Konzoh Kurasan

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Konzoh Kurasan

本noteをご覧いただき有難う御座います。 自身の体験に基づく論考をエッセイ的に発信し続けています。 斜陽の時代、多くの人が幸せになるためにはどう思考し何をすべきか? そのヒントとなりそうな「おっさんの体験談」を中心に書きたいと考えております。

マガジン

  • 窓際のおっさん

    働き始めてから現在までの、色々な職場での体験を記します。人間関係や、組織のしがらみといったものが中心です。

  • 読了のおっさん

    面白いと思った漫画の紹介です。新旧、女性向け男性向け、ロマンスから暴力、ファンタジーからウンチクまでなんでも読みます。

  • 彷徨うおっさん

    仕事以外での人生経験、生き方や思想について語ります。

  • 資格いおっさん

    80近い資格の取得体験記です。勉強方法だけでなく、資格の意義についても考察しています。キャリア形成の参考にどうぞ。

最近の記事

  • 固定された記事

1か月振返り6 外的動機としての「義務感」、内的動機としての「自然な習慣化」 あくまで理想の配合だが 動機設定としては良い

 365日チャレンジは順調に半年を消化。連投数は190を超えた。「数日間アイデアが出ないという時もあった」が、それでも誰かと話をし、ニュース等を眺め、本や漫画を読むことで次々と書ける内容が問題なく増えていく。残り170程度で365日達成し、記事のストックは50近くあるので「あと120ぐらい書けばよい。」問題なく続きそうである。  毎度振り返りとなると、グダグダと想いを連ねるところからスタートする。おっさん(著者)の頭の中、そしてどういう人格の持ち主であるのか、なんとなく人間

    • 窓際のおっさん60 公務員に必要な能力の本音と建て前(4/4)

       前回は引続き、公務員に必要な能力について、予備校のTACさんの記事を参考に列挙し、実務においてはややずれがある(合格については記述の通りで良い)可能性を述べた。  そして、そのうちの一つとして、行動力と物事をわかりやすく説明するスキルとは本音としてはどうなのかについて、おっさんの私見を述べた。  今回は、その続きとして、事務処理を正確、効率的に進めるスキルについての考察と、まとめを述べて締めくくりたい 再び引用する。 これは当たっている。 但し、効率的という部分につ

      • 窓際のおっさん59 公務員に必要な能力の本音と建て前(3/4)

         前回は引続き、公務員に必要な能力について、予備校のTACさんの記事を参考に列挙し、実務においてはややずれがある(合格については記述の通りで良い)可能性を述べた。  そして、そのうちの一つとして、論理的思考力とは本音としてはどうなのかについて、おっさんの私見を述べた。  今回は、その続きとして、行動力と物事をわかりやすく説明するスキルについて、実務とのズレを述べていきたい。  間違いではないのだが、やはり実務上の事を考えると言葉足らずに思う。単なるフットワークの軽さや、

        • 窓際のおっさん58 公務員に必要な能力 本音と建前(2/4)

           前回は、公務員に必要な能力について、予備校のTACさんの記事を参考に列挙し、実務においてはややずれがある(合格については記述の通りで良い)可能性を述べた。  また、そのうちの一つとして、コミュ力とは本音としてはどうなのかについて、おっさんの私見を述べた。  今回は、その続きとして、論理的思考力について、実務とのズレを述べていきたい。 再び引用する。  単純に論理的思考能力と言っても何のためのそれか? と疑問を感じずにはいられない記述である。確かに色々な自治体募集チラ

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        1か月振返り6 外的動機としての「義務感」、内的動機としての「自然な習慣化」 あくまで理想の配合だが 動機設定としては良い

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          窓際のおっさん57 公務員に必要な能力の 本音と建前(1/4)

           公務員の人気が落ちている。  収入も安定していて、近年は意見が割れるものの、仕事も比較的楽であると言われている。原因は様々だと思うが、おっさんが思うに、やりがいやキャリアの柔軟性が悪いことは恐らく確かであり、  総じて魅力が低いものになったのは確かだと思う。  やりがいやキャリアという側面から、考えた場合、公務員に能力として何が求めらるのか。また、実際に就業する場合、それらの発揮はどうなのかについて知っておくと参考になると思う。  今回は、公務員に必要な能力の本音とん建

          窓際のおっさん57 公務員に必要な能力の 本音と建前(1/4)

