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ゆるビールまとめ

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ビールに関する記事をゆるっとまとめたマガジンです🍺 ゆるい運用なので初心者向けから上級者向け、大手ビールもマイクロブルワリーの記事、なんでもいれると思います。
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2020年7月の記事一覧

クラフトビールはしご酒

なかなか規制が厳しくて、旅行にも遊びに行けないシドニーなので、友達とクラフトビール醸造所めぐりをしてきた。 オーストラリアといえば、ビールをよく飲む!というイメージがあるけど(ある?)、高品質でちょっとトガッた感じのクラフトビールは、ここ10年ほどの話(これは世界的にもそんな感じかな?)。 でも、一度人気が出てくるともともとビール好きのオージーがほおって置く訳がない。今ではたくさんのクラフトビールがシドニー、いやオーストラリアのあちこちで造られている。 今回行った場所は

飲みにくくて美味しい

お酒に携わっていてずっと疑問だったことがあります。「飲みやすくて美味しい」とはどういう意味でしょうか? webや雑誌でも「飲みやすくて美味しいお酒」の特集がたくさんあります。お店で飲む時も「何か飲みやすいのください」と言う人をたくさん見てきました。「飲みやすくて美味しい」というセリフはよくありますが、逆に「飲みにくくて美味しい」とは聞いたことがありません。日本人は「飲みやすい」ものが好きなのだなぁとなんとなく思いますが、そもそも「飲みやすい」って一体何でしょうか? 今まで

「クラフトビール」とは

皆さんこんばんは、酒井です。 「クラフトビール」という言葉、一度は聞いたことある方も多いと思います。でもこのクラフトビールを説明するのって難しいと思います。今日は諸説あるクラフトビールの定義について、私的な考えを書いてみようと思います。 一般的なクラフトビールの定義とは? まずは、クラフトビールの定義についてお話します。一般的にクラフトビールとは、小規模な醸造所でつくられるビールを指します。英語で「職人技のビール」「手作りのビール」などを意味する表現です。大規模に大量生産す

クラフトビールづくりから、アルコールのないドリンクづくりへ大幅変更します。

ちょうど去年の今ごろ、クラフトビールの醸造所を作るために準備をはじめました。 「廃園になった保育園」という最高の激レア物件が見つかって、そこでビールを醸造し、レストランを併設してできたてのビールと地元の食材を使った料理を楽しみ、晴れた日には広い園庭で外飲み、夜は教室に宿泊。これを書いている今もワクワクするようなそんな計画でした。 今ごろには醸造所の工事もはじまっているはずだったのですが、コロナの感染拡大を受けこの状況下でオープンするのは難しいと判断しました。 長い時間を

日本でも人気上昇の予感! ビールの新領域“サワービール”って知っていますか?

キリンビールから発売された、ブルックリンブルワリー(BROOKLYN BREWERY)の新しいサワービール「ベルエアサワー」。今回は弊社で実施したベルエアサワーのプロジェクトについてご紹介していきたいと思います! プロジェクトの概要はこちら ブルックリンブルワリーは、アメリカの代表的なクラフトビールメーカーです。 ブルワリーの食、アートシーンとのコラボレーションは珍しくありませんが、今回は日本企画として、ブルワリー、食、アート、人とのコミュニティーを繋ぐプロモーションを

うしとらと私

いま私は3つの仕事をしているのですが、 そのうちの1つが下北沢のビアバー「うしとら」のスタッフです。 下北沢に暮らしていたのは、いまから4年ほど前、 うしとら徒歩2分くらいの場所に住んでました🤣 うしとらは元々いま弐号店がある場所に壱号店の店舗があって、5.6年前いまの場所に移ってきたのでした。 最初は新しいお店ができたのかな?と、 ふらっと1人で呑みに。 クラフトビールのおいしさに出会った瞬間でした。 ロンドン🇬🇧に行った時、ポンプ式のビール🍺を初めて味わい、クラ

【ジョージア・クラフトビール】Bayo Brewery② ICH WILL

クラフトビールがめっちゃあるジョージアなのですが、ちょこちょこ見つけてはデリバリー購入してるので少しずつレポートしていってみます。 醸造所:Bayo Brewery HP : https://www.facebook.com/Bayobrewery 飲んだビール:ICH WILL 価格:5ラリ(約175円) サイズ:330ml アルコール度数:5.5% 最初の香りからとてもフルーティ。飲むと少し酸味があってワインのような味わいがあります。舌触りがすごくこっくりしてます!

