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教育×コーチング 〜決められない〜

「ちょっと相談したい事があるのでいいですか?」

”もちろん、もちろん”

彼女はとても優しく、いつも誰かの事を考えて、誰かの為に動く。
いつも一生懸命。何かしらの選択を迫られる際、真剣に考えて悩む学生。「自分で何かを決めるのが苦手」と彼女自身もそう言っている。


彼女は何を感じ考えているのだろうか、と意識を向けて話を聴いてみる。
どんな声のトーン、言葉、表情なのか、観察する。

(↑コーチングクラスで学んでいる事を実践するチャーンス!!)

”今一通り話してみて、どんな感じ?”
と尋ねてみると、


「なんか私、答が出てるかも・・・」

と彼女の口からそんな言葉が出た。

”うん、そうだよね。私もそう思ったよ。答、出てるよね。”


「はい、出てますね!笑」



話をする場、話を聴く場があるだけで、その人の中で何かが変わる。
悩んでいた事も含めて、「良い」のだと感じる瞬間。
そしてちょっぴり軽くなって前に進める。

”悩んでる”と言いつつ、答は彼女の中にあったんです。


特に学生は、親や周りの大人の声に振り回されて、自分の中にある声を奥にしまいがち。

私自身も、ずっとそうだったのかもなぁ。しかも無意識的に。

だからこそ、自分の中の声を信じようとする学生に喜びと感動を得るし、その姿を応援をしたい。

彼らが自分の気持ちに従って、信じて、それで大丈夫と思える様に。

その、本来あるべき「信じる気持ち」「可能性」を引き出す上で、コーチングの力は大きな大きな効果があると、こうして実践する事で実感・確信に繋がっていく。

私はプロコーチでは無い。でも、こんな事が起こる。私がすごいんじゃ無い。子供達がすごいんだ!


親として、コーチング的関わりは大切。出来るだけ私も意識していきたいけど、感情がぶつかり合う事も勿論ある。親子やもん。

だからこそ、恐らく親の次にそんな子供達の身近な存在となる教育関係者がコーチング的関わりをする事が、すごーーーく重要・必要だと思っています。子供達の笑顔の為に。



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