だれしもがクリエイティブを持っている
いつも美しい話をしてくれるひとがいる。 Do you know the secret?とまっすぐ目をみて話してくれる。
彼女が教えてくれた The Secretをふたつ、みんなにもおすそわけ。
だれしもがクリエイティブを持っている
彼女はよく絵を描く。あなたの絵が美しいと思うと伝えた。ありがとう、と言った後に、あなたは絵を描くの?と聞かれる。
絵なんて、長い間描いていない。美術は評定3だったし、絵より文章の方が得意。好きかはもう忘れた。
そんな話をした。すると、Do you know the secret? と彼女。
「クリエイティブな才能は、誰しもが持ってるの。ただ、使っていないだけで。だからそれを、解放してあげたらいいだけなのよ。あなたが持っている、あなたの才能を信じてもいい。みんながクリエイティビティーを持っているって、知ってた?」
言葉にはならなかったけれど、彼女の言っていることを、心で理解したことを態度で伝えたくて、フォークとナイフをおいてお話を聞いた。
牛は怖くないの
馬は好きか、と聞かれた。「馬は好き。牛は苦手」となぜか牛を当て馬にしてしまった。(しかも牛肉が一番好きなのに、申し訳ない)
「なぜ牛が苦手なの?」と聞かれて「なんとなく、怖い」と答えると彼女は「牛は怖くないの。Do you know the secret?」
そしてつづける。「心の中で、こんにちは!とつぶやきながら近づけば、触らせてくれるのよ。近寄ってきて、立ち止まって、お辞儀をしてくれるの。今度一緒に会いに行きましょう!」と。
だから、牛は怖くない。怖がる必要のない、心の通じる人間のような生き物なのだと。牛をそんな風に思ったことがなくて、でも触りに行くのが楽しみになった。
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「なーんだ、こんなもんか。知ってる知ってる」とおもったひともいるだろう。わたしもそうだ。情報としては、既知の事実。さまざまな本に書いてありそうなことだ。
でも考えてみてほしい。こういうお話を、食事をしている友達とするだろうか。普段ひとに、大事な秘密を教えておしえてあげるだろうか。
わたしにとっては日常ではない。でも彼女にとっては、日常会話なのだと思う。
日常のつみかさねが人生をつくる。こんなあたりまえにあふれた彼女の人生は、どんなものなのだろう。
彼女の見えている世界をみてみたくて、私の日常であるnoteの記事にして、日常に組み込んでみた。
お付き合いいただき、ありがとうございます!
お返しの愛は無限大、一緒に幸せに貪欲になりましょうね!!