入ろうかな』と思ったときに、毎月の支払いが高かったりします。ほんまに入ろうと思うくらい気になるってことは、それだけ罹患する人が多くなる年齢ってことやから。(あと男性はがんになる確率が高いから)

そのため、営業する側としては早いうちに少しは入っておいて欲しい!と思います。健康診断に引っかかるとか、意外とちょっとしたことでがん保険って入れなくなるので。思い立ったが吉日!

そういうときに、ムダにならない積み立ての保険を提案します。『貯金の一部、こっちにせん?将来必要だったら掛け捨ても入りなー!』という風に。必要な保険は入った方が良いと思う。


③資金や保障が足りているかどうか

もう一つ大事なことが、『ちゃんとその人に合ったお金の計画になっているか、必要な保険や資産のバランスが取れてるかどうか?』というところ。

具体的なポイントとしては、
◯貯蓄と保険に充てる余裕資金がどれくらいあるか
◯まとまったお金をつかう予定や、時期はいつか
◯投資をしている場合は、何に投資をしているか
◯どれくらいの保険がいる人なのか
など。

極端に言うと『掛け捨てはイヤだから、全部積み立ての保険に入る!』という、お子さんがいる家族の大黒柱の人がいたとします。
けどそれで万一の保障の部分が足りてなかったら、その人に何かあったとき『いや保険に入った意味!』って必ず思うはず。そういうときは「必要な分、いくらか掛け捨てにしませんか?」と提案します。

逆に『私、保険は掛け捨てで入ってて、子どもの教育資金も含めて全部の資産を株式投資してるねん。現金30万円しか持ってないわ!』みたいな人がいたら、(極端すぎる)
「え、入学の時に株価下がったらどないするんですか!債券って知ってますか?そういう保険もあるんで一部それにかえませんか?」みたいな提案を多分します。(現金増やす提案からするけど。)

大事なことは『その人のお金の計画と、資産と保険のバランスが取れているか』ということ。
株価の暴落など保険を使わないことも含めて、多少のトラブルがあっても生活できるか、という部分が整っていればいいのです。


だから「とりあえず資金と保険を準備していればなんでも正解!」というのが個人的な考え。
お金は幸せになる道具なんだから、それぞれ幸せならオールオッケーです!

◎今こそ学びたいことは、お金と経済のこと

そして今回は『#今こそ学びたいこと』への参加記事!本題までが長すぎる!笑

仕事をしてる中で思ったのは「保険は結局、保障をもつ商品だ」ということ。
今までは頑張って貯金や投資と争おうとしてました。
ですが保険としては方法を個人に合わせながら、最低限の必要な保障が準備できていれば良いと思う。だって保険やもん!保険の費用は引かれるし!笑

ただそうなると保険の仕事自体は、ある程度の金融知識と保険や税金の知識があれば、困らない気がしてしまったのです!(というのが去年の年末あたり…)

こうなると、意識的にお金と投資や経済のこと学ばないと、絶対に勉強しない気がする…noteも毎回保険の話しかせんくなる…営業としても引き出し少なくなる…おもんなさすぎ!と思ったので!

今年は『お金と経済のこと』を学んで、noteで更新していきたいと思います!

2023年も、どうぞ宜しくお願いします!




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