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フードロスにすぐに飛びつくIT企業のヘンテコな習性について思うこと
はじめに
IT企業はすぐにフードロスに飛び付きます
そして悪質なのはなんの知見も持たずに偉そうにコンサル気取りで口出しをします
そして実際の生産者に散々ダメ出しを食らった挙句に事業に失敗しています
端的に言って恥ずかしくないのかと言いたくなります
たしかに誰にでも間違いはあると思いますが、一番悪質だなと感じるのが業界全体で全くなんの学びも得ていないことです
そしてかなり生産者に迷惑をかけています
もう、いい加減生産者の邪魔するの辞めましょうよと思います
こんなことがずっと起きる原因
そもそも1次産業を世の中が軽視しすぎていることが原因なのではないでしょうか?
特におじさん世代でその傾向が顕著です
バブル世代の人は基本的に自動的に自分達の進路について深く考えずに大衆迎合的に会社員になっている人が多いので、おそらく会社員になっている社会のレールの上をいく自分達とその他という固定観念があるのでしょう
たしかにフードロスの単語が出始めた当初は飛びついて失敗するのは百歩譲ってありうるかもしれませんが、普通はそこから何か学びを得るはずです
しかし、フードロスの領域に至っては全く過去の反省を踏襲した事業は皆無に等しく、パッと出ては消えていき思い出したようにまたフードロスという単語がまた流行り出すと同じ失敗を繰り返しています
これはひとえに一次産業を軽視しているから出来る所業なのだと私は推察します
少なくとも尊敬の念を持ってフードロスに真剣に取り組めば、同じ失敗をダラダラダラダラと繰り返すわけもないですし、何より実際に農家に迷惑をかけているのに平気な顔ができるわけもないです
じゃあどうしたらいい?
全員が農業経験を一度すれば良いと思うのです
鉢植えではなく畑で農作物をつくる経験をすれば農業の大変さを見に染みて理解することができるでしょう
国民の義務にしても良いくらいかと思います
もしくは大人のくせに農作業も経験したことがないのは軽蔑の対象になるような風潮を作ればよいとおもっています
話は飛びますがそもそも私は義務教育は中学生までなのはおかしいと思っています
教育に関しては生涯にわたって死ぬまで義務教育が必要だろうと思っている派閥なので、数十年に一度農業経験を積む教育が大人に対してあっても良いのではないかと思います
そして農業からは学びが多いのが特徴です
農業は我々が思っている以上に経営のエッセンスが詰まっております
特にビジネスマンにとっては農業知識は必須スキルだと思っています
例えば、農業で間引きという作業がありますが、知識がないとタネを撒きすぎて大概失敗します
これは経営にも通じるところがあり、経営の世界では選択と集中と呼ばれます
知識として持っていなかったり躊躇したりで間引きができない人はビジネスにおいても選択と集中ができずに失敗するのは間違いないでしょう
他にも、適地適作から環境分析・自己分析が学べたりとビジネスに通じる色々なことが学べます
ですので、少なくともビジネスマンとしてのキャリアを歩む人間は就職前に一度農業経験を積んでおくべきでしょう
そして、経営者をやるなら、すでにやっているなら、今すぐにでも農家から経営のエッセンスを学びにいけと私は思います
我々一般人も立派な作物を作れた経営者の言葉に耳を傾けましょう
しょうもないビジネス本を出すだけ出しているなんちゃって経営者の百億倍タメになる話が聞けるはずです
間違えても2次産業とか3次産業というだけで農業を軽視するのは辞めましょう
ビジネスという観点ではその辺のサラリーマンよりもよっぽど経営経験があると言えますので、裏を返せばサラリーマンやその辺のうだつの上がらない経営者の方が馬鹿にされる立場かもしれません
なので高次産業に従事しているという優越感に浸るのはもうそろそろ自重しましょう
結論
要約すると↓こういうことですね
IT企業の社員は一回農作業を経験して作物を作れ
IT企業の経営者は農家のおじさんに認められるレベルの立派な作物を作るまでは経営するな
以上です
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