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【要約・まとめ】『考具』その③アイデアが広がる考具

第3回の今回はアイデアが広がる考具についての第3章についてレビューしていきます。

アイデアをどう出すかの本は多い気がするが、アイデアは既存の要素の組み合わせなので、①アイデアをいかに集めるか、②それをいかに組み合わせるかが重要。

考具その7 アイデアスケッチ(手書き)

紙を一枚用意して、色々なペンを使ってとにかく、書きまくる。そのアイデアを出すのはこれまでに学んだらカラーバスなどを使おう。アイデアに大きい小さいはないのでとにかく、1枚1アイデアでひたすら書いていく。書いても3行程度の殴り書きで!。10枚-30枚書いていく。他がやってたなーとか、面白くないなーとかそんなのも全部書いていく。

考具 その8 ポストイット

同じく1枚1ネタでひたすら書いていく、そうすると自然とポストイット同士が繋がりアイデアが溢れるようになる。どうでもいいなぁと思って書いたものも、これとこれをつなげたらもしかして?と、色々繋がっていきます。

考具 その9 マンダラート

3×3のマスを使って始めます。真ん中にお題を書きます。例えばマグカップ。そしたら周りに手がかりを書いていく。取って、カラーリング、飲み口の薄さ、可愛いイラスト、、、。そして、こっからさらに続けていきます。次の3×3のマスを用意し、真ん中にさっきでた手がかりの取ってとかく、取ってには何が重要かをまた考える。子供が持ちやすい、滑らないなどなど。これを全ての手がかりでやると64の手がかりが作れます。

考具 その10 マインドマップ

またまた1枚の紙を用意します。A3やB4くらいの大きいのを。真ん中にテーマを書く、そして関連することを線で結び、またその要素を分解し線で結んでいく。マンダラートは8つしか出せないがマインドマップは制限なく出せるのが特徴です。マインドマップで本の中身を整理していくこともおすすめ。


考具 その11 アイデアスケッチ(PC)

パワーポイント、テキストエディタ、マンダラートを使って紙の時と同じくひたすらに書きなぐっていきます。ポイントは紙と違って絵などがすぐかけなかったり制限されるところ。
パワーポイントは「タイトル+三行スケッチ」。これを繰り返しアイデアを出していく。打ち合わせで持ってくときは、これを1枚の神に印刷して持っていきましょう。ポイントは1アイデアで1枚にすること、字を大きくすること。人はこれだけで、ありがたく、重要そうに感じるものです。

テキストエディタではお題を書いたら、その下にアイデアを書く。行があるのがポイントで、20行と決めたら20行になるまで頑張って書いていく。

考具 その12 連想ゲーム

〇〇といえば××をずっと繰り返します。連想ゲームをすると頭の中に潜っていた言葉を引き出すことができます。そして、アイデアが見えたらすぐにメモをする。連想ゲームをしていくとスタートからどんどん遠くなるがそれが狙い。関係性の強い中で繋がりながら違うものに変わっていくので新しいものが生まれやすい。

考具 その13 オズボーンのチェックリスト

チェックリストは9ヶ条。
転用したら?
応用したら?
変更したら?
拡大したら?
縮小したら?
代用したら?
置換したら?
逆転したら?
結合したら?

これにはアイデアを出すための組み合わせ方が網羅されています。問いかけに答えるだけでアイデアが出てきます。

考具 その14 ブレーンストーミング

グループドアイデアを生み出す方法です。よくブレストと言います。
ルールは4つ。
①他人の意見を批判しない。
②自由奔放な意見を歓迎する。夢物語でも良い。
③質より量を求める。
④他人のアイデアに便乗する。

また、IDEOという会社では7つの秘訣を謳っている。
①焦点を明確にする。
②遊び心のあるルール。
③アイデアを数える。
④力を蓄積し、ジャンプする。
⑤場所は記憶を呼び覚ます。
⑥精神の筋肉をストレッチする。
⑦身体を使う。

ブレストは意外と難しく、批判しがち、いかにアイデアに乗っかってくかを意識すると良い。意見に対して、上乗せを繰り返す。

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