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1か月振返り6 外的動機としての「義務感」、内的動機としての「自然な習慣化」 あくまで理想の配合だが 動機設定としては良い

 365日チャレンジは順調に半年を消化。連投数は190を超えた。「数日間アイデアが出ないという時もあった」が、それでも誰かと話をし、ニュース等を眺め、本や漫画を読むことで次々と書ける内容が問題なく増えていく。残り170程度で365日達成し、記事のストックは50近くあるので「あと120ぐらい書けばよい。」問題なく続きそうである。

 毎度振り返りとなると、グダグダと想いを連ねるところからスタートする。おっさん(著者)の頭の中、そしてどういう人格の持ち主であるのか、なんとなく人間性がにじみ出る内容になると思う。良し悪しだが、1か月はトップに固定するので、おっさんの半ばプロフィール的な意味合いも含めての記事、と、ご承知いただき、今回もしばらく長い文章にお付き合いただきたい。

<ものを書いていて義務感について気がつく>

 さて、「あと120ぐらい書けばよい。」などと冒頭で述べたが、言葉の響きとしてnote365日チャレンジに、半ば義務的な印象を自身で抱きつつあると気が付く。

 あえて数値で言えば、義務感度合い15%ぐらいかと思う。
 自由に書きたいことを書いている状態であり、書くことが無くて追い詰められているわけでもない。だが、流石に初期の0%とはやや感覚が異なってきたようだ。

 ここ一カ月半程度の間、リアル友人読者から「このようなテーマを」と請われたり、今度この件について直接お話をしたいなどと言われるようになり、それらが記事の内容にも影響している。

 また、今月は電験の記事を書いて少々注目を集めた。フォロが一挙に増えて、1段階「スキ」を推してくれる数も増え、有難いことにコメントまでいただくようになった。その反面、読者を良い意味で意識し、自由な思考を維持しつつも、どうやったら読者に役に立つか考えてしまうようにもなった。
 
 このように、ちょっとづつ外的動機が増えてきたことで「義務感」が湧いてきて「あと120ぐらい書けばよい。」などと言う言い回しが、自然と出てきたのではと、気が付いたところである。

<だが義務感にもなんだかしっくりこない類のものがあるようだ>

 義務感を感じる要因は他に、内的動機もあるように思う。
 365日連投しようと自分で決めた目標があり、一方で「数日間アイデアが出ないという時もあった」などと、自然と筆が走って出た。つまり、多少なりともネタを絞り出す必要性を改めて実感した瞬間があり、それが義務感と気が付いた次第である。これは同じ義務感でもイマイチだ。

 かくもいくつかの義務感について認識したが、外的影響は止めようがなく、ある程度は良いとも思う反面、内的影響は逆に減らしたいと考えるに至った。目標に駆られて動く事態はなるべく避けたいと最近は思う。

<目標設定という内的動機はしんどいなと思う>

 人は何か目標を立てると、そこに向かって頑張れる。そんな経験が読者の皆さんにも何かあると思う。おっさんもそれを何度も経験して今まで頑張ってこれた。

 だがそれでも、目標に駆られたくないという気持ちが最近は強い。単に年齢のせいかもしれないともここ数年は考えていたが、色々と経て考察した結果、そもそも目標設定して達成するというやり方自体、諸刃の剣と認識するに至る。

 目標を立て、その達成に向かうという行為は、ややもすると苛烈で、どうしても「頑張り」や「無理」が出てしまう。若い頃は体力面、無知の蛮勇、力技で成功体験できたという面もあり、競争社会のある意味常識的な思考トレンドでもあったので疑うことはなかった。
 だがどんなメソッドも万能ではない。振り返れば、悪い大人や女の子にそそのかされて、イケイケドンドンで徒労ばかり重ねた目標設定も多々あった。
 しかも自分で決めた分だけ、今思えばタチが悪かったものもある。

 勉強にしても、仕事にしても、目標設定すると一定の効果はあるが、いわば博打の一種でもあり、失うものの存在もある。また、結局勝っても、数年経ってみると身について残っているものは案外少ないと気がつくことも多い。

 例えば、会社などで必要に駆られて慌てて短期間で取得した資格は、自身の中で、理論や実務との関係性が、未だに曖昧な上、お金にもなっていない。
 仕事も、会社の数値的な成果や、一時の高い人事評価狙いで作ったマニュアルやシステムは、頭の悪い上司が喜んだだけで、自身の成長には今一つだった。
 下世話な話では、女の子にモテるためだけの努力は、本当に一時のものだ。

