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No204【ダイエットQ&A】それはウソだよ!お酒を飲みながらも痩せられるよ。

こんにちは。

オンラインダイエットコーチ
メンタルフィットネスコーチ
新井浩太(こうた)です。

さて、今日もダイエットのお話をしますね。

Question:
「お酒を飲みながら痩せられるって本当ですか?」

ダイエットが上手くいかない言い訳で、必ず上位にくるものがありますね。

お酒を言い訳にしたものですね。

「飲んでいたら痩せられないよね」というような感じに。

Anser:
「痩せにくくなりますが、痩せられます。」

以前にお酒を飲むと太りやすい理由を、アルコールに関わる酵素の観点から書いた記事があります。

こちらも参考にしていただけると、痩せるきっかけや痩せるための知識の蓄えになると思いますので、読まれることをおススメします。

現時点で500人くらいに読まれている記事ですので、読んで損はないと思います。

飲んで痩せにくい理由

お酒を飲んでいると痩せにくい理由は、酵素以外にもいくつかあります。

まずアルコールのカロリーですね。

カロリーは糖質が4kcal/g、脂質が9kcal/g、たんぱく質が4kcal/gで、アルコールは7kcal/gと言われています。

アルコールってけっこうカロリーが高いんですよね。

実際に、どれくらいのカロリーになるか考えてみましょう。

例えばアルコール度数が14%の赤ワインがあるとします。

それを200ml飲んだ場合、アルコールは28g摂ったことになります。

するとカロリー換算すると196kcalです。

お酒を糖質0だから良いという声を聞きますが、アルコールのカロリーのことも考えることも必要ですね。

ワイン200mlで約200kcalもとってしまうので、ワインやビール、日本酒や焼酎など何でもいいですが、数杯飲めばそれなりのカロリーになります。

するとカロリーオーバーになることを想像するのは、難しくないと思います。

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アルコールはエネルギーにならないとも言うけど…

たしかにアルコールは他の栄養素と違った性質を持っています。

分子量が小さくて気体になりやすいので肺に入って呼気として出ていったり、胃や腸以外にも粘膜から自然と細胞内に入ったり、代謝を受けず尿や汗などから簡単に排泄もされます。

そのため、体内に吸収される前に約30%はそのままの形で直ぐに燃焼・排出されると言われています。

しかし残りの約70%は、消化・吸収されてカロリーになります。

DIT(食事誘発性熱産生という、消化吸収の過程で消費するエネルギー)が約20%あって、炭水化物の5~10%、脂質の3%未満、たんぱく質の20~30%と比較すると高めではあります。

しかしカロリーがあるのは確かですからね。

そのような細かい計算はしないで、アルコールは7kcal/gのカロリーがあると思っていた方がいいと思います。

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エンプティカロリーというけど…

お酒をエンプティ―カロリーと表現する場合がありますね。

お酒をアルコール飲料と考えた場合は、糖質や脂質、たんぱく質、ビタミンやミネラルといった栄養素を含まないんです。

エンプティ―なのはカロリーではなく、栄養素なんですよ。

エンプティ―栄養素なのに、糖質や脂質、たんぱく質の代謝に重要なビタミンBを消費して、他の栄養素の代謝の邪魔をしやすいんです。

またカラダの成分になることも、貯蔵されることもないんですよね。

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そのような理由から、お酒を飲んでいたら痩せにくいと言えます。

しかし必須の5栄養素(炭水化物、たんぱく質、脂質、ビタミン、ミネラル)を適切に摂って、アルコールを摂りながらも一日の摂取カロリー内に収めていれば痩せられます。

ですから、お酒を飲んでいると痩せにくいかもしれませんが、痩せられます。

飲む飲まないの極論ではなく、自分に合った飲む量をある程度考えて、上手にお酒と付き合っていけばいいのではないかと思います。

お酒という文化もありますし、何よりも飲んでいて楽しいと思います。

お酒は嗜好品ですから、節度をわきまえて上手に楽しんでいきたいですよね。

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ということで今日は以上です。

それでは、また明日(^O^)/

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