ヲキトシヒコ/CRAFT DRINKS

CRAFT DRINKS代表。http://craftdrinks.jp/ にてクラフトビール中心に情報発信中。キーケグ・ペテイナーの販売、米国Full Sail Brewing取扱い。日本初の樽生清酒やシードルを開発。本書いて即売会に出たり。BASEに自著の本屋作りました
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    ビールとまなざし

    私自身の経験や感覚から始まり、「クラフトビールにおける日本らしさ」や「日本らしいビール」というものについて考えてみました。 外国に行った時現地のパブでビールを飲み、私はその味わいや雰囲気などからその地域の地ビールを認識しましたが、それと同時に「あぁ、自分は余所者なのだな」という感覚にも襲われたことを強く覚えています。現地の方々には自明すぎて単離して理解することの出来ないものを私は発見したとも言えるような気がしますが、それは結局自分自身が日本人であるという理解の上に成り立っていることで、だからこそ余所者としての自分を意識せざるを得なかったわけです。 翻って、日本らしさを考えた場合それを規定するものは何かという疑問が浮かびます。日本人である私に、私たちにそれを描き出すことが出来るのだろうか?とか考え込んでしまうのです。どういう場から眺めているのかに始まり、見られる自分の姿と自ら見せている姿というものには違いがあることを認識すると「らしさ」について解きほぐすヒントが見えてくるかもしれない。言われて初めて気づく自分というものがあるような気がしているのです。 「どのような人がどのようなまなざしを向けるか」を考えつつ、「誰に見られているか」を意識することで私たちや日本という国のことが規定されるのではないかと考えています。 2021年12月31日発行
    1,100円
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    クラフトビールのマーケットシェア1%は本当か?

    「クラフトビールはまだシェア1%ほどの存在だが、新規開業も多く、大手メーカーもクラフトビールに市場活性化への期待を寄せて展開を強化している。」 この手のフレーズを一度は見たことがあると思いますが、昨今のクラフトビールの人気を背景にして枕詞のように使われているものであり、その根拠を明示しているものは見たことがありません。確かにそこそこのシェアがありそうな気もするのだけれども実際のところはよく分からないわけです。私自身ずっとこのことが気になっていました。そして、それをそのままにしておくのは良くないとも考えました。 「現在すでに1%で今後も伸長が見込まれるので新規参入しましょう!」と喧伝するコンサルティング会社も少なくないですが、その1%という数字が特定の誰かに有利な条件を設定して恣意的に作り上げたクラフトビールなるものを数え上げた結果であれば小狡いし、論理的で網羅性があってもダイナミックなクラフトビールの動きと同調していなければ意味がない。また、一般消費者の認識から乖離し過ぎては説得力に欠けるでしょう。クラフトビールという現象をどのように記述したらより多くの人と共有できるのか?という問題もここに同時に存在し、それに正面から取り組まねば更なる発展は望めないと思うのです。 こうした問題意識から取り組み、本書の結論としてはかなり妥当性のある或る条件下においては1%を達成していた時期があるということは分かりました。けれども、コロナ禍の影響で2020年以降がどうかはまだ分からないし、その「かなり妥当性のある或る条件」ですらこぼれ落ちているものがたくさんあるという課題も見つかりました。 どういう視点で何を目的に計測するかについて考えるきっかけにして頂けたら幸いです。 2021年11月21日開催COMITIAにて初版発行。
    1,300円
    CRAFT DRINKS
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    Hard Seltzer And Japan

    日経トレンディの2022年のヒット予測6位にハードセルツァーがランクインしました。クラフトビールの文脈を踏まえてハードセルツァーを知った方も多いと思いますし、アメリカで人気だとも聞きます。しかしながら、いつしか「あれ?これもハードセルツァーになるの?」というような例も散見されるようになりました。そこでハードセルツァーというものが現在どういう扱いになっているかを私なりに調査し、まとめました。日本でも大手メーカーが作るようになってきて徐々に露出が増えてきましたが、日本では今後どのように認識したら良いのかもまた考察します。結論として私が言いたいのは「いい波が来たから乗っ取れ!」です。 目次 国産ハードセルツァーが出始めた ハードセルツァーとは? ハードセルツァーはアメリカで流行っている? 実は話はそんなに単純ではない よくよく考えてみると・・・ 日本でハードセルツァーを作るのは可能なのか? 今後の論点を整理しておこう 呼び名とイメージ これから日本においてどう位置付けられるか A5・P11 2021年11月3日おもしろ同人誌バザールにて初版発行。 現在第2判。 ハードセルツァーに関する政府機関発表の情報も追加し、しっかりした製本を致しました。
    800円
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    • クラフトビール中心のCRAFT DRINKS的オピニオン

      • 98本

      日本のクラフトビールはまだ始まったばかりなので伸びしろがあるとも言えますが、普及・拡大に当たって色々なものが足りません。現状の課題をあぶり出し、そのソリューションを検討していきます。

    • クラフトビールトレンド

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      CRAFT DRINKS的視点でクラフトビールシーンの今を切り取り、日本のみならず、海外クラフトビールシーンのトレンド情報をピックアップしてお届けします。

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      CRAFT DRINKSが携わっている様々な活動の記録です。

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モルソン・クアーズ・ジャパン撤退で色々と考えた

こんなニュースが出たのでもう書いてしまおうかと筆を執りました。 「ジーマ」「ブルームーン」が在庫限りで販売終了 モルソン・クアーズ・ジャパン事業終了に伴い 今後…

新年あけましておめでとうございます

新年あけましておめでとうございます。旧年中は格別のご厚情を賜り、誠にありがとうございました。本年も変わらぬお引き立ての程よろしくお願い申し上げます。 2021年は新…

年末のイベントと新刊「ビールとまなざし」について

先日CRAFT DRINKS的 “BEER OF THE YEAR” 2021も書き終えて「あぁ、今年も終わりだなぁ」と感慨深くなるのですが、まだまだスケジュールが詰まっているのでそうも言っては…

CRAFT DRINKS的 “BEER OF THE YEAR” 2021

毎年恒例の“BEER OF THE YEAR”を書く時期になりましたが、ビールの話の前に今年読んだ漫画のことから始めようと思います。 夏にジャンププラスで無料配信されていた藤本…

イギリスよりニュートンコートのドラフトサイダーが日本初上陸!

リトルポモーナに続き、第三弾として新しくケグ詰めイングリッシュサイダーをご紹介致します。 東京都台東区に実店舗を構え、イギリスよりリンゴのお酒であるサイダーの輸…

ソニックユースを聞きながら、美しさのことを考えた

オフフレーバー。 クラフトビールを飲んでいるとちょくちょく聞く言葉です。DMSやダイアセチル、アセトアルデヒドなどは聞いたことのある方も多いのではないでしょうか。オ…