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解釈は人それぞれだから、得する解釈をしたほうがいい

解釈は人それぞれ違う。

他人からみたら、どう考えても嫌な出来事でも、受け取りようによっては、良い出来事になる。

ポジティブ心理学

なんて言葉をつけられて、よく自己啓発されている話しだ。

  • 電車が遅延した

  • 誰かに悪口を言われた

  • 詐欺にあい、大借金を抱えた

こういった明らかに嫌な出来事でも、ポジティブに捉えることで、良い出来事に変わる。

わけが分からない。

そう、わけが分からないのだ。

詐欺にあい、大借金を抱えたとして、それをポジティブに捉えるなんて出来るわけがない。

机上の空論とはこのことだ!

…なんて、以前の僕なら声を荒らげていたに違いない。

しかし、なんとなく分かったような気もする。

以前のネガティブ人間真っ盛りの僕には、理解できなかった、

『ポジティブに受け止めよう!!』

がなんとなく最近分かってきたのだ。

今日、悪夢を見ました。

悪夢をポジティブに

悪夢を見た。

とはいえ、悪夢の内容だけをいうと、たいしたことはない。

なくしものが見つからないという夢だ。

なくしものが見つからないことで、様々なトラブルが発生し、
僕は夢のなかでパニックに落ちいっていた。

そして、そのパニックが頂点に達したとき、僕は目覚めた。

よく漫画である、がばっ!てやつだ。

がばっ!!

悪夢から冷めたとき、あなたはどう思うだろうか。

僕が今日、悪夢から冷めた瞬間の気分は最悪だった。

「あぁ、今日は嫌な日になりそうだ…」

なんてことを瞬間的に思ってしまった。

時間を見ると、実際に起きる時間の20分前。

予定より、20分前に起きてしまった。

以前の僕なら、

「あぁ…あと20分も寝れたのに…悪夢を見たせいで損をした…」

なんて思っていたに違いない。

しかし、今日の僕は違った。

「あれ?でも、アラーム無しで早く起きられるなんて、得したんじゃないか?」

なんて気持ちになれたのだ。

先程起きた瞬間に、

「今日は嫌な日になりそうだ…」

となっていた気持ちは、いつの間にか吹っ飛んでいた。

「アラーム無しで起きられて得した!」
「そうか!あの悪夢は、僕が早く起きたいと思ったからこそ、見てしまった夢なのかもしれない!」

なんて、最終的には、悪夢を見たことすら、こじつけでポジティブに変換できるようになっていた。

とんでもない。
僕にとって、この変化はとんでもない変化だ。

どうせ解釈するなら、得する解釈を

解釈は人それぞれだ。

そして、どうせするのであれば、自分が得する解釈をすればいい。

得する解釈とは、一言で言えばポジティブだ。

自己啓発本やらで言われている、

「ネガティブをポジティブに変えよう!!」

というあまりにも聞き古された方法だ。
聞き古されていて、言うことすらはばかれるのだが、やはりこれは正しい。

なぜ、ネガティブをポジティブに変換しなくてはいけないのか。

それは、やはり自分が得をするからなのだ。

ネガティブをいくら考えていても、自分には得はない。
パフォーマンスも下がるし、精神的にも病んでくる。

そして、ネガティブが習慣化されると、さらなるネガティブを呼ぶ。
負のスパイラルとは、まさにこのことなのだろう。

だから、無理矢理にでも、ポジティブになるしかない。

いや、僕のようなネガティブ人間が、この辛い世の中を生きるためには、
是が非でもポジティブになる、という苦しくて辛い方法を選ばざるを得ない、という言い方のほうが正しい。

ということで、引き続き僕は、苦しくて辛い、ポジティブになる!
という方法を試していきたいと思います。

…ポジティブって、そんな感じでなるものだっけ?

おしまい。

サポートされると、僕が喜びます。僕が喜ぶと、文章のノリがポジティブになります。