 そんな類の目標設定と努力は、かえって有害だったと改めて思うところだ。

 最近は何かと急かされる時代で、目標を設定して効率よくプロットを刻む作業をひたすらやらされるわけだが、歳を取って狡猾になると、結局身につかないであろう事には予想がつき、下手な目標を立てる事自体くだらなく感じることも多い。

 急かして急かして、身につかないことをやらせて、成果らしきものの代償として人(特に若人)から成長する機会を奪っている。今はそんな世の中のようにも思う。

<内的動機にするならば自然な習慣化か>

 おっさん(著者)は、こうした経験や想いから、下手に目標を立てるよりも「自然な習慣化」が可能なことを続けたほうが、ずっと残る豊かな経験になるし、結果的に幸せになれると結論付けるに至った。

 それって結局「続けるという目標」を立てているだけでは? と、言われると、そうなのかもしれない。目標を立てた結果、自然な習慣化に移行したのであればそれはそれでいい。だがいずれにしても、あえて目標を立てるまでもなく続けたくなるものこそが、やはり自分の一生の肥やしになるように思う。

 おっさんにとっては、note連投もそうだが、大人になってからの資格等のお勉強や、読書(漫画含む)、健康のための習慣は目標で縛ろうという感じが無くなっている。
 これらのように自然と習慣化に向かうものは、追われなくていいし、終わりもない(良い感じに韻を踏んでら)。しんどくなくてやり甲斐、生き甲斐として最適に思う。

 何か長く続けられることはないかと考えた時、目標設定というメソッド一本槍ではしんどいようだ。やはり内的動機としては、自然な習慣化をこそ大事にしたい。

<あくまで理想の配合だが、noteの継続など長期継続する何かでの動機設定としては正しい>

 相変わらず振り返り記事は取り止めもなく書いてしまったが。。。まとめると

①下手な目標を自分で立てると縛られて辛くなる
 なんとかできたとしても虚しいことも多いように思う。また、縛られるタイプの動機ならば、内的な目標設定より、外的な要望に伴う義務感に従った方が良いように思う。義務感とやや後ろ向きに表現したが、熱量が高ければ使命感と呼べるかもしれない。いずれにしても自分で自分を縛る状況より、否応もなく人の影響を受けて縛られる方が、動機としては気楽であり自然であるように思う。

②内的動機はやはり、自然と習慣化できるものにつきると思う
 好きなことだけで生きていくという思想が流行っていて、それに近いのかもしれない。おっさんは同思想は危険で極端だと思っているものの、ビジネスではなく、できる範囲での生き甲斐だったら、その思想でも良いのではと思う。
 自然な習慣化までいかないと、身に付く強力なスキルにはならないし、やっていてしんどいばかりなのも確かだろう。

 外部からの要望による義務感と、自身が自然と習慣化できるものをマッチングすることはかなり理想の話ではあるが、それでも最適点であるとの認識は正しいように思う。好きを仕事にと考えると誰にでもできるものではないからしんどいが、可能な範囲での生き甲斐について、動機設定すること自体は間違いではないだろう。

長文にお付き合いいただき感謝。

 ではここで、今月の投稿を振り返ってみたいと思う(あくまで今回は振返り記事なので)。

<彷徨うおっさん 3回分>
執筆には熟成が必要(全2回)
>話しかけられやすい人の特徴(全1回)

今月彷徨シリーズは3回。月ごとに彷徨か窓際かで交互に多くなるように思う。閑散期はプライベートが、繁忙期は仕事が大変だから、
といった波なのだろうか? そうでもないようにも思うがそんな気もする。意外とテーマがばらけない。
執筆についてはある時はnoteを続けるコツなどの記事として、ある時は振り返りの際に都度都度執筆している。今回は書けるようになった心境について、
熟成と表現して書き連ねた。若いときは案外恥ずかしくてかけない内容や、考察が浅くて躊躇する内容もある。
単純に長く生きていて、以前からの考え方や体験が、時代や状況に合ってくることもある。その実感を語ったつもりである。
長生きはするものだと、改めて考えないわけにはいかない。

