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2歳児から学ぶ仕事論

週末は久しぶりに仕事が落ち着いていたので思いっきり娘と遊ぶことができました。

朝は7時前に起き、そこから2時間ひたすらアンパンマンブロックを作っては壊し作っては壊し

少し外が暖かくなってくると近くの公園へ

ブランコと滑り台を何度も何度も楽しんでいました。

子供と本気で遊ぶと、昼過ぎにはくたくたになります。

気づけば一緒に昼寝をして、また3時頃から遊びが始まります。

子育てをしていたり、身近に子供がいる人にはわかると思いますが

こどもから学ぶことって多いですよね。

本能のままというか、人のあるべき姿というか。

実は子供が一番仕事論についてわかってるんじゃないのかと思います。

好奇心の鬼

娘は家に初めて見るものがあると一瞬で飛びつきます。

何か気になって仕方ないのです。

先日ワイヤレスイヤホンを買ったので玄関に置いてあると家についた途端奪われました。

蓋を開けてみて取り出そうとするので、さすがに壊されると困るので取り上げて使っている様子を見せてあげました。

すると次の日の朝、早速玄関で勝手にケースを開けて僕の耳にイヤホンをぶち込みに来ました。

ちゃんと覚えてるんやなーと関心するしかありません。

仕事において社会人経験を重ねると新しいことが少なくなって、だいたいのことは事前に想像がつくようになってしまいます。

自分である程度の結果を決めつけて行動してしまうのですが、気がつけば好奇心が無くなってしまっているなと反省してしまいます。

以前上司だった60代の部長は子供のように好奇心旺盛で、聞くことを恥ずかしがらない人でした。

「スタバ行ってみたいから奢るからついてきてくれ」

「老後にゴルフしてみたいから教えてくれ」

そして、何かを教えると

「へぇー ほー なるほどー」

と上司にも関わらず質問したときにはしっかり生徒みたいでした。

もちろんその部長はめちゃめちゃ仕事ができる人でした。

子供のような好奇心は社会人の成長にも欠かせないものだと思います。

トライ・アンド・エラー

ブロックを組み立てては、高く積みすぎてバランスを崩してばらばらになる。

すると笑ってまた初めから積んでいく。明らかにだんだんと上手になっていく。

正方形の棒積みだったのを、途中で長方形のブロックを挟み頑丈にしていく。別に教えたわけではないのに上手になっていく。

効率はもちろん悪いが、なぜできなかったのか、何か変更すべき点は無いか。そんな事を考えているかのように上達していく。

でも、すぐに違う遊びになって次は色別で組み立て始めたりする。

この子なりのゴールがあってまたすぐ違うチャレンジを始めている。

ここまでのトライ・アンド・エラーをできているだろうか。

すぐに諦めた事が僕にはたくさんある。

インスタでの情報発信を試みたこともあったが続かなかった。
そもそも写真とか見栄えとか全然トライすること無く諦めた。

アフィリエイトもやってみたが、そもそも本気でいいと思えるもの以外おすすめする術がわからず放置している。

子供の凄いところは自分が満足するまでひたすら続けるところだ。

真似してみよう。

人に頼る

子供はびっくりするぐらいできないことも多い。でも、自分にできないことはしっかり人に頼る。

親と子ではお金は介在しないが、何かお願いされてやってあげると

「ありあとー」と舌足らずの礼を言ってくれる。いわゆる報酬だ。

僕は一人で仕事をしていて、抱え込みすぎてしまうことが多い。

幸い納期遅れは10年間出したことはないが、その分徹夜や過労で倒れた事もあった。

人に頼るのが圧倒的に下手でした。

妻ができて仕事に対する考えが変わってからは、外注でお願いしたり同業の友達を作ってあまりに辛いときは仕事を回し合う事もできるようになってきた。

子供はこれが産まれて2年でマスターしている。

弱さをさらけ出す強さ。良き。

一つから千を生む

おもちゃは気がつけば増えていき際限ないが

それでも一つのおもちゃでずっと遊んでいることも多い。

積み木一つとってしても

積んで、壊して、落として、投げて、色分けして、転がして

こんな木の塊でよく楽しめるなと思うほど遊びます。

一つのものからいくつもの楽しみ方を絞り出します。

僕達大人は自分の持ってる能力が全能だとはとても思えません。

あれもできないこれもできない。

でも子供は逆なんです。

あれはできるこれもできる。

赤い積み木は、マグロのお寿司でいける!

三角の積み木はおにぎり役。

自分の仕事もつまらなくなることが多いです。

かつて僕も自分の本業に縛られていたことがありました。

ネジ関連の仕事で、僕ができることなんて知れている。
これ以上できることは無い。

でも、別にネジ以外でもいいやん。自営業やしお金稼げたらいいやん。

そう思ってから色々と勉強するようになって、本業の仕事もより楽しくなりました。

僕という人間の「一」から「千」の使い方を考えようと思っています。

まとめ

とにかく子供と向き合うと疲れる。それは子供が常に全力だからだと思います。仕事でここまで疲れないのはそこまで全力で仕事している人が珍しいからだと思います。たまにエネルギッシュなオーラで纏われたやばい人がいますが、大抵ノリノリの経営者です。全力です。

こんな馬鹿なやつが?と思うような金持ち経営者はずっと子供のままの全力好奇心野郎なんだと思います。

斜に構えてわかったフリするのはやめて、興味に本気で突き進んでみようと思います。

とりあえずはnoteを書き続けた先に何があるのか確認しに行こうと思います。

よかったらスキ・フォローで一緒に僕の結末を見てください。


こんた。

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