ピルスナーの再発見!新聞記者が生み出す新時代のピルスナー『MJ PILS』をみんなで飲もう! HOPPIN’ GARAGEビール第8弾、柏木凌真さんの『MJ PLS』乾杯レポート

**この記事は、2019年5月に実施したイベントレポートの、note転載記事となります** 2018年10月に始まった『HOPPIN’ GARAGE』。 「こんなビール、あったらいいな」という熱い想いを持った人が、つくりたいビールをサイト上で応募して、HOPPIN’ GARAGE事務局の審査の上で選ばれた人がサッポロビールのブリュワー(醸造責任者)と一緒にオリジナルビールを製造するという、ビール好きにはたまらないプロジェクトです。 https://www.hoppin-g

日本産ホップの取り組みをたどり、未来のビールをのぞむ。特集「#日本産ホップを伝う(つたう)」を始めます。

普段からよくビールを飲まれている方なら、「ホップ」という言葉は耳にしたことがあると思います。最近では、多彩な味わいや香りを楽しめるクラフトビールが浸透してきたことで、ビール好きの方から好みのホップを聞くことも増えてきました。 ホップとは、ビールづくりに欠かせない原料の一つです。ビール特有の「苦み」と「香り」を与えることから「ビールの魂」とまで言われています。 生産地の中心は北米やヨーロッパ。もちろん日本でも育てられていますが、「日本産ホップ」の生産量はどのくらいかと言えば

見た目とのギャップは裏切り?ひと口含むと、人と話したくなる腹黒いビール。HOPPIN’ GARAGE ビール第3弾、森シュンロウさんの『Night Rally』乾杯レポート

**この記事は、2018年12月に実施したイベントレポートの、note転載記事となります** こんにちは!KitchHike編集部のRieです。 2018年10月に始まった『HOPPIN’ GARAGE』。 「こんなビール、あったらいいな」という熱い想いを持った人が、つくりたいビールをサイト上で応募して、HOPPIN’ GARAGE事務局の審査の上で選ばれた人がサッポロビールのブリュワー(醸造責任者)と一緒にオリジナルビールを製造するという、ビール好きにはたまらないプロジ

第二の故郷からやってきたビールを飲む幸せ

以前、紹介したことあるかと思いますが、自分がMBA留学時代に住んでいたLeedsの街の誇るクラフトブルワリー、North BrewingさんのTRANSMISSIONというビールを飲みました。「誇る」と書いたけれど、別に大きな醸造所ではありません。ヨーロッパ郊外ならどこにでもありそうな、平家のちょっと大きめな建物。隣は自動車整備工場や倉庫。そんな中にポツンとある。 このくらいの規模感です。自分が住んでいる時にはなかったけど、最近、Leedsの駅近くに初の直営のTAPROOM

クラフトビールがアートであるならば

クラフトビールはアートである。 そんな言葉を結構聞くようになりました。言わんとしていることは分からなくもないのですが、若干の違和感を覚えるのです。 クラフトビールがアート作品であるならば、ブルワーはアーティスト。この関係性については良いでしょう。しかし、芸術作品はそれが存在するだけで価値があるのかというとそうではなくて、鑑賞者、この場合飲み手という存在があってこそ成立します。アーティストの思想や理想などを託された液体が酒屋さんやパブなどを通じて私たち飲み手のもとに届き、それ

無濾過ビール×泡盛 氷を入れて飲む、石垣島の「熟成していく」ビール ハイビールライト

人を惹きつけてやまない島 石垣島 石垣島は色鮮やかで生命力の強い島だ。 木々の緑は色濃く、ブーゲンビリアの鮮やかな色合いは目に眩しい。 那覇から飛行機で1時間。亜熱帯性気候のこの島は、手つかずの自然が残るまさに「南国の楽園」と呼ぶにふさわしい島だ 海の美しさは言わずもがな。 透明度は抜群によく、色とりどり魚たちがサンゴ礁の周りを気持ちよさそうに泳ぎ回る。 水面の光を反射してキラキラと光る、海底の真っ白な砂。ゆったりとした、しかし威厳ある姿で泳ぐウミガメ。 そしてマンタたちは