見出し画像

北朝鮮の外貨が来年底を突く 注目の論文から読み解く正恩氏の次の手(1/2)

新型コロナ、北朝鮮も非常事態続く

北朝鮮で今いったい何が起きているのだろうか。

この6月、突然、南北間の緊張が高まった。金正恩朝鮮労働党委員長の妹、金与正党第1副部長が韓国から飛んできた体制批判ビラに反発した。

6月4日には談話を出して口汚く韓国を罵り、軍事行動を示唆した。

ところが6月23日には、兄が党中央軍事委員会の「予備会議」なるものを映像会議で開き、当分軍事行動を保留すると宣言した。

こう振り返ってもなんと慌ただしい動きだったか。

北朝鮮は、一転して静かになっている。

「朝鮮中央通信」は3日、正恩氏が2日の朝鮮労働党政治局拡大会議で、新型コロナウイルスの防疫強化策を継続するよう指示したと伝えた。

金正恩氏の動静が報じられるのは、党中央軍事委員会予備会議以来となる。

正恩氏は、周辺国で新型コロナの感染者が再び増えていると指摘。

「早まった防疫措置の緩和は致命的な危機を招く。

感染症流入の危険性が完全になくなるまで非常防疫活動を強化しなければならない」と述べたという。

コロナの感染を防ぐため、今後も徹底した対策を取ることになりそうだ。

鉱物資源の対中輸出で年間10億ドル稼ぐ。韓陽大学の張ヒョンス教授

ところで南北間に起きた一連の騒動を解く鍵は、北朝鮮の外貨保有高、つまり手持ちのドルが底をつき始めていることにあると判断している。

すなわちドルがなくなっており、正恩氏は焦っているのだ。

続きはこちらをご覧ください。
https://www.koreaworldtimes.com/topics/news/7506/

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?