          読了のおっさん30 灼熱カバディ(武蔵野創/マンガワン・裏サンデー)

          今日も、おっさんが全巻読んで面白かった漫画をご紹介です。 個人の感想であり、感じ方はそれぞれなれどご参考に。 概要的なネタバレは含みます。 灼熱カバディ(武蔵野創/マンガワン・裏サンデー) 2015年~ 既刊27巻(2024年4月現在) ① タイプやテーマなど  少年漫画、カバディ、新しいスポーツ、模索、チームワーク、戦略・戦術、高校生、求道、勝利、友情、LGBT ② 簡単な内容  中学時代、将来有望なサッカー選手として期待を集めていた宵越達哉は、スポーツ全般に嫌気がさ

          読了のおっさん30 灼熱カバディ(武蔵野創/マンガワン・裏サンデー)

          読了のおっさん29 ミステリと言う勿れ(田村由美/月刊フラワーズ)

          今日も、おっさんが全巻読んで面白かった漫画をご紹介です。 個人の感想であり、感じ方はそれぞれなれどご参考に。 概要的なネタバレは含みます。 ミステリと言う勿れ(田村由美/月刊フラワーズ) 2017年~ 既刊14巻(2024年6月現在) ① タイプやテーマなど  ミステリー、記憶力、現代劇、大学生、人間論、悩み、しがらみ、家族、男女、癖毛、カレー ② 簡単な内容  アフロヘアのおとなしい大学生、久能整(くのうととのう)は、平穏な大学生活のさ中、突如殺人事件の容疑者として事

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          彷徨うおっさん76 移ろいゆく幸福観(6/6) まとめ 世代を跨いだ幸福の模索

          前回は、③集団から個人の時代になってきた ことについて、今では考えられない過去の所有へのこだわりと対比しつつ、 生き方そのものの追及に幸福を見出す考え方が広まってきている現状を述べた。 最終回の今回はまとめとして、ではこんな時代において、旧世代は下の世代と、下の世代は旧世代とどう折り合いをつけるか、 おっさんなりの意見を述べたい。 <幸福とはなにか、本質を説明できるか?> 君はなにをしたいのか? もっとこうしたらいいのではないか? 苛立ちを含みつつそのような詰め寄り方、

          彷徨うおっさん76 移ろいゆく幸福観(6/6) まとめ 世代を跨いだ幸福の模索

          彷徨うおっさん75 移ろいゆく幸福観(5/6) 節制の時代 個人の時代

          前回は、人間を経済価値に置換えようとする思想、財産や社会的地位と言った具体的なものを追求する動きについて、 それが現在では苦しい状況につながっていることを述べた。 一方で、旧世代のそうした生き方を信奉する限り、貧困を意識せざるを得ない人ばかりになり、 もっとぼんやりした価値観として、ミニマリストやオフグリッド生活者のような、 どちらかと言うと抽象的な「生き方」という概念に幸福を感じる人に、近年は注目が集まっていることを述べた。 今回はそれらを踏まえつつ、論考の冒頭で述べた、

          彷徨うおっさん75 移ろいゆく幸福観(5/6) 節制の時代 個人の時代

          彷徨うおっさん74 移ろいゆく幸福観(4/6) なんでも経済換算の虚しさ

           前回はシリーズ冒頭で述べた、幸福感の変遷の②番目、生きがいとなる価値観が、具体的なものから抽象的なものへと変化しているかもしれないという話について述べた。  今回はその続きとして、物、財産、地位と言った目に見える具体的なものにとらわれてしまう考えとはなにか、おっさんの自論を述べたい。 <人間を経済価値に置換えようとする思想の限界>  述べてきたように、旧世代は何事も具体的何かに結び付けがちという印象がおっさんにはある。例えばお金もそうだ。  お金に聡いこと自体は必ず

          彷徨うおっさん74 移ろいゆく幸福観(4/6) なんでも経済換算の虚しさ

          彷徨うおっさん73 移ろいゆく幸福観(3/6) 抽象化する生き甲斐の概念

           前回は、資本主義経済で右肩上がりの時代を生き、そうした企業運営を是として邁進してきた世代について、おっさんが思うその傾向を、有名な法話の言葉に例えつつ述べてきた。  今回はシリーズ冒頭で述べた、幸福感の変遷の②番目、生きがいとなる価値観が、具体的なものから抽象的なものへと変化しているかもしれないという話について述べていきたい。 ② やりたいことという具体性の追求 ではなく 自由や個性と言ったもっと抽象的なものの追及 に変わった? <具体的にやりたいことなどないのに>

          彷徨うおっさん73 移ろいゆく幸福観(3/6) 抽象化する生き甲斐の概念

          彷徨うおっさん72 移ろいゆく幸福観(2/6) 例えば水の中にいて渇を叫けぶが如しなり

           前回は、物質的豊かさによる幸福の追求は限界を迎えているかもしれないと仮定し、おっさんが最初に就職した会社での、社長や幹部たちの欲望丸出しの演説や態度、平社員の不当利用というあさましい有様を紹介した。  また、それでも企業運営にはこうした欲望が欠かせないことも述べた。  今回はその続きとして、資本主義経済で右肩上がりの時代を生き、そうした企業運営を是として邁進してきた世代について、おっさんが思う傾向を、有名な法話の言葉に例えつつ述べていきたい。 <あらゆる場所が経済戦争に

          彷徨うおっさん72 移ろいゆく幸福観(2/6) 例えば水の中にいて渇を叫けぶが如しなり

          彷徨うおっさん71  移ろいゆく幸福観(1/6) 物質的豊かさの限界

          40年以上生きてきたが、幸福観について、時代と共に随分と移ろってきたように思う。昭和末期から令和の現代までに感じるところは以下である。 ① 物質的な豊かさ≠幸福 ではなくなった。 ② やりたいことという具体性の追求 ではなく 自由や個性と言ったもっと抽象的なものの追及 に変わった ③ 集団から個人の時代になってきた あくまで、おっさんが長く生きててそう感じた、思ったというだけの話で、特にソースはないが、かくもこのような傾向があるように思う。 今回は、こうした価値観の変遷

          彷徨うおっさん71  移ろいゆく幸福観(1/6) 物質的豊かさの限界

          読了のおっさん28 日本三國(松木いっか/マンガワン、裏サンデー)

          今日も、おっさんが全巻読んで面白かった漫画をご紹介です。 個人の感想であり、感じ方はそれぞれなれどご参考に。 概要的なネタバレは含みます。 日本三國(松木いっか/マンガワン、裏サンデー) 2021年~ 既刊4巻(2024年5月現在) ① タイプやテーマなど  崩壊後の世界、日本、三国志、武力闘争、建国、天下統一、人間、軍事、政治、戦乱、地方 ② 簡単な内容  現代よりも概ね100年程度未来、日本が国家として衰退し、世界での核戦争やウイルスの蔓延、果ては大震災の影響で一度

          読了のおっさん28 日本三國(松木いっか/マンガワン、裏サンデー)

          読了のおっさん27 ゴールデンカムイ(野田サトル/週刊ヤングジャンプ)

          今日も、おっさんが全巻読んで面白かった漫画をご紹介です。 個人の感想であり、感じ方はそれぞれなれどご参考に。 概要的なネタバレは含みます。 宝石の国(市川春子/月刊アフタヌーン) 2014年~2022年 全31巻 ① タイプやテーマなど  戦争、埋蔵金、アイヌ、明治政府、軍事、北海道、歴史モノ、革命、黄金、人身掌握、怪奇 ② 簡単な内容  日露戦争終結後、陸軍を退役した杉元(主人公)は、幼馴染で未亡人の梅子の眼病を直すべく、北海道で砂金を取っていた。作業を眺めていた男が

          読了のおっさん27 ゴールデンカムイ(野田サトル/週刊ヤングジャンプ)

          彷徨うおっさん70 少子化の世を生きる考え(7/7) 子供の人生奪っておいて老後は何したいのか? 子供には想いではなく希望を託せ

           前回は、無理をしても子供も親も幸せになれないので、ある意味もう少し現実に即した楽観的な子供の将来を考え、トラウマになるような教育や、価値観の押し付けを子供にすべきではないことを述べた。  今回はその続きとして、トラウマの深刻な影響について少々述べ、大人も子供も自立せざるを得ない時代故の、想いを託さない生き方を提案して、締めくくりたい。 <世代間で繰り返す滑稽なトラウマの連鎖を断て 続き>  自身の学歴コンプレックスや「今世間はこうだから」「お友達の子は〇〇の習い事を」「

          彷徨うおっさん70 少子化の世を生きる考え(7/7) 子供の人生奪っておいて老後は何したいのか? 子供には想いではなく希望を託せ