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わたしがわたしを認めること

新卒で協力隊になった
新卒で協力隊になるのはリスクがあるというのも考えた上で選んだので、協力隊になったことに対して後悔はしていない。
だが、そうは言ってもifは協力隊になってから沢山考えた。

仕事の経験値を積んでからなれば色々もっとできたんじゃないか
何か突出したものがあれば私にもお願いされることがあったんじゃないか
人見知りを発揮してしまってせっかくの機会だったのに何も次に繋がりそうなこと
を話せなかった。営業スキルが私にあれば,,,
なんの人なの?って聞かれて何も言えない。
あなたはどうしたいの?んなもんこっちが聞きたいわ!

自分に足りないところが多すぎて、うまく受け答えできない自分がいつも恥ずかしい

おそらく友人がこういう悩みを持っており、仮に相談してきたとしたら、「そこまで気にしなくても大丈夫だよ、他にも素敵なところがいっぱいあるんだよ」と私は本気でそう思って励ましの声をかけていただろう。だが、それを自分にはできない。どうしてできないんだと責めてばかりいた。

そんな自分が少しずつ変わってきたなと思ったのが、協力隊2年目に入ってからである。
新しい企画をしてみるってなった時に、去年の経験を元にどうしたらイベントがいいものになるか考えることができる自分がいることに気づいた。

これまでは、ただ気持ちが急いてしまっていて、だけどどうしたらいいのかうまくわからなくって
そりゃそうだよねと。経験値が圧倒的に足りてないのに、天才でもないのにそんなひらめけるわけがない。
みんなアイデア出しとかでいろんな意見を出していてすごいな、
デザインぱぱっと作ってしまっていてすごいなって思ってたけど、
みんなこれまでに経験を積んで、その引き出しを元にアイデアを出していたんだなって。アイデアは泉のように湧いて出てくるものではなくて、これまでの経験から点と点を繋いで形になるものなんだって

じゃあ引き出しがそもそも無いのに焦ったってそりゃしょうがない。

私には何もない。だからなんでもやる。今は将来の引き出しを増やす期間。

そう認めたら、背負うものがなくなってなんでもやってみたいと思う自分が出てきた。認めるっていうのは、自分の状況や心情を俯瞰することが必要。やっとできた。
今すごくヘルシーな気持ち。


わたしがわたしを認められるようになった話


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