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日常を残しておかなければ。
時間が過ぎるのは本当に一瞬だなぁと思う。
その日常を残しておかなければと、使命感にかられる。
ワーキングホリデーという制度を使ってオーストラリアにいるのだけれど、ワーホリは基本的には1年間という時間制限がある。オーストラリアに限っていえばMAX3年間。
ただ、サードビザ(3年目)が有効になるのは、この2019年7月以降の話で、僕は完全に対象外。僕の場合はMAX2年間。その2年目も残り4ヶ月を切ってしまった。
気づくと1年8ヶ月という歳月をオーストラリアで過ごしていることになる。成田を飛び立ってケアンズに到着した時の事は、今でも鮮明に覚えている。本当に昨日の事のように。なんなら昨日のことの方が忘れている気がする。
ワーホリの終わりを意識するようになったのは、2月頃だろうか。色々と学んだ事は多いけれど、まだワーホリに納得がいっていない!と息巻いていた。
その気持ちに変化はなく、未だにこれといって納得できる要素がない。じゃあ何をしたら納得できるの?って聞かれても、答えは見つからないだけれど。
まだまだやりたい事はあるし、会いたい人もいるし、行きたいところもたくさんある。これからオーストラリアラウンド(一周)を控えているから、写真ばかり撮ってないで、すぐにお金になるマッサージの仕事も減らしたくない。
でも1日の時間が24時間より増えることは決してない。
1週間がとにかく早い。オーストラリアでは、給料が1週間ごとにでるのだけれど、給料日が来るたびにもう1週間か・・・と思わずにはいられない。
きっとそれもワーホリという時間制限のある中で生活をしているからじゃないかと思う。旅をしている3泊4日があっという間に過ぎてしまう事と同じような感覚の中にいる。
息つく暇もなく、過ぎていく。
ブリスベンという街で過ごして1年5ヶ月。
僕はブリスベンから何を学んだのだろうか。
僕は残りの4ヶ月間で、何を残せるのか。
オーストラリアで過ごしている1年8ヶ月という時間は、僕の人生にどんな影響を与えているのか。
それに気づく事ができるのは、残りの4ヶ月のどこかにあるのか。
はたまた数年後に気づく事になるのか。
今の僕には何も分かっていない。
「大切な事は失った時に気づく。」なんて言うけれど、そうなってしまうんじゃないかって、少しだけ怖い。
未来に思いを馳せて、今という時間を過ごしてしまうけれど、目の前の大切な日常にもっと気づく事ができたら、僕はワーホリに納得できるのだろうか。
旅をする時には、今旅をしているその瞬間にフォーカスを当てる事ができるのに、日常となると海外にいても、頭の中は今にない。
でもだからこそ、あっという間に過ぎていく日常を、もっと大切に生きなければと、そんな大切そうな事に気がつく事ができた。
きっと時間制限があるおかげなのかな。
こーた
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