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女の子は本当に女の子っぽいおもちゃに興味を示すのか

子供が生まれたら、確認したい事があった。
一般的に女の子好みとされているものは、本当に女の子が好むのか。

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身体的特徴としては女である子が、2人産まれた。
心は男かもしれないし、心も女であっても、男の子好みとされているものを好むかもしれない。
親や周囲が、良かれと思って女の子好みとされている物を与える事で、女の子となるのかもしれない。

■おもちゃの好み

おもちゃは、ユニセックスのブロックや楽器などを中心に購入してきた。キャラクターは、「しまじろう」と「アンパンマン」が大人気であった。

しかしながら、ある程度歩き回れるようになった頃におもちゃ屋さんに連れて行くと、男の子好みとされている車や戦隊もののコーナーには目もくれず、女の子好みとされているコーナーへ突進、お人形が欲しいと、目を輝かせ、しばらく居座るのであった。

ゲーム類も好きだが、キッチンセットや人形類、女の子好みとされているおもちゃでよく遊んでいる。

■洋服の好み

頂き物以外は基本的にユニセックスとなり得る白や黄色を選び、Tシャツや短パンを選んで様子を窺ってみた。

しかしながら、ショッピングモールでお買い物中、フリフリやキラキラのついた洋服に目を奪われ、購入をせがまれた。Tシャツと短パンがデフォルトの娘が、突然フリフリを着ると少々違和感があったが、スカートを着てクルクル回り、大喜びである。

そして、毎日、これじゃないとイヤと、着ていく物にこだわりを示すようになり、楽しそうに選ぶところを、私たちは応援しながら見守り、時折少しイラだちながら待っている。

■髪型の注文

物心つくまでは、髪型は2人ともグリーンだからちゃんみたいな、前髪ぱっつんのおかっぱ頭としていた。小さい子供だからこその可愛さであった。

物心ついて以降、髪は女の命とばかりに伸ばし始め、2人とも毎朝、髪型に注文をつけてくる。お友達がこんな髪型してたとか、今日のゴムはこれがいいとか。

■絵本の好み

王道のアンパンマンは、1歳から約3歳くらいまで大人気だったが、概ね3歳ごろから、絵本は「見た目の可愛さ」なども重視されている。

4歳の次女は、最近就寝時に毎日のように同じ本を持ってくる。「おひめさまになれる まほうのとびら」か、「10かいだての おひめさまの おしろ」である。

「今日のドレスはん~これ、くつはコレで、ママはどれ?」と。毎晩飽きずに女子の会話を楽しんでいる。

■まとめ

少なくとも、我が家の2人の女の子を観察する限り、好みは先天的であり、2人とも体も心も女と思われ、女の子好みとされているものを欲している。

後天的に作られた「女性像」もあるだろうが、「三つ子の魂百まで」と言われるよう、大方の基本的性格や好みは先天的なものなのだろう。



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