話しかけられやすい人の特徴は、おっさん自身がなんとなくそんな人間のような気がしたのがきっかけで、自身の体験と、
周囲の意見を少々吸収して、独自に考察した。
この手の「〇〇な人の特徴」という記事はありふれ過ぎているが、自分で完全オリジナルにまとめてみるとまた違う。
話しかけられやすい人の特徴で検索するとおっさんの記事以外にも大量に出てくるので、比較しても面白いかと思う。


<窓際のおっさん 15回分>
理想論としてだが、仕事で全力を出すための提案をしたい(全1回)
仕事は辛くも楽しくもない(全7回)
部下とは思い通りにならない手足である(全7回)

全力を出すための提案は、短いがおっさんが常々考えている「働き方改革」である。おっさんは日中の時間は苦手で眠く、
会社は部署によって不公平感が大きいので、もっと柔軟にしてい欲しいと思い、あくまで理想論だが書くことにした。
なかなか他所で問題として取り上げてもらえるとは思えないが、一石として書いておきたかったことである。

仕事は辛くも楽しくもないは、世の中仕事が辛いか楽しいかでいつも意見が分かれていて、だから感情が上下すると考えて執筆。
現代はブルシットジョブなどに悩まされていて、働き方を通じた生き甲斐の追及が困難になってきている。
そうした中で、おっさんは仕事は「つまらない」と思っているが、そこから「辛く」はならないように手を尽くすようにしている。
かと言って、色々試した結果「楽しもう」などとはもう思わないことにしている。
それは無理があるし、仕事を楽しんでいる人はかなり特殊であるとも分かった。
じゃあどうするのか? この記事はそんな、おっさんが経験し、考察した真実を交えて、
仕事をどうとらえてどう生きるかの最適解を提案したつもりである。結構人気で嬉しい。リアルの友人も賞賛。

部下とは思い通りにならない手足の記事は、組織において、人由来のつまらない摩擦を起こさないようにと思って書いた。
仕事は辛くも楽しくもない論考よりは出来は良くないが、やはり体験談メインでどんな時に揉めがちかを書いたつもりである。

かくも窓際シリーズで、読者にとって少しでも、会社で過ごす時間が楽になれば幸いである。

<資格いおっさん 6回分>
電気主任技術者(全6回)

今月は電験のみだが、たっぷり6回分執筆。難関資格だったが取得して本当に良かった資格。
本記事公開時現在は、電験二種の取得を目指して勉強中であるが、こっちもいつか書ければと思っている。

本記事を境に15~20ぐらいフォロワが増え、一記事に対する「スキ」の数も増えてくれた。
本当に有難いことである。難関資格は、全然違う分野での活躍でもいくらかパワーになるようにも思えた。
単純に資格取得は人生の暇つぶしでもあるのだが、これからも勉強を続けたいと思える出来事だった。


<読了のおっさん 4回分>
海王ダンテ
Dr.STONE
>宝石の国
>薬屋のひとりごと~猫猫の後宮謎解き手帳~

今月は4本、これ以外にもガツガツ読んでいて、来月もそれなりにUPする予定である。
海王ダンテは名作。ARMSの皆川先生の絵で、濃いファンタジー歴史海洋ロマン。おっさんの大好物である。
Dr.STONEは絵柄が子供向けに近いものの内容はかなり良い。子供に読ませたいが、大人が読んでも納得。
岡田斗司夫氏が主人公が悪の秘密結社の総帥だと言っていたが、その評にも納得。
宝石の国は友人のガッサンのオススメで読んだが結構難しい。おっさん向けではないが読むべきものとしてラインナップ。
仏教ものであるので、仏教にしびれていたおっさんには多少分かる理屈と内容ではあったが、難しい。でも読んだ方がいいというやつ。
薬屋は有名。アニメも見た。面白い。みんな大好き。猫猫みたいな女性はあまりいないが、とても良いと思う。
サンデー版の絵が渋い方が好みだが、あくまで好み。


<おっさんミニ情報 1回分>
>十条のからし焼き

うって変わってB級グルメの紹介記事、十条という場所は、激安の総菜などが売っている商店街がとても面白かったが、
からし焼きの元祖が存在する街でもあった。思い出すだけでお腹が反応するのだが、色も香りも味も刺激的。
というわけでついnote記事となってしまった。

これからもB級に限らず、いいなと思う名物をどんどん紹介しようと思う。

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