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2024年7月1日(月)読み手と書き手の微妙な関係

断続的に降る雨。降っていない時も暗い空。外に出ると熱気がまとわりつく。風が強い時間帯もあり、ちょうど車に乗っていたが木々や電線が揺れに揺れていて、車にも強風が当たっていた。朝食は、ぶどうパン、黒糖クリームコッペパン、インスタントコーヒー。

イギリスを訪問した天皇陛下が、最高勲章のガーター勲章を贈られたというのはニュースでも報道されていた。このガーター勲章の由来が面白い。俗説ではあるが、1348年、当時の国王エドワード3世が伯爵夫人とダンスをしていた時、夫人のガーターが落ちたのを笑う者たちがいた。国王は彼らをとがめガーターを拾い、自ら身に着け「このガーターを名誉の印とする」と宣言したのが始まりだそうだ。困っている人に手を差し伸べる騎士道精神の発揮であると同時に、ユーモアとはちょっと違うが英国王室の「心のゆとり」を感じるエピソードである。あまりゆとりがあり過ぎて俗物に近い事案も昨今見受けられるが、それもまた人間臭い王室である。

ライナーノーツを書いたソロモン・バーク盤の話ばかり続き申し訳ないが、あらためて彼の歌声を聴きながら、その存在感の大きさに感動している。変な表現かも知れないが、「存在感の大きさ」が彼の最大の魅力と思っている。ライナーを書く時その存在感をどう書き綴るかが主要テーマだと思っていた。どの程度実現できたかは、自身で読んでもなかなか判断しにくい。書く側と読む側の“溝”を改めて感じてしまう。ライナーの場合は歌唱やサウンドの付随物であるから、聴く人が何か一点でも、あるいは全体的に何となくでも感じるものがあればそれで良いとは思う。

ライナー云々、あるいは自分の文章を読み手として捉える行為だけでなく、他人の文章を読む事と自分で文章を書く事にも微妙な違いがある。頭の中での文章の消化具合というか、接する姿勢に違いがあると思うのだ。文章を読む事・書く事の面白味は、その似て非なる状態も関係あると思う。

ヨメさんは外出。お昼はカップ焼きそば。食後にチョコプリン。

夕食は、豆腐と枝豆のハンバーグ、鶏胸肉とニラともやしの炒め物。食後にバターサンドクッキー。

明日は血圧の病院へ(そう言えば血圧計届きました)。ヨメさんは連続外出。ひとつ前に読んだ本のレビューでも書こうか。

♪ Leon Russell - Tight Rope


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