感じるだけ、というしあわせ
心の声が溢れそうな時
誰かに聞いて欲しいとかかる電話
いざ聞く相手の声に
いつもながらに調子を合わせてしまう
どうしたの?楽しかった?よかった?
また置いてけぼりにしてしまう
強がっちゃうんだよね
それもまた
それもひとつの優しさなんだよね
そうして過ぎてく時間に
過ぎた時間に感謝する
少しでも苦しさを感じる時間を
先送りしてくれてありがとうと
感じることから考えることに
転嫁するのをやめたくて
羽毛布団を大きく被る
いっときして、ゆっくりと顔を出して
何事もなかったかのように瞼を閉じる
明日の朝、起きたときの
何も考えていない
感じるだけの一瞬
そのひとときの喜びのために
明日も少し頑張ってみよう
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