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【オンライン診療】魅力だけどこんな医師の下で絶対働けない

ブロガー複業を始めて以来、おかげさまでさまざまなクライアントさんとやり取りする機会を得られております。

当然、医師のクライアントさんもいらっしゃるわけですが、起業し、ビジネスマナーやら、経営、経営者たるや、などといったことをかじり始めてから、メールがまともに返せない方など「この人、本当にこれで大丈夫なのかしら?」的なクライアントさんにも、ちらほら遭遇するようになってまいりました。

今回、お声かけいただいて、実際オンラインで打ち合わせの場に行ったらビックリ、なエピソードがございましたので、こちらでシェアさせていただきたいと思います。




正直「あまり惹かれないお仕事」でも話は聞こうかな、と思った理由

基本的にお仕事の受注は、あっちからお声かけいただいた構図のほうが、こちらの言い分をきちんと言いやすいという背景から「受け身」の体制でいるのですが、お仕事をお受けする形態の一つとして「クラウドワーカー」って言うんですか、不特定多数の発注者と受注者を募りネット上で仲介するサービス「クラウドソーシング」も用いて仕事を受注しています。

今回はクラウドソーシングサイトで私のプロフィールを見た某女性担当者より、
「“お肌のお悩みごとにオンライン処方をするお仕事”にご興味ありますか?」と、お声かけいただきました。

自費診療で「肌悩みを抱えた患者様に対してチャットで診療をおこない、処方薬をご提案いただくお仕事です」「皮膚科に経験のない医師でも対応できるようにマニュアルや定型文がちゃんとあります」
とのこと。


実は先に種を明かしてしまいますと
「全額自費」
「皮膚科に経験のない医師でも対応できる」
…この時点で、もうこのお仕事はよほどのことでもない限り、お受けするつもりはありませんでした。

皮膚科の保険診療、自費診療には私なりに思うところがあり、もうこの時点で自分の主義に反していたからです。が、この辺は話し出すと色々と物議を醸し出すところ。
しかも今回はその辺りを深くつっこむんじゃなくて、というところですので、この辺りの自分の考えは末尾にリンク置いておきます。(←末尾にリンク置くためにわざわざこの話ふったんかいw 説)


まあとにかく、よほどのことでもない限りお仕事は受けないつもり、でありましたが、逆を言えばよほどの事があれば、お受けする可能性はゼロではなかった、ということでもあります(笑)

というのも最初にコンタクトをいただいた女性担当者(非医師)がビジネスマナーのきっちりされた方で、テキストメッセージの対応・返信が迅速で、こちらのキャリアをリスペクトしていただいていると感じられる文面であったのです。
ここ、ビジネスのとっかかりとしてかなり大きなポイントかもですので、メモっといてください。

時給は今の外来診察の半分程度、いや、半分以下でしたが、
その女性担当者が続けるに、
「診察はチャットで行っていただくため、ビデオや通話は必要ありません」
「他のお仕事と並行して業務を行っていただけます」

ですと! ふむふむ。

初回の顔合わせはオンラインのビデオ通話でOKということでしたので、皮膚科系のオンライン診療がどういうものなのか、知っていて損はないであろう、ということで、オンラインで初顔合わせをしてみよう、と思うに至ったわけでした。

女性担当者のここまでのアプローチの仕方は正直、今までコンタクトを受けた方の中でかなり「まとも」な部類でしたし、リスペクトに値するものです。なかなかデキる方のようだな、と思いましたこと、重ねて付け加えておきます。


そして…オンライン初顔合わせ

初顔合わせはZoomかGoogle Meetか、どちらかだったと思います。その女性担当者、そして責任者の医師(男性)と、3者で、オンラインで30分ほどお話しすることになったんです。

ふむふむ。

まあ、当たり前ですけど、全額自費とはいえ、オンライン診療ですので、医師がちゃんと監修しておるわけです。

オンライン初顔合わせの時間帯はその責任者である医師の都合もしめし合わせ、決定したわけです。その日は天気も悪く、私も1日家で作業してるつもりの日でしたので、それはそれでちょうど良かったかな、という記憶はあります。

この時点で責任者のバックグラウンドは存じ得ず、通常の外来診療の合間にビジネス展開されているのか、あるいはオンライン事業専任でいらっしゃるのか、はっきりとは判明しておりませんでした。

で、約束のお時間になりました。

まずね、その医師、3分遅れて入ってきました。

はいここでもうすでにマイナス点。
私が3分遅れるならまだしも(遅れねーけど)、仕事オファーする側のお前が遅れるのかよw という感じww

でも、医師って、往々にして社会常識がともなってないこと、多いですから?

まあ、見た目と話がまともなら…と思っていましたが、その望みもあっという間に潰えました。正直、「清潔感」とは真逆のルックス。

ひと目見て、一言しゃべれば、もうわかりました。
こいつ、実際の診療現場経験ないな、と。

なんと言いますか「一社会人として、人と話す」ということの基本の基本がちゃんとできていない。遅れて来てかったるそうに、グダグダ話すのもちょっと腹が立ちました。

検索したところどうやら、医師免許は持っているものの本業はIT系のご様子。

ということで、おそらくご自身は対面診察できない、けれどもITは強いから、IT企業を立ち上げて医療系のサイトでなら食べていけるかも、
という状況かと、勝手に推察いたしました。

まあ、わからなくもないです。

が、
だったらこの方、表に出てきちゃダメですね(笑)
経営責任者として裏に回り、表に出る医師は別に雇う、とかでしたらまだ良かったかもわからないです。

もう、そこからは、「人間ウォッチング」感覚で話聞いてました。
医学的なツッコミどころだけ探して、そこをズバズバ言うのも面白いかな、とか考えながら。


もちろんその後…

結局、診療内容も医学的にもツッコミどころ満載で、そもそもあの医師の下で働き、私が業務をすることで、あの医師に売り上げがいくなどという構図、到底納得できないわけでして。
まあお話にならないな、というところに落ち着いたことは言うまでもございません。

今となっては私も、そこそこ「知られている」部類の人間となりつつあり、
どこの、どういった組織で働いているか、
どういう医療を施しているか、
そこを含めて、ブランディングになってくるわけですが、

それは私に声をかけてきてくださった女性担当者も同じなはずです。

彼女は身なりもきちんとしていらして、お話もキビキビしていらっしゃる。第一印象を裏切らないご活躍で、とても好感がもてました。

彼女はきちんと、期待値以上の仕事をされているわけですが、男性医師のおかげで彼女の仕事ぶりが全て台無しという構図。

お断りの返事をするにしても、彼女はきちんとリスペクトして、賞賛しておきたい、と思いました。

とりあえず、そのオンライン顔合わせの場では、まさか、責任者の見た目も喋り方もありえねえw って、本人を目の前にして言ったところで、しょうがないわけですので、検討します、とか言って一旦退出。

後々メールで、

あなたの素晴らしい仕事ぶりが、あの医者のせいで全て台無しになっている。とても勿体なくうつりました。
どなたの下で働いたか、って、後々大事になってきますのに、正直、あの医師の下で働いていました、って、言ってしまっていいのかな、と感じるレベルでした。あなたくらい優秀でしたら上司はもっときちんと選ぶことができるでしょうに、本当に勿体ない。

といった趣旨のことをお伝えしておきました。


人って、見た目が10割ですww

10割といっても、なにもイケメンかブサイクか、太っているか痩せているかじゃないです。「清潔感」ですよ。
医師を名乗るのに清潔感ゼロ、って致命傷じゃないですかね!?


形成外科・アンチエイジング専門医目線としては、

・肌
・頭髪

あと

・歯

です。


日本人、この「歯」がちゃんとしていない方の多いこと。
虫歯や歯周病になってから保険診療、じゃ遅いと思いますよ。
定期的な歯石のクリーニングとホワイトニングするだけでマイナス5歳、ですし、それだけで清潔感Upします。
今からでもぜひ歯科に駆け込んでいただきたいと思います。


〜完